昨日から今日にかけて、長男が我が家のためにひとつ切り崩してくれたNetflixアカウントを使って、「深夜食堂」シリーズを一気に見ています。
今日も天候には期待していなかったので、朝はその続きを見ていたのですが、なんか昼頃には晴れてきました。
この日差しなら、もしかしたらトレイルの路面も休息に回復しているかもしれません。いろいろ迷うところではありますが、多くの人が再度の緊急事態宣言を支持しているとのことなので、ぼやぼやしているとまた外出自粛になってしまうかもしれない。
お昼を食べてちょっと考えたあと、ふたたび行動制限や自粛が求められてしまう前に、久々に近隣トレイルまで走ることにしました。Rize Carbon Oneのトレイルデビューです。
往路を走ってまず感じたのが、やっぱりRizeは重いかも、ということ。車重ではなく、走りが、ですね。いくつかのレビューでもそんなことが書かれていたのはこういうことかな、と長距離アプローチを経験して始めて気づきました。タイヤは細めでも、ものすごくグリップするタイヤではありますから、そのへんも関係しているのかもしれません。
トレイルまで走る間、少しだけ雲行きが怪しくなったりはしたものの、最終的に無事に近隣トレイルに到着しました。
懐かしい風景だな〜。
木陰に入るととても「涼しい!」。
宅地造成も進んでいる感じですね。この山を切り崩して立てられた宅地には抵抗があったんですが、逆に将来このあたりに住めたら…とか思ったりする自分もいます。年取っても里山探索ができそうですから。
それにしても、OLYMPUS OM-D E-M10 MarkIIIで撮るとすごい明暗差になりますね。
それでHDR撮影を試してみたのがこれですが、せっかくの青空がくすんでいるし、暗い部分も持ち上がってくれません。今はなき、Panasonic Lumix LF1のHDRが懐かしい。
さて。cannondale rize carbon one Mサイズでのトレイル走行は、一号機も含めて初です。4年ごしに果たすトレイルライドでした。が。
こんな感じで全体的に路面がグチャグチャになっていました。作業車のタイヤで凹んでいるところは多くの水分を含んでニュルニュルで、まん中はつるつる。Rizeデビュー戦にはちょっと気の毒だったかもしれません。
乗った感じが全般を通して、2010年くらいに使っていたRize 140 Sサイズに似た印象を受けました。Rize 140 Sサイズでは埼玉県方面のトレイルやふじてんなどでも走っているんですが、少しピーキーな感じで操作が難しく、怖いところがありました。
もしかしたら、このRize Mサイズもそうなのかもしれません。乗っていて少しだけ不安がありました。もちろん、昨年Nemesisで吹っ飛んだときよりはるかに路面コンディションが悪かったこと、サドルが高いこと(Nemesisもサドルは高いのですが)、トレイルライドが8ヶ月ぶりだったことなど、いろいろな理由があったと思いますが、Prophetのように安心して走れる感じではありませんでした。
もちろん、実際に滑ったりバランスを崩したりすることはなく、私がまだRizeを操作し切れていないだけのことだと思いますが。Prophet 2000やYETI SB66Cのようにトレイルで乗った瞬間フィットする、という感じではありませんでしたね。
2008年秋にRizeとMotoが発表されたとき、RizeがRushの後継、MotoがProphetの後継とされていました。それぞれストロークを2cm伸ばした正統進化系であると。
Rushがマラソンバイクであり、Prophetが当時ヨーロッパで流行りはじめたエンデューロを意識したオールマウンテンバイクでした。
Prophetの完成車は2.35インチのDHタイヤだったのに対し、Rizeは2.1インチのマラソンタイヤが装着されていました。さらに、Prophetが当時としてはヘッドがかなり寝ていたのに対し、Rizeはより立った設計になっている。このように、両者は明らかに趣向が違うバイクでした。当時のRizeはエンデューロではなくマラソンバイクの延長的なオールマウンテンバイクだったんですね。
路面状態を考え、登りはほとんどの区間で押し歩きしました。下りはなるべく地面の硬い部分を走るようにしましたけど、このコンディションでは路面に与えるインパクトが大きすぎると考え、今日はすぐに山を下りてしまいました。山から街に下りるときも舗装路を使っています。
ということで、必ずしも満足できたライドではなかったですが、復路の舗装路で気づいたことは、今日はリアサスのダンパーを締めたまま里山を走っていた、ということ。新しめのFOX RACING SHOX FLOATはダンパーがよく効きますからね。どうりでいつもよりリアが硬い印象だったわけだ…。
梅雨が明けたあとに、きちんと設定を出した状態で、改めて里山ライドをさせていただこうかと思います。
里山麓の花壇にて。さて、ヒョウモンチョウはどこにいるでしょう?
帰り道は、いつもの多摩川河川敷を利用しました。
里山ライドはわずかな時間と距離だったこと、動画を撮り損ねた区間があったことで、2分ちょっとしかありませんでした。あとは河川敷を延々と走行する動画です。里山のほうでは、1回だけですけど、ホトトギスの声が収録されていますよ。
帰りがけ、久々に世田谷のバイチャリさんへ寄りました。いつもトレイル帰りには立ち寄るようにしていたのですが、Super Recordセットを見に行って以来じゃないかな。そこにTOPEAK(トピーク) Modula Cage EXとTOPEAK(トピーク) モジュラー ケージ 2があって、かなりきれいな状態だった前者を選びました。後者はProphetに過去に使ったことがありますが、固定力が強いのが特徴でした。
Modula Cage EXのほうはホールド力は今一つですが、トップチューブ上の固定になるから問題はなさそうです。
河川敷をバリバリ走ったので、ここ数日の泥や里山の泥はきれいに落ちました!
久々のトレイルでさすがにものすごく腹が減りました(苦笑)。ちょっと食べ過ぎたかな〜。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。いやぁ、腹ペコでご飯が進んだことでしょう=日中ライド。
例によって、バーチャル・ライドさせて頂きましたが、やはり既視感がありますね=河川敷。
お陰様で、自分も走った気分になりました(笑)先日の豪雨で、コッチの方はまたエライことに
なっていると思いますが、ソチラの方はまだマシだったようにお見受けしました。
里山の緑はイイですねぇ〜!少々暑くても、なんかホッとしますね。実際、外気温も低いのでしょう。
うーん、梅雨明けしたら私も少し遠出してみるかな・・(ブツブツ。ダメかも…)
白いRize号もなかなか快調みたいですが、乗り比べると各車の癖が見えるのでしょうね。
今度のRizeは、icofitさんにはハンドル幅が狭いような・・?動画拝見して、思いましたけど。
低速域のコントロールに違和感が出そうですねぇ。さぁて・・?
あ、ヒョウモンチョウ=画面真ん中の、ちょい上辺り・・だと思いますけど?(違う?
で、毎回お聞きしようと思いつつ・・白いサドルバッグ?が見えますが、コレはどこのメーカー製なのか?
イメージに合っていて、カッコいいですねぇ。私も欲しいアイテムですよ・・。
sadaさん。こんばんは。
おっしゃるように、走っていてめちゃくちゃお腹が空いてしまって。
消費しても結局は食べてしまうわけです(苦笑。
バーチャルライドをしばらく続け、ようやくリアルライドにつなげたわけでしたが、バーチャルでの振り返りもやり過ぎるとよくないですね。昨年滑った路面なんか、画面では平らに見えるのですけど、改めて見直すと結構斜度がありました。
斜度は本当に映像では分かりづらいところがありますね。
先日の豪雨は九州、中国地方などは大変だったと思います。東京も雨は多いですが、豪雨というほどではありませんでした。映像でも分かるように、河川敷の路面や野球場のほうもほぼ復旧していました。
里山は路面回復を期待して行ってみたのですが、坂道はつるつる、斜度が緩くなるところはグチャグチャで、走るのがはばかられる状態でした。
> ハンドル幅が狭い
ご指摘を受けてみれば確かに、これは特に影響していたかも。昨日は今までになく低速で走ったのですが、不安を感じた理由の多くはそこにあったのかも。ワイドハンドルに慣れてしまうと、悪路では特に心許なさを感じてしまいますね。私のNemesisもそうしましたけれど、XCの世界選手権ですら、ハンドル幅が広くなりました。10年前にはだいたい予想していたことではありましたが。
ヒョウモンチョウ、その通りです。小さい写真なので、見つけるのは大変かと思いましたが。
> 白いサドルバッグ
こちらは前オーナーがオマケで付けてくれたものです。
レザインというメーカーで、取り付け、強度などかなりしっかりしています。
ただ、まだ空なんですよ(^^;)
意外に泥でも汚れにくい気がしますね。
バイクをいろいろ乗り換えつつ走っているので、結局工具類などはウエストポーチに入れてしまうんですよね〜。
ということで、今日マルチツールだけ格納してみました。まだまだスペースに余裕がありますね。