日曜日に一応新品のIRC Mibro for Marathon Tubelessを買っておきましたが、まだほとんど使っていない状態で6,300円もするMibro for Marathonを廃棄するのは惜しいので、Panasonicのチューブレスタイヤリペアキットを使い、修理してみることにしました。
パンクしたタイヤをきれいにし、前回現場でセットしたチューブをいったん抜いて、再セットしたあと空気を入れてみました。タイヤの表面に見事に穴が空いています。
説明書に従い、ゴムを3ミリに切ったものにゴムのりをつけ、パンク穴に付属の針で差し込みます。ゆっくり途中まで抜き出すと、穴に四重にゴムが挟まっていることになります。
これで4-5分待って空気を入れてみると…。なんだか音がします。でも、補修した場所から空気が漏れているようすはないです。わからないので、洗面所に水をためて、タイヤを突っ込んでみると、なんと脇のほう、タイヤとリムの接合面から空気が漏れているではありませんか。リムと固い地面の間にタイヤを挟んだことによる「スネークバイト(蛇の咬み傷のようにリム打ちで2つの穴が空く)」です。リムとの接合面となるこの場所にはPanasonicのリペアキットによる補修は通用しません。裏側からパッチを貼ろうかとも思ったのですが、チューブレス用ではないので、信頼性がありません。残念ですが、このタイヤをチューブレスタイヤとして復活させるのは無理、ということです。
ただ、タイヤの山も残っていて性能は十分だと思いますので、とりあえず今回は中にチューブを入れて使ってもらおうと思います。新品のほうは控えとして持っていこう。