4月の最終日、exfit TVコンテンツ撮影のため、皇居の近くまで出かけてきました。
GWの最中ですが、実に多くのランナーが皇居の回りを走っていました。その中で、元マラソンランナーの方の取材を行いましたが、いい画が撮れていると思います。トップアスリートだった方はトレーニングの考え方や中身もレベルが高く、その工夫などは一般の方にも参考になると思います。
近日中にexfit TVにUP予定。
さて、今年の富士見はこれで行こうかと思っています。
…あ。違いました。これはリー先生用でした。
今、リー先生は西荻のオフィスにいらっしゃるのですが、先生用のJudge号は自宅にあり、離ればなれになっています。ちょっと申し訳ない気持ちです。
実物はこちら。2006年のレプリカより明るい感じになっています。実のところパーツがレプリカモデルとは違っていて、少しグレードを落としたパーツで組まれています。おそらくフレームだけ買って、その他のパーツを寄せ集めてみたのかな、と思います。全体的に、2006年のレプリカのほうが、パーツグレードが高い感じですね。一目見てまずいんじゃないかな、と思ったのがサドル。少しママチャリ系です。ここは変更必須。
そしてリアブレーキホース。これも長さとか確認しないまま、オークションか何かで買ったものを取り付けたのではないかと思いますが、実際のホースライン(ダウンチューブの下からBBを通る)を通らず、タイラップをつけて最短距離を通しています。それでもちょっと短めで窮屈。当初右前、左後ろブレーキだったのを、私が逆方向に変更しました。Hayes Stroker Rydeは低価格モデルだと思いますが、ブレーキ性能そのものはさほど悪い気はしません。2006年モデルについていたDH用ブレーキのMagura Gustavのようなストッピングパワーはありませんけど、私はそんなに飛ばせないし、十分な気がしました。
ちょっと疑問を感じるのが、RockShox Boxxer Race フロントフォークのダンパーサイド。コンプレッションダンピング調整ダイヤルは確認できますが、リバウンドダイヤルがない。ボトムにリバウンド設定方向が書いてありますが、その下にはヘキサゴンレンチを要するボルトがあるだけです。これはなんでしょうか? プリロード調整方法も不明。2006についていたMarzocchi 888 RC2はプリロード調整、コンプレッション調整ダイヤル、リバウンド調整ダイヤルのそれぞれがついていて、自分好みに合わせることができましたが…。
前後でホイールが違うのもいずれは合わせたいですね。リアがDEEMAXなので、フロントもDEEMAXにしてみたい気がします。
ただ、気のせいかもしれませんけど、持った感じが2006年レプリカより軽い気がしました。
さて、今日は全くそのままの仕様で公園ライドを試してみます。リア・カセットがロード用なのか、ギア比が高くてロー側でも軽さはなく、登りは大変でした。上から圧をかけてサスペンションを沈めてみた感じは、Lapierre Spicy号ともあまり変わらない感じがします。それはよりストロークが短いはずのSpicy号のサス性能が優秀ということかな?
まずはじめに、バイクの性能が良く分かるこの場所で。
他のバイクだと非常に緊張感を要する下りです。斜めの段差のところに根っこが斜めに張っているため、良くリアが滑って思ったところを下りられないのが原因です。しかし、Judgeはヘッドチューブ角が66度ということで、当然急斜面でもかなり安定します。さらに、サスペンションに余裕があることもさることながら、タイヤの太さが2.5inchあるので、滑らないし衝撃吸収力もすごい。ここはやはりDHバイクですね。
本当に何でもなく、いつでも止まれるくらいにコントロールしながら下りることができるので、今日は7-8回走ってみました。でも、全く問題がありません。私は現在45歳。MTBやゲレンデダウンヒルをやるのには現在のところ問題はありません。全身持久力の低下は感じるものの、筋力が衰えたとか、反応が衰えたとか、そういうことは感じません。左肩や股関節の痛みは回復に時間がかかりましたが、これは年齢によるものかもしれませんね。
ただ、体力を保てるのは40代までくらいで、50歳を超えたころから急激に来るよ、などと言われています。そんなことを考えると、今のような速度でゲレンデダウンヒルをいつまで楽しむことができるかなあ、なんてことも考え始めています。でも、今日のJudge号で感じたのは、そういう衰えを結構バイクが補ってくれるのではないかな、ということ。もちろん遅くはなっていくでしょうが、そういうことを認めて素直にDHバイクに乗っていれば、思ったより長く楽しめそうな気がしてきました。
急斜面を走ったあと、リアを思ったより使い切らない感じがしたので、段差も試してみました。
着地はウルトラスムース。リアはフルストロークしていました。フロントフォークも150mm程度はストロークしている感じかな。
この周辺でもJudgeはとても安定をしていますが、やはりDHバイクは常設コースをかっ飛ばさないとその限界性能を引き出すことはできないですね。
実は、2006年モデルを所有していたときも、私自身はあまりJudgeで走ったことがありません。主に、MTBを所有していない友人たちと走っていた時期、友人たちがJudgeを使い、私はProphet号かRansom号で下っていたからです。2007モデルのほうは、私自身がじっくり乗ってあげようと思います。
帰り道、上の子が赤ちゃんのころから遊んでいたSB公園に立ち寄ります。すると大きな遊具が撤去されていました。この公園のグラウンドは、下の子が保育園の年長さんのときまで、運動会をやっていた会場でもあります。その後すぐに工事が入り、実に4年が経過しようとしています。それに加えて、さらに1年以上もの間、またこの公園はこんな状態になるのだそうです。洪水対策が急がれるのは分かりますが、だとしたら親水化工事が落ち着いたあと、親水化区域に入れない状態のまま何ヶ月も放置しているのはなぜなのでしょう。現在より下流の洪水対策をやっている影響らしいのですが、未だ警報装置すら作動しないのだそうです。子供達が遊ぶのにはいい公園です。子供達が遊ぶ領域を何とか確保してほしいものです。
コメント
コメント一覧 (8件)
こんばんは! 凄いまたジャッジを手に入れたのですか?!
また、画像ではかなり綺麗な感じですね。
やっぱりコイツはDHコースですよね、自分もまた一緒に走れるように
今頑張ってます!
ナカダ〜!さん。こんばんは。ナカダ〜!さんの2006に比べると、パーツ構成が価格を抑えるためか全体的にショボイものになっており、BOXXERも残念ながらMarzocchi 888 RC2のようには細かく設定できないようです。
ナカダ〜!さんが復活されたら、改めてジャッジブラザーズで一緒に走りたいです。
速い回復をお祈りします。
judge良いですね。実は私も、judgeを勧められていたのですが、凡庸性のあるRZONE40にした経緯が有ります。
judgeの素晴らしさ分かってるので、今でも、欲しいなぁとは思っていますが、これ以上は流石に(笑)
ブレーキとホイールは交換されたほうが良いかもですね。
今年のボクサーは出来が最高らしいので、余裕が有れば逝っちゃて下さい(爆)
ありゃりゃ。ご無沙汰していたらNewマシンが増えている。以前もお持ちでしたよね?
やっぱりDHコースは、この手のバイクですよね。という事はSpicy号くんの富士見インプレが無いのか〜と思うとちょっと残念。
リー先生の件、笑わせて頂きました。
弐の槍さん。こんにちは。
RZ One40、めちゃくちゃカッコイイですね。オリジナルとは違ってLefty Maxに変わっているのでかっこよさもひとしおです。
先ほど、帰国中のとむっちUSAさんにお会いしてきました。とむっちさんもLefty Ultraユーザで、久々にLeftyユーザの方とその魅力を語り合うことができましたよ。
Judgeは富士見ではきっと最高だと思います。今年の会社の収益が上がれば、ボクサーも今年モデルに変更したいところです。しかし、ソロエアのWCは高いですね…。
Paraさん。こんにちは。
今年の富士見は基本的にJudge号を持っていくつもりですが、持って行けるようならSpicyも持っていきたい気持ちがあります。B,CはSpicy号で十分すぎる気もします。
でも、Judge1号機は私はあまり乗っていないんですよね。友達が乗ることが多くて。一度Aコースを走った時は、その安定度にびっくりしました。2号機はガンガン乗りたいと思っています。
どこかでみたことのあるJudgeが・・・。(笑)
私もチェックしてました。
ホースライン、やばやばですねぇ。
Gustavが消えてしまい・・・後継も開発せず。
私はGustavでないと怖くて下れません。(笑)
INFINITYさん。こんばんは。INFINITYさんもチェックされてましたか!
ホースラインはもう、直すしかないですねぇ。
ソレによって、フレームが擦れて結構深い傷が付いてるし。
> Gustavが消えてしまい・・・後継も開発せず。
お、そうなんですか…。あれは効きますよね。買うとしたら旧モデルを探すしかないのか…。
やっぱりD系のブレーキに換装した方がいいのでしょうか…。
まあ、そんなには速くないと思うので、少し早めにブレーキをかければ大丈夫かな(笑。