Insta360 Ace Pro 2の水平維持機能について調べていますが、ほとんどのInsta360を紹介する記事サイトでは「高機能な水平維持が可能」と書いてあるだけで、それをどのように設定すればいいのかの説明がありません。
実際、本体やアプリから設定を見つけようとしても水平ロック、もしくは水平維持に関する設定はFreeFrame動画以外では見つけることができません。実際、GoPro HERO 12 Blackのように手ブレ補正と水平維持を同時に適用した形でリアルタイムに記録することは出来ないようです。
Insta360 Ace Pro 2のオンラインマニュアルを見ると、残念ながら動画モードではFlowState手ブレ補正は自動的に適用した動画を記録するだけで、水平維持は適用されないようです。これについて、あとからアプリの編集で適用できないものかと思いましたが、水平維持の記録がないのか、無理でした。
Insta360 Ace Pro 2では、水平維持をしたい場合は、FreeFrameで撮影をしておく以外に方法がないようです。

ちなみに、Insta 360 GO 3sの場合は、動画モードで「傾き補正」を設定できるので、MEGA広角などではあとからアプリで補正出来たりもします。角度は15°ですが、ヘッドマウントだとほとんど気になりません。ちなみに、FreeFrameを指定するとInsta 360 GO 3sも360°水平ロックが可能になるそうです。
この結果を踏まえると、アスペクト比を調整しながら最大限のブレ補正と360°水平維持を、極めて広角でも可能にするGoPro HERO 12 Black + Max Lens Mod 2.0って、凄いんじゃないでしょうか…? Insta360 Ace Pro 2を紹介しているインフルエンサーの方々はGoPro HERO 13が論外、と結論づけているケースが多いけど、実際に撮り比べてみて全くそうは思えない結果に、正直呆れています。
しかしながら、そういったインフルエンサーの方々の動画を見て導入の判断をしたのは私なので、その責任は全て自分自身にあるけど、今回の顛末でどうにも彼らが信用ならなくなったのは事実です。
360°のInsta360 X5なら、アクションカメラとして利用しても、高度な水平維持、広角での切り出しは可能になるとは思います。
上の動画が始まるところはInsta360 X4での切り出しを使用しています。水平維持とブレ補正を見る限り確かに、アクションカメラ以上の性能を感じます。ただ、アプリで素材の一部を切り取っている形ですので、画質的にはアクションカメラには劣るのと、前の被写体を捉えきれなかったりしているところはありますね。Insta360 X5ではこのあたりはどう改善しているのか、片側のレンズだけで撮影したらどんな感じになるのかというのも気になります。
とりあえず、結局はメインカメラはGoPro HERO 12 Black + Max Lens Mod 2.0、という結論になりそうです。
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