栄光への軌跡―日本格闘家列伝

日本格闘家列伝

栄光への軌跡―日本格闘家列伝

1997年の本ですが、最近近所の古書店で入手した1冊です。
私は高校時代から20代前半頃、モチベーションを高めたり維持するのにいろいろな格闘選手の自伝や伝記などを読んでいました。今見直してみるとそのほとんどが空手関係。そのほかもボクシングやキックボクシングなどの打撃系格闘技選手のものですね。その後しばらくは技術書や専門書などを読むことが多くなり、また最近になっていろいろな人の伝記などを読むようになってきました。
この書籍には私よりかなり上の世代の人の体験がつづられています。上記したように私は空手以外の選手の体験はあまり読んだことがなかったので、柔道やレスリングの選手の話が新鮮でした。また、あまり苦労せずに育った私にとっては、戦後、あるいは戦中の彼らの壮絶な生き様が印象に残りました。何をするにしても、私はまだまだ努力が足りない、と再認識させられました。
一人一人の項がさほど長くないのでもっと読みたいという気持ちになりましたが、それぞれの皆さんにスポットを当てた書籍もありますので、改めてそちらを読み直してみたいと思いました。

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