最近のメディア報道を見て思うこと

さすがにこの時間は真っ黒け

今回の参院選挙では「日本人ファースト」を掲げた党がメディアで散々批判されながらも(…逆にこれってメディアは中立性を問われないの?)大躍進しました。

批判はさておき、確かに「日本人ファースト」なんて言葉は本来必要のない言葉なんだと思います。その国にとって、その国を「運営している」国民が第一であることは当たり前のことなんですから。国民がお金を出し合って、選挙で選んだ国民の代表となる方々に「国」という組織の上流の運営を任せ、全ての国民が決められたルールを守り、その運営に参加しているわけです。

しかし、実際にここ数年で、日本の国民の多くがそういった、日本国民でいることの義務と利益のバランスに疑念を抱くようになってしまった結果、「日本人ファースト」という言葉が必要になって、それを多くの人が支持したことが今回の選挙の結果として表れたんじゃないかな? それをポピュリズムなんて決めつけるTV番組のMCもいたけど、その根底にはリアルな国民の不満が募っている現状があるということは認識しておくべきです。

「日本人ファースト」とは「まずは国民のことを考えてよ」という意味で、必ずしも「対外国人」ではないと私は解釈しています。確かに、今回の選挙では外国人にまつわるいろいろな課題が提示されていましたよね。例えば、「お金がない」と言っている日本政府が諸外国に少額とは言えない援助を連発していたりする現状があったり、不法滞在の外国人問題、日本のルールを守らない外国人問題、外資が入った会社にライフラインを運営させる問題(それ以外にも発言権の強い主要株主のさらに株主に当たるところに外資が入っていたりする)など。選挙に参加する政党の中には普段から外国人参政権の実現を主張する党も存在してましたしね。

党首の実際の演説を確認してみると外国人問題も根底にあるのは間違いないところですが、本当のところでの日本人ファーストというのはもっと包括的な主張を含んでいると私自身は解釈します。

ところで、玉川徹さんという人が、選挙の投票率が上がったことに対して批判されていることを聞き、驚きました。詳しくは下記のリンクを参照していただくとして…。

タイトル自体が玉川氏を責める表現といっても仕方がなくなっているので、メディアの表現としてはこれはこれで中立性を欠いているとは思いますが、それを踏まえた上でも意見を述べさせていただくと…。

若い人がなんでもノリだけで動いていると思いますか? 騙された人が選挙にいってこういう結果(…どういう結果よ)になったんだと言えますか? これから結婚して、家庭を持って、趣味を楽しんで、という気持ちはあっても実質賃金が上がってこない中、世の中を変えたいと思って動いてくれた人たちですよ。

もちろん報道内容は切り取られているので前後の発言を確認できたわけではないですけど、その発言されている部分だけでも傲慢な考え方だなあ〜と思ってしまいます。

テレビ朝日さんは私がトレーナー時第2時代に大変お世話になった局ではありますが、特に政治的な内容についてはなるだけ中立になるようにしていただかないと、これからも若い人のオールドメディア離れが加速していく原因になると思います。事実、長男も次男も、テレビ番組は全く見なくなっていますし、私自身もそうなってきてしまった(あ、好きな女優さんが出ているドラマは見てるけど)。かといって、彼らは右とか左とかの片側だけの主張だけを見ているわけではなく、各政党の主張する内容も良く知っています。実際、現在はネットで調べると、いろいろな人が述べておられる直接の主張を見つけることができます。切り取りだけじゃなくてね。今後はリアルと見分けがつかないリアルなフェイク情報が作られる懸念もありますが。

    今回、とある政党への批判が集中しているように見えるなあ、という印象があったので自分の考えを述べてみました。メディアは「ヘイト」を批判しますが、あまりやり過ぎるとその政党への「ヘイト」になってしまいますよ。

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