crankbrothers cobalt

Cannondale Prophet号は結局こんな感じになりました。

Cannondale Prophet + crankbrothers cobalt

Cannondale Prophet + crankbrothers cobalt

Cannondale Lefty Max Carbon SPV+とMarzocchi 55 ATAを持ち比べました。両者には500gほど差がありますので、やたら55 ATAが重く感じます。でも、55 ATAをProphetのフレームに合わせてみるとなかなか似合う感じではあります。しかし…。31.8mmのハンドルをクランプできるオーバーサイズ用のステムがありません。ヘッドショックサイズにもオーバーサイズにも対応しているAMOEBAのステムは持っていますが、本体が重い上に、上と下ではさんで留める金具も重い。これだと、本当にLapierre Spicyとの2つ持ちの意味がなくなりそうです。

そんなわけで、入手したcrankbrothers cobalt Lefty 2010を組み込んでProphetをリニュアルする形にしました。3代目Leftyはオーバーホールに出したのち、改めて換装しようと思います。

奥に見えているのが今回見送ったMarzocchi 55 ATA

奥に見えているのが今回見送ったMarzocchi 55 ATA

crankbrothers cobalt lefty 2010 front

crankbrothers cobalt lefty 2010 front

crankbrothers cobalt 2010 rear

crankbrothers cobalt 2010 rear

カタログスペック上はcrankbrothers cobaltのほうが少し軽いようですが、Mavic Crossmax ST 2009も非常に軽いのでほとんど差がありません。Crossmax STがトレイル用、cobaltがXC レーシング用ということで、多少扱いがシビアになるのかな、と考えていますが、リムの内側の幅は19mmと、Crossmax STと同じで、同等のタイヤを使用することができます。

嬉しいのは、チューブレスバルブが長いこと。通常のフレンチバルブと同様にねじ山が切ってあり、エアゲージを使用することができます。前後2.1Barに設定してみました。

Lefty Max Carbon SPV+ 3代目から2代目に換装しましたが、ダンパーが効いているのと効いていないのではハンドルを押した感じが全く違います。骨折から復活して乗ってみて、何か乗り心地に違和感を感じたのは当然だったかもしれません。

このように正常稼働するLefty Max Carbon SPV+に新しくcrankbrothers cobaltを装着したのち、いつもの公園を軽く走ってみました。

Crossmax STもcobaltも、似たスペックですので、ホイールが変わったという感じが全くといっていいほどしませんでした。ただ、リアのラチェット音がとても大きくなったのは分かります。Tさんのiodineもラチェット音がかなり大きかったので、crankbrothersのハブはそんなものなのかもしれませんね。

でも、バカだなあ。チェーンを清掃したあと、注油するのを忘れていてチリチリ音がします。そのへんはまた明日にでもいい状態にして出走したいと思います。

Leftyはダンパーが復活したことでようやくProphetがProphetになった感じがしました。フロントのSPV+のエア圧は60psi強に設定してあるんですが、グリーンコイル(ソフト)でちょうどいい感じになりました。ペダリングや荷重移動ではフォークがあまり動かず、段差などではスコーンと反応します。体重が今より軽かったとはいえ、正常稼働時の3代目+ブルーコイル(ミディアム)+SPV+はかなり硬かった記憶があります。現在、体重が少しずつ減少しているので、これからはグリーンがいいかもしれません。

であれば、オーバーホールに出す3代目は、グリーンに換装したのち、出した方がいいのかもしれませんね。

骨折した場所

骨折した場所

7月に骨折して以来、久々にこの場所を訪れました。練習を終わって上機嫌での帰り道、実際どうやって落ちたか記憶は無いのですが、気がついたら下のアスファルトの上に倒れていました。

MTBの性能を試すには一番いい場所なので、来てみたのですが、さすがに下半分はまだ怖いのです。なので、一番上まで行って、上半部分で試してみました。

今回、LeftyやManitou Swinger 3-WAY Airの設定がいいのか、cobaltの性能がいいのか、段差の連続は非常にスムースでした。ただ…。フロントブレーキがスカスカになっている! もともとフロント側は遊びが大きいなあとは思っていましたが、レバーがハンドルバーに付きそうな状態で、あまり効きません。危うく、後半部分まで突っ込みそうになりました。

スタンディングもやりやすかったです

スタンディングもやりやすかったです

知らない間にProphetもいろんな部分が劣化しています。とりあえず、あまり無理して走らないでスタンディングなどをまったりと練習することにしました。スタンディングは、Prophet号が一番やりやすい感じがしますね。

さて、自宅に戻ったあとは、フロントブレーキの調整です。

Magura Marta SL Carbon Gold 2007

Magura Marta SL Carbon Gold 2007

Magura用のブリーディングキットは所有しているのですが、使い方を完全に忘れてしまいました。なので、今回はオイルの入れ替えではなく、エア抜きだけを行ってみることにしました。オイルの色もまだまだきれいでしたしね。3年フルで乗っているのにこれだけ質を保てるのは、Maguraのミネラルオイルは素晴らしいですね。一度インストールしたらほぼ交換する必要がないというだけのことがあります。

この状態でレバーを引くと、中のほうから小さな気泡がたくさん出てきます。びっくりした。やはりエアを噛んでいたんですね。なので、キャリパーをプラハンで軽くたたいたり、ヘキサゴンレンチでホースを下から順々に叩いていって、上に気泡を上げてきます。すると、引きしろが小さくなって手応えが出てきます。いったん落ち着いたので、蓋を閉め、反対側も開けてみましたが、こちらからはエアが出てきませんでした。でも、まだ左フロントの側は引いた感じが柔らかいため、再度蓋を開けて、先ほどの手続きを数十回繰り返して、気泡がほとんど出なくなるまで頑張ってみました。すると、引いた感じがカチッとした感じになり、リアと同等以上に効く感じになりました。多分、これは購入当初から多少エアが噛んでいたのだと思います。なので、引ききった位置を左右同等にするため、右リアを狭めに、左フロントを広めに設定していました。

2009/08/16 右リアを狭めに、左フロントを広めに

2009/08/16 右リアを狭めに、左フロントを広めに

今回のエア抜きで、それが左右均等になっています。引きしろもほぼ同等になりました。

左右均等の設定

左右均等の設定

Magura Marta SL Carbon 2007の効きはマイルドだなあ、なんて思っていましたけど、おそらくこれでようやく本来の力を発揮できるようになったのではないでしょうか? 3年間気づかないとは…。

子供たちとラーメン屋に行くときに乗ってみたのですが、ブレーキが正常に働くようになっていたことを確認しました。良かった〜。

Cannondale Prophet(Before)

Cannondale Prophet(Before)

Cannondale Prophet(After)

Cannondale Prophet(After)

スポークが左右対称になって、少なく見えるので、なんかスッキリしています。

Leftyを維持して、大きな変化はもちろんなかったのですが、それで正解だったと思います。三代目もオーバーホールして即時使えるようにしておきたいですね。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (12件)

  • うぐっ・・・見なきゃ良かった・・(苦笑。怒涛の投資ではありませんか。
    換装後はやはりカッコイイですねぇ〜。クランク兄弟のコバルトとは・・(目に毒。

    金ハブに金ブレーキ、最高の組み合わせかと。足元がゴージャスですな(笑。
    いまさらですけど、MIBROの2.25サイズはボリュームありますね。
    どこでも走られそうな気がします。私にはもったいないスペックですが・・。

  • やっぱりコバルトカッコイイですよね!左右均等に、スポークで引っ張って有るから、変なねじれも無くとてもダイレクトで剛性が高いと思います。基本、セイジやアイダインも、ハブ、スポークは共用で、リム幅が違うだけですので、相当強いのだと思います!
    私としては、仲間が出来て嬉しいです!

  • ホイールの黄金色が映えて良い感じになりましたね

    ヂャバラ付きのサスペンションフォーク装着にて収まったようで
    icofitさんの Prophet号らしい姿のままですし安心をしました(笑

  • sadaさん。こんばんは!
    そうです。あのクランク兄弟のコバルトさんです。先ほどC.O.Gのほうをのぞいてみたら、chainreactioncyclesではすでに在庫切れになってしまっていたようです。最後は投げ売りの状態でした。
    ブレーキのほうもようやく、本来の性能を出せるようになりました。買ったときから効きがソフトで「おお、これがMartaのコントローラブルな×○□…」と喜んでいたのですが、エア噛みだったとは…。制動が非常に良くなっていました。
    今日乗ってみて、コバルトは少し「もちっ」としたような印象を受けました。意外に乗り心地がいいです。

  • 弐の槍さん。こんばんは。
    左右均等なスポークの引張りは確かに素直かもしれませんね。
    Prophetの完成車についていた816やCrossmax STのフロントはほんのわずかですけど購入当初からブレがあり、Leftyホイールとはそんなものかと思っていました(苦笑。でもコバルトは完璧です。
    クランク兄弟はAM/DH/FRともにハブ、スポークが一緒なんですね。では相当丈夫なんでしょう。今日乗ってみて、JudgeをOpiumに変えたくなりました(笑。
    コバルトの導入は弐の槍さんと十六夜ちゃんのおかげ。ありがとうございました。

  • ナカダ〜!さん。こんばんは。
    ProphetはLeftyを維持しましたが、結果Spicyと使い分けが可能になりそうでよかったと思っています。
    現在、SpicyのフロントフォークのVANが調整幅が狭いため、やはり55 ATAのほうがイイんじゃないかと思い始めています。でもMarzocchiはよく分かっているショップでオーバーホールしてもらって初めて、その性能を堪能できるのかもしれませんね。

  • 赤が好きさん。こんばんは。
    Prophetは本来の姿(?)を維持しました。ただ、55 ATAはかなり迷いましたよ。もちろん、Prophetの扱いが変わって新鮮なこともありますが、ナカダ〜!さんの55 microを積んだProphetがとてつもなく格好良かったこともあったんです。左右バランスがいいProphetってどんな感じなんだろうって、すごく気になりました(笑。

  • prophet2006に乗っているものです。
    Lefty残ってて良かった! どうなるかとドキドキしちゃいました。
    それにしてもホイールカッコよすぎ!
    私も欲しくなっちゃう~。

  • まいるさん。こんばんは。

    Lefty残しましたよ。55ATAに完全に切り替えるのではなく、オーバーホールが終わるまでの1ヶ月限定仕様にしてもいいかな、とか、いろいろ考えました。
    でも、いざ55 ATAを取り出してみたらLeftyと比べるとさすがに重く感じてしまって…。
    それにしてもcobalt、いいですよ〜。見た目ももちろんですが、性能も高そうです。

  • いやー!かっこいい!すてきなホイールです。
    それにしてもかっこいいです。クランクブラザースでもleftyのホイールを出しているのを初めて知りました。
    lefty用の用品がだんだん少なくならないことを祈ってます。

  • teruさん。こんばんは。
    見た目、性能ともに揃ったホイールだと思います。
    cobalt leftyはすでに生産中止になってしまい、最新のラインナップには含まれていないようです。残念…。
    駆け込みでの入手でした。

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