Prophet号 ハンドル交換

Wiggleさまに交換依頼中のContourHD 1080pですが、どうやら本日東京には到着しているみたいです。前回の状況を考えれば2-3日で入手できるのではないでしょうか? 今度は正常に動いてくれることを祈ります。

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最近私はiPhotoに変わってAperture 3を使用しているのですが、このソフトは非常に不具合が多いと思います。カメラをつなぐと自動起動するのですが、スタンバイ中にそれをやるとiMacの調子が悪くなったりして困っていました。最近3.1へのアップデートがありましたので、こういった不安定さも改善されるか、と思ったのですが…。

このブログでApertureのライブラリから写真を選択するとき、これまではSafariから共有のプレビューを利用してきました。しかし、3.1にてApertureのライブラリ形式が変更となってしまったようで、Safariからプレビューしようとすると読み込み中の状態のままなにも表示されなくなりました。不便です。

iPhotoは安定しているようなので、iPhotoでの運用に戻してしまおうかな? でもApertureのライブラリを逆にiPhotoからインポートしたりできるものなのでしょうか?

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さて、先日のエントリーでも書きましたが、Cannondale Prophet号のセッティングを変更して、自分にとってもっと乗りやすいバイクにしていこうと考えています。

買ったばかりのProphet号を高峰山DHコースでデビューさせたとき、その下り性能にビックリしたことを覚えていますけど、それまで乗っていたJekyll 500(2003)が標準で平地〜登りが得意な味付けになっていたのに対し、Prophet号はいろんな面で下りが得意な味付けになっていました。ハンドルバーに680mmのFSA XC-280 25mmライズを採用していたこともその理由の一つだったと思います。

購入直後のProphet 1000 (2005)

購入直後のProphet 1000 (2005)

最初の2年強の間はタイヤを除きほぼ吊しの状態で使用していたのですが、2007年にハンドルを630mm幅のFSA K-FORCE XC Carbonに変更しました。これによって、下りの操作は難しくなったのですが、町中での快適性は上がりました。

このProphetのハンドルを本来の長さに戻そうと2月に購入したのがEASTON Monkey Lite XC CNT Low Riser Barです。明らかに操作しやすくなったのですが、その後再入手したScott Ransom号を軽量化するために移してしまい、そのままになっていました。

このEASTON Monkey Lite XC CNT Low Riser Barを改めてProphet号に戻しました。樹脂製のエンドキャップは破損していたので、過去に富士見のbghで入手した金属製のエンドキャップに換えます。このエンドキャップは片側7mmありますので、685mmのハンドル長と合わせ、699mmになるはず。実測してみたらちょうど699mm-700mm程度の長さになっています。過去に経験のない長さの有効なハンドル長となりました。

ハンドル換装

ハンドル換装

分厚い金属製のエンドキャップを付けています

分厚い金属製のエンドキャップを付けています

今日のCannondale Prophet号

今日のCannondale Prophet号

標準ハンドルバーに戻したScott Ransom号

標準ハンドルバーに戻したScott Ransom号

もう16時も回っていてだいぶ遅くなったのですが、Prophet号で公園に出かけました。

武蔵野園さん近くの大木

武蔵野園さん近くの大木

17時ともなるともう真っ暗ですね。ペダルの上に立ってみると、乗車姿勢が大きく変わっていることが分かります。上半身の力が抜け、背中を伸ばして骨盤を前傾しやすくなります。ここのところ富士見や野沢温泉の追っかけムービーを見て、ちょっと骨盤が後傾気味だなあ(脊柱が曲がり気味にもなります)と感じていたので、下りのスタンディング時の姿勢を少し見直してみようと思っていましたが、やりやすくなった感じです。特に曲がりやすくなった感じがあります。舗装路や土の上でのスラロームを試してみたら、明らかにバイクを抑えやすくなっています。

両手の間隔は「腕立て伏せのときに取る位置が強い」などとよく言われますが、私の場合は700mmのハンドルをいっぱいに握ってちょうど、となります。

私たちは手のひらの下部でハンドルグリップに上半身の一部の重さを伝え、体を支えているのですが、このグリップの位置は私の場合ちょうど、この力が向かう方向と肘〜手のひらの下部の線が一致する姿勢になります。これは、2本の円柱が地面の上にまっすぐ立つのと同じです。

このとき円柱を斜めにすると、円柱は倒れてしまいます。なので力を加えてまっすぐな方向に戻してあげなければいけませんが、この円柱が手のひら(円柱の底面)〜肘(円柱の上面)だとすると、斜めになろうとする円柱を立て直す役割をするのが上腕三頭筋という上腕部の後ろ側にある筋肉です。円柱がまっすぐに自立していればそれを補正する力は必要なくなるはずですが、手のひら〜肘が適正な位置に置かれれば上腕三頭筋の働きと機能は最小限で済むことになり、腕上がりを防ぐことができると思われます。代わりに、上半身がハンドルに向かって落ちないように支えるために、肩関節周りの深層筋(いわゆるインナーマッスル各種/棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)や大きな筋肉の大胸筋、三角筋などに負担が移ることになります。

逆に、今までのように漕いで前に進む場合、登る場合は前輪が左右にぶれやすくなったり、肩関節を安定させてハンドルを引くのが難しくなるデメリットもあります。短い登りでは問題なく、逆に今日の滑りやすいコンディションでサドルを低くしたままなのにあっさり登れてしまったのが不思議でしたが、長い登りはきつくなるだろうなあ、と思います。5月にこのハンドルバーを取り付けたRansomで奥多摩を登ったときにそれを痛感しましたから。まあ、Ransom自体が16kgもあったので、それも大きな理由でしょうが。

暗くなっていたので、神社裏の土手も1回しか下れなかったのですけど、ハンドル幅が広くなったことで安定していたように感じました。できれば高速な下りのターンを試してみたいですね。

2004年秋、funride誌の付録DVDで初めてProphet号の勇姿を見たとき、試乗している安達靖プロが「Cannondaleは伝統的にヘッドが立ち気味だけど、Prophetはヘッドを寝かせることができるので、より下り向き」というようなことをおっしゃっていました。確かに2005年のJekyllを見てみると、ヘッドチューブ角は71.1-69.2°となり、ProphetのFRポジション設定である67.5°はかなり寝た状態だといえます(XCポジションだと69°)。これは、後発のRizeは68°、最新のJekyllは67.7-68°と比べても寝た角度だと思います。LeftyなのでXC3 Siステムを使うとステムは最短でも90mm。これをもう少し短いものに換えたくなっています。

野沢のムービーを見てみると、私は右コーナーが特に苦手で高速なパートでは明らかにアンダーステアになっていました。また、ちょっとした地形の変化でハンドルが急激に切れ込んで負けて転倒、という箇所も数カ所ありました。Ransomではこのような倒れ方をすることはほとんどないことを考えても、短いステム、幅が広めのハンドルで改善できそうな気がします。さらにコーナリングが苦手な私でも、小さな動きでよく曲がれるようになるのではないかという期待があります。

ダウンヒル向けの700mm程度の25.4mm径のハンドルバーを入手して、手持ちのSIC 40mmなど、短いステムを組み合わせてみようかな?

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