LEFTY MAXのmigration

以前、取り外したLEFTY MAX SPV EVOLVE (140, 2005)の長さが、新しく取り付けたCARBONタイプと比べてかなり長さが短い、ということを書いたと思いますが、OWNER’S MANUALを見ると、どうもmigrationという症状を起こしていることがわかりました。これはLEFTY MAXが採用しているNEEDLE BEARINGの構造が影響しているようです。この仕組みはたくさんのメリットを持っているものの、定期的な(簡単な?)メンテナンスが必要になるんだそうです。推奨通り定期的にショップに預けていれば、きっとショップでやってくれることなのだと思いますが、それをきちんと守らなかったことによってMigrationという現象が起こり、LEFTY MAXが4cmも短くなってしまっていたのです。

下記のように、ヘッドキャップを外したときにポンッと飛び出すようだと、このmigrationが起こっているということです。

とりあえず、OWNER’S MANUALの手順に従って調整してみると、Migrationは解決できました。バイクに取り付け済みのCARBONと同じ長さまで回復しています。こんなことが起こるなんて、知らなかったですね。

ただ、リバウンドダンパーのほうは解決していません。おそらく、こっちはオイル交換が必要になるのでしょう。こちらもそう難しくなさそうですが、交換用オイルとかをそろえる手間とかもありますので、ショップに頼んだほうがいいのかもしれません。

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