9日午前中から10日未明にかけて、ICOのサービスを止めさせていただきました。訪問していただいた皆様にはご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。
しかし、なぜこんなことに?
実は、今年は多忙な状態が続いたため、少しでも楽をしたいと思ったんですね。
噂によると、MacromediaのContribute2を利用すれば、更新が非常に楽になるとのこと。試用してみたところ、確かにサーバのファイルを直接修正しているような感覚を覚え、すごく作業が直感的であるように感じました。
また、ここ数年使用しているAdobe GoLiveにて作成したテンプレートの指定も有効で、共通部分を壊すことなく、必要な部分だけを安全に更新できます。これは、購入してみる価値があるでしょう。
Contribute2のパッケージには、次のような但し書きがあります。
「本パッケージにはApple(R) Macintosh(R) およびMicrosoft(R) Windows(R)のどちらのプラットフォームにもインストール可能なユーザライセンスが1本同梱されています」
私は、「どっちにも使えるんだ」と単純に考え、出先で扱うことが多いWindows Note PCに先にインストールしました。このNote PCは3年前の製品で、すでに非力なんですが、Contribute2のテキスト入力はなかなか快適です。これで、どこに出かけても手軽に更新できそうです。
「ではMacのほうにもインストール」、というとこれはうまくいきませんでした。Windowsのほうでライセンス認証を行ってしまったあとだったので、それ以上のライセンス認証はできないとのことです。
但し書きをよく読むと「ユーザライセンスが1本」。まあ、しかたがないですね。
でも、基本的にはMacでコンテンツを編集することが圧倒的に多いため、Mac側にもContributeがほしい。そこで考えたのは、Contributeの機能にも対応したDreamWeaver MXの導入です。これなら、Contributeとの相性もいいでしょう。今なら、DreamWeaver 2004への無償アップグレードが保証されるし。
そして早速この両者の組み合わせでICOの管理を始めたわけです。
まず、テンプレートをDreamWeaverに対応するよう修正し、ICOの設置してあるサーバに送信を始めたわけですが、なぜか、”.mno”とか”.new”とか、訳の分からない拡張子がくっついたファイルが次々に送られていることに気づきました。
あまりにも時間がかかるので、この日はそのまま休むことにして、翌日サーバのディレクトリ(フォルダ)をのぞいてみると、管理ファイルのようなものが大量に設置されています。その中には、icoで試用しているメールアドレスなどを含んだファイルが全ディレクトリにばらまかれています。それが簡単に、ブラウザからでも参照されてしまうんですね。
これがロボットやツールなどに拾われてしまうと、ふたたびウィルスとSPAMの嵐にさらされてしまいます。もうどこに何のファイルが設置されているかも分からないので、いったんサイトの中身を全部削除してきれいにしてしまいました。
改めてDreamWeaverからファイルをFTPで転送しようとすると、異常終了の嵐。数十回は再起動したと思いますね。しかも、テンプレートの扱いがGoLiveとDreamWeaverでは異なるらしく、JavaScriptが全部消えてしまっている! 私のバカバカ。GoLiveのままでよかったのに。
BBSまではなんとか復活できましたが、その他の動的コンテンツについてはもう少し時間がかかりそうです。
あれ? そういえば、私は楽をしたかったのでは? なんか違うような気が(笑)。
Contributeより、このBlogツールを活用したほうがもっと楽な更新スタイルを構築できそうな気もする。