弐の槍さんからいただいた情報で、Lapierre Spicy号のリアブレーキピストンが片効き状態になっている可能性があることが分かりました。
そこで、先ほどキャリパーからパッドを外してみたところ、確かに片方のピストンだけが出ていて、片方は完全に凹んだ状態です。これはまさしく「片効き」かもしれません。そこで、出っ張った方を抑え、ブレーキレバーを引いたところ、あっさり反対側のピストンが出てきたので、清掃して改めてパッドを装着。レバーを引いたので、パッドの間はかなり狭くなっていて、これをまた広げるのが大変でした。専用スペーサもちょっとやそっとじゃはまらない状況。
スペーサを完全に挟んだあと、再装着。片効きではなくなった分、容易に装着できた気がしますが、やはりパッド間のクリアランスはギリギリです。左右のパッドがディスクに常に軽く触れている状態は変わらず。手でホイールを回すと抵抗を感じます。
どうして完全に元に戻らないのでしょうか…。Shimanoのマニュアルとかにも、戻りにくいときはリザーバーのふたを外してからやれと書いてありますね。Avid Juicy Threeのときも結局リザーバを外さざるを得なかったのですが、Formulaはトルクレンチのピンを抜いてやるしかないみたい。このサイズのトルクレンチがない…。
Formula難しいな。使用しているオイルのタイプも未だわからないし。
でも、とりあえずピストンの位置はセンターに戻っています。弐の槍さん、情報ありがとうございます。
…
それから10分後、リザーバーの星形レンチねじに2mmのヘキサゴンレンチを入れ、回したら意外にあっさり回りました。この状態でパッドを広げると、どうやらうまく広がりました! 緩んだねじの隙間から3滴ほどのオイルが流出しましたが、とりあえず締め直し、握りこんでパッドの位置を正常化したところ、パッドに隙間が空きました。本来の姿だと思います。
ただ、ポストマウントのキャリパーはここぞという位置を決めるのが難しいのです。レバーを握り込んだままキャリパー固定ねじを締めていくと、位置がずれてディスクをたわませます。仕方がないので上から両方の隙間を見ながら微調整です。そういえば、Spicy号にしてからはこの方法でリアは調節していますね。
完璧ではないけど、もともとSpicy号はこんな感じでしたのでまあ、元に戻った感じでしょうか。若干リアブレーキのタッチがソフトになったような気がしますが、エアを噛んでいないことを祈りたい…。
ちなみに本来星形のボルトにヘキサゴンレンチを突っ込むのは御法度です。そんなにきつく締めていなかったからなめずに回せただけです。きつかったらあきらめるつもりでした。
コメント
コメント一覧 (4件)
片効きが解消されたようで・・まずは良かったですね。
Rize用に選んだR1(キャリパーはRXですが)、構成が似ているので参考になりました。
ローター外した時は注意してますけど、そそっかしいので私もその内・・・かな?
(Formulaブレーキ、あまり情報が出回っていなくて困る事もしばしば・・泣)
Epicは同社のORO K24だし、結構マイノリティーなモノ選んじゃいました(苦笑。
そのORO K24、夏場と冬場でパッドのクリアランスが違ってますよ・・はて?
内部のフルード、温度変化に弱いのかも。レバー部もキャリパーも小型なので、
余裕が無いのかもしれません・・・(?)。今度のR1はどうなりますやら・・。
そうそう。icofitさん、リアメカのSRAMで調整とか悩まれた事、ありませんか?
先日から半バラして清掃〜メンテ中なんですが、どうも後のX-9の調子がイマイチでして。
シフトダウンしていくと、最後のインナーに乗らなくなってました。あれこれイジってますが、
どうもシャキッとしません。もう一度、ワイヤーから貼り直してみますが・・ちぃと面倒です(沈。
とりあえず直って何よりです。何回か握ると、ブレーキのタッチが改善される事が有りますね。
フォーミュラのブレーキオイルは、ヘイズと一緒のDOT4ですよ。ミネラルでは無いので、塗装面に付かない様に注意して下さい。
両手作業だとキャリパーの曲りが少なく成るので、レバーを握ったら、輪ゴムで固定して、キャリパーを押さえて、ボルトを締めるとキャリパーの歪みが抑えられます。ボルトも一気に締めるのでは無くて、交互に徐々に締めていけば、ずれるのも抑えられますので、やってみてください!
sadaさん。こんばんは。
formulaは情報がほとんどなく、メンテナンスが大変です…。
sadaさんはR1+RXですか。ブレーキレバーがR1というのはカッコイイですね。
フォーミュラーは、性能的にはOROもRXもよかったのですが、トラブルがあるときついです。VertexについていたのはK18だったかな?
ブレーキフルードは確かに、冬と夏でクリアランスが変わりますね! 初代Jekyllに付けたHayes HFX-9はクリアランスがゼロになり、それでも足りなくて最後には勝手にリザーバーからオイルが吹き出していました。
リアメカのSRAM XO、ありましたね。ローギアにチェーンがどうしても登ってくれないということが。Low側を一番緩めても登ってくれません。
あきらめていたら、原因は別のところにありました。マウントからリア・ディレーラーが数ミリ緩んで浮いていたのです(苦笑。きちんと締めたら正常になりました。
sadaさんは、分解もやっているとのことですので、これはないと思いますが…。私はこういう根本的な問題がよく発生しては悩みます(沈。
弐の槍さん。有力な情報ありがとうございます!
なるほど。よくレバーをゴムで留めている画像を見かけますが、こういう使い方もあるんですね。
この方法でやってみたら、確かに締める最中、キャリパーが動くことはありませんでした!
これで解決かと思ったのですが、どうもレバーを握ったときにキャリパーが適正な位置に行かないようで、何度試してもパッドに強く干渉します。
私の場合は、ブレーキを握らず、上から隙間の状態を見ながら締めるのが確実なようで、この方法だとディスクとパッドの干渉が最小限になります。
このゴムで締める方法は、AVIDとかHayesとかだとうまく行きそうな気がするので、次にHayesを使うときに試してみますね!
どうしようかな。ブレーキをStroker Trailに交換してしまおうかな…。Prophetの復活は延びてしまいますが…。