以前から興味があったのですが、一つ持っているからどうしようかと迷っていたブルース・リーのライフマスク。
オークションに出ていた1960年代中盤と思われる彼のライフマスクは、私がすでに持っている1972年頃のそれとは、見た目がずいぶん異なります。
私のより好きなアメリカ時代のブルース・リーのライフマスクということで、置き場所に困ることはわかっていながら、入手してしまいました。
それが、次の写真。
以前から所持しているライフマスクと比べると、着色のせいか陰影が目立ち、一目でブルース・リーとわかる風貌をしています。ちなみに、以前から持っているものは下記の写真。
今回入手したものはかなり顔がふっくらとしている印象をうけます。ほおやあごの回りの肉の付き方が全然違います。たった6年くらいの間のかなりの変貌に驚きます。1972年版は、表情も厳しい感じがしますね。
同じ角度の写真を上げてみましょう。このライフマスクでは、右ほおの傷がくっきり現れています。
目の感じなどは、1972年版のほうはまつげの処理がされていて、ちょっと不自然な感じがしますが、1960年代版はまつげの形跡が残っていてその点ではリアルな感じがします。逆に眉毛は1960年代版はマスクされており、1972年版はもろに映し出されているのですが。
全体的なくっきり感は1972年版のほうが上です。1960年代版は、オリジナルからコピーを重ねて、より世代を経ているのかもしれません。1972年版は、それがより浅い感じ。また、最近になって、ゴールデンハーベストの敷地から発掘されて、それを直接複製したとかなんとかいう噂がありますが、それがよりくっきり感を増しているのかもしれません。ただ、まつげや鼻の下など、所々人の手による加工が入っているような気がしないでもありません。右ほおの傷も隠されています。
1972年版を購入した当初は、そんなに小顔でもないと思ったのですが、今思えば髪の毛の部分がなくて、上にふくらんでいるせいかもしれません。今回改めて並べてみて、かなり小顔であることが判明。私の顔と並べると、私の顔が異常にでかく見えてショックでした。