1990年代前半は

FMV-S8360

GyaO Nextで「高校教師(1993)」を見ていたら、羽村先生(真田広之さん)が自宅で仕事を始めました。この時代はノートパソコンじゃなくて、ワープロだったりするんですね。そういえば、私もこの頃はワープロで仕事をしていましたね。

しかも、羽村先生のワープロは富士通のオアシス(OASYS)です。私が当時持っていたのも、オアシスだったなあ。OASYS 30 AX-401だったと思います。もちろん、親指シフトモデル。

FMV-S8360の親指シフトキーボード

FMV-S8360の親指シフトキーボード

ん、じゃ、もしかして。羽村先生のワープロを巻き戻してみてみると、そう、彼のラップトップワープロも、親指シフトモデルでした。すごい。この頃は親指シフトキーボードが堂々とドラマに登場していたのか。

私が初めて親指シフトキーボードに触れたのは、1988年、ティップネス渋谷店のスタッフルームでしたね。そこには5インチフロッピィ対応の、当時でも「古い」型の業務用オアシスが置いてありました。黒いスクリーンに緑の文字だったような気がします。そこで資料を作らなければならない、という話になったとき、とても打ちにくいキーボードだなあ、と思ったことを覚えています。それが今ではヘヴィな親指シフトユーザーになってしまいました。

最近は勝間和代さんが著書で紹介してくださったこともあってか、親指シフトユーザでない方が親指シフトキーボードに触れたブログなども見かけるようになりました。

親指シフトキーボードはノートや外付けを問わず、年式が新しくなるたびに従来の見た目が少しずつ失われています。以前は親指シフトキーと変換・無変換は独立しているのが普通でしたが、ノートはかなり昔に共用になりましたし、外付けもUSBタイプは共用になりました。今後はこれが主役になっていくでしょう。また、親指キーも昔はほかのキーよりかなり高くそびえ立っていたのですが、最近のは低いです。ドラマや映画で出てきても、注意して見ないと判別は難しいかもしれませんね。

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