今日の記事は虫メインです。虫が苦手な人は避けてくださいね。
今日の仕事で難題だと思っていた課題は意外にあっさり解決し、気を良くしているところへ待っていたものが届きました。
DVO GARNETです。今では稀少なエクスターナル型。
受け取ってみてちょっと不安になったのはインナーが思ったより長いこと。こちらは150mmストロークになりますけれども、インナーが170mmもあるのです。最も短くなるように縮めてみても20mmが残る形になりますね。
そして、ワイヤーの接続元がアウター側にあります。この構造はストロークしてもワイヤーの位置が変わらないという利点はあるものの、差し込みの深さに制限が出る原因になります。
実際にRize号に挿してみると案の定、股下が90cmくらいないと乗られないようなポジションに…。
仕方ないなあ。これはJamis Nemesisに挿しますか。さすがサスペンションメーカーのDVO。今まで使ったすべてのドロッパーに見られたガタつきがないのです。ぜひ活用してみなければ。
ついでにNemesisはサスを120mmくらいにして、本当にトレイル向けにしてしまうか。そうすることで、例のトレイルでもTrail-Sさんについていけるようになるかも。
午前の仕事が遅れて、いつもより昼食が2hほど遅れました。昨日の夕食と全く同じのキーマドライカレーセット。ナンとライスの両方が楽しめて、本当にこれは好きですね。自然と食欲がわいてきます。
さて、今日の仕事も無事に終わって、cannondale rizeでポタリングへ出ることにしました。フロントタイヤが若干やわらかくなっているように感じましたが、腰が砕けるほどではないので、今日はそのまま出ることにします。念のためシーラント入れようかなあ。土日は雨みたいなので、たぶん手持ちのバイクの整備に費やす日になると思います。暑くなければ、ですが。
Cannondale Rizeはすばらしいですけれども、ハンドリングの安定性は60mm Race Face STEMのときのほうが良かった気がしてきました。帰ったら元に戻すかな…。
ところで、この写真、ダウンチューブの下の方を見てみると、立てかけている木の切り株に何かがぶら下がっているのが見えます。なんだろう?
それはそれは美しい、羽化したてのセミでした。
よく見ると前輪にセミの抜け殻が絡まっています。この辺りはセミの羽化スポットだったんですね。
そしてこちらは羽化する場所を求めてさまよう幼虫です。
そして最後に見つけたのが。
今まさに羽化が始まった幼虫でした。ちょっとだけこの子を追ってみることにしました。
意外なことに目で見ていて分かる程度のスピードで殻を脱ぎ始めました。
思いきり逆さまになっていますけど大丈夫なのでしょうか?
この状態で少し時間がかかっていたので、すぐ近くの自動販売機まで飲み物を買いに走ったら…。
見事、抜け殻からの脱出に成功していました。
無事で良かったです。
ただ、心配なのはこの子だけ照明のある明るいサイドにいたことです。天敵に見つかりやすくないのか? 上の木にはなんらかの鳥がいて、私はこの撮影をしながら鳥の直撃を2発喰らったのです。左手と右肩と。でもこんな神々しいシーンを見ていると、汚物攻撃すら気にしなくなるのが怖ろしいところですね…。セミくん。どうか、無事に巣立ってくれよ。
このほかにも地面には、地上に現れたばかりの幼虫が羽化場所を求めてさまよっていました。生命の神秘を感じた40分間のショーだったと思います。出がけの虫除けスプレーを忘れてしまったため蚊には囲まれたけど、このショーを見られることを考えたらそれでよかったのかも。虫除けスプレーの匂いをプンプンさせた男に居座られたら、この子も居心地が悪いですよね。
セミくん。いいものを見せてくれてありがとう!
最後に、自宅に戻って今日の締めの作業。
STEMを60mmに交換し直しました。ハンドルバーは長いですが、Rizeは11年も前のマラソンバイク系オールマウンテンなので、結構ヘッドが立っています。いったんこのセットで様子を見たいと思います。
3mmのスペーサーを抜いて、マウント位置が下がりました。リバウンドノブを回転させたときギリギリ通過できる高さです。リバウンドノブの位置によってはロックアウトも可能かもしれませんが、今回はロックアウトについては全く考慮しないことにしました。
今日はDVO GARNETを挿した状態で写真を撮りたかったな…。また別のドロッパーを探すことにしましょう。