長年使ってきたCannondaleのウィンターグローブ。
Bianchi ML3 Veloce Mix 2004を通勤に使うようになってから購入したもので、私のCannondale MTB歴=マウンテンバイク歴よりも古いものです。すでにCannondaleロゴも消えかかっていますが、購入後15年を経てへたってしまいました。外からはわかりませんが、内部の指先を包む部分がすべて破れた状態で、最近はCampagnoloのリア側シフトアップレバーを押すとき、親指部分をレバーに噛みこむことも多くなってきています。親指の先がペラペラの一枚だけになり、穴も何カ所か開いてしまって、引っかかりやすくなっているんですね。
代わりに買ったのが、よく分からないブランドのこれ。Mサイズだと思いますがピタッとした感じで、これならたぶんカンパのレバーに親指を挟み込むこともないでしょう。掌側に厚めのパッドがあるので、MTBにもいいかもしれません。Cannondale グローブの1/4〜1/3くらいの価格ではないかと思います。スマホタッチにも対応しているので、ライド途中のちょっとした操作時の着脱は必要なくなりそうです。
今日は、Cannondaleグラブでの最後のポタリングでした。長い間、お疲れさま。感謝しています。
ここまで、このバイクの27.5化を完璧に行うことに躍起になっていた気がしますが、それが終わってしまうとモチベーションが一気に下がってしまいました。手段としての機材にこだわりすぎたあまり、目的を見失った、という感じでしょうか…。
今日もSB山あたりから走り始めました。組み上げ当初コツコツ感を感じた27.5仕様も、今日はかなり滑らかに感じました。おろしたてだったリアサス、タイヤがなじんできたのかもしれません。ただ、サドルを通常の位置に設定するとやはり重心が高く感じられ、横の動きが少し難しくなるようなので、2cm下げ、3cm下げなど、試しながら走ってみました。この仕様の場合はサドル位置を少し低くしたほうが安定します。
サドルを通常位置にしたままでこの段差に入ってみました。26erのProphetの感覚で飛んでみたのでちょっとあぶなかったです。ストローク範囲が小さくなっているためか、着地で左足がペダルから落ちて股間を痛打(泣)。それで終わっては悲しいので、サドルを下げてのチャレンジもやってみたものの、やはり26erのころのような余裕を感じません。27.5プラスに設計の新しいリアサス、ということで、通常の悪路は26erの頃より余裕がありますし、トレイルの下りも明らかに速いですけど、大きめの段差はストロークが減った分、難しくなった印象です。26erのときは、↑のとなりの広場で落差はこの倍くらいのところを飛び降りていましたが、現仕様だとあの高さはちょっと危ないかもしれません。
昔使っていたジャンプセクション。Tさんやcommençal-sさんらと練習した場所ですね。もうどこで踏み切っていたのか、全然分からなくなりました。
当時、みなさんはジープロードの部分を飛び越えて向こう側の斜面に着地していましたが、私は高く飛べないので通路の半分くらいのところに着地していた記憶がありますよ。2010-2011年くらいのことだったので、もう8年も前のこと。ジャンプの痕跡もなくなって当たり前か。
タイヤが太いこともありますが、RAW Prophetのときより重心が高い感じです。そういえばステム位置を1cmほど上げてしまっているで、これを元の位置に戻したらどうだろう?
RAW Prophetのこの感じだと、違和感は少ないな。なるほど。
公園で休んでいると、Trail-Sさんが来られたので、マルチツールを借りて、ステムの位置を下げてみました。すると、わずか1cmの差なのに、ずいぶん走りやすくなった気がします。
この登りなども何度も失敗したものですが、今日は助走速度を押さえてみても余裕で登り切ります。前回チャレンジよりも安定していましたね。こういうときにはタイヤの太さがすごく活きる気がします。
さて、それなりに面白いバイクに組み上がったCannondale Prophet 275ですが、最初に思っていた方向とは全く違ったものになってしまいました。ご近所はXCのNemesisで、みんなで行くような、大変なセクションも混在するトレイルはProphet、という位置付けだったのに、このバイクは標準仕様を大きく外す形で組み立てたので、私のスキルでは難セクションを想定通りに走るのが難しい気がするのです。やはりここは26インチホイールで組むべきだったと思うのですが、ここまで完成してしまうともう遅い…。
2019の選択として、このフルサス側のシステムをリプレイスするかもしれません。数々の失敗を経てきましたが、もう失敗できません。ここはよく考えて対応したいと思っています。15年間使ったCannondale ウィンターグローブともお別れしたことですし、Cannondale MTBにこだわるのもここらが潮時かも。Prophetが一番好きなバイクであることは間違いないのですが、RAWフレームは爺さんになったときのために残してあることですし、再度頭の中を整理したいと思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは〜です。
Cannondaleグローブ、15年持ちましたか! すげぇ〜・・(絶句
やはり専用品(純正品)はお値段なりの耐久性ですね。長い目で見れば、コスパ良いかも?
春・秋は大昔のオートバイ用を使ってますが、確かに良く持っているなぁ・・もぅ25年目?か。
昨今は1〜2年の使い切りで、やっす〜い”なんちゃって品”ばかり買ってますが、もぅやめよう…。
さて、Prophet 275号=ううむ、なかなか悩みどころですねー。
初期の設計思想から外れるとなると、功罪併せて出てくる…という感じですね。
カスタム化は悩んでいても楽しいひとときですが、あまり長引くとババ引きますし。(苦笑
ある程度完成すると、モチベーションは下がるものですが、今年の活動がキモですね。
思い切った仕切り直しも、まぁ良いのでは? と思える次第ですけど。
ジャンプセクション=え〜! ここ、傾斜もゆるい気がするんですが・・
対岸まで(?)一気に飛び越えるんですか。すげぇ〜パワー・・(絶句
※業務連絡
今回もまた、良いお品をありがとうございました。週末、ちょっと持ち出してみまして。
まだ慣れないので、ボツ・カットばかりですが(ダメやん)ポタのお供にはちょうど良いかも?
当分はコレで繋がせていただこうと思いますので。m(_ _)m
sadaさん。こんばんは。
Cannondale ウィンターグローブ、15年間持ってくれました。
使おうと思えばまだ使えるとは思うのですが、本来の機能の半分も出せなくなっていると思うので、今回思い切って廃棄しました。毎年、半年しか使わないグローブだったし、一時期別のウィンター・グローブも使っていたので、結局これだけ持ったのだと思います。もう一つ別のウィンター・グローブはRize盗難時に交番を探している最中に片方を落としてしまって…。散々でした(苦笑)。
しかし、オートバイ用で25年目って、すごいですね!
1-2年の使い切りはいいかもしれません。どうしても汚れが蓄積していきますよね。
Prophetは当初の想定通り、26erで組むべきでした。RAW 27.5がかなり良さそうだったんですけど、ほとんど試していたのがご近所トレイルだったので、26erより良いように思えてしまって、ずっとそのイメージで来たのがまずかったですね。赤フェットをワイドハンドルにして11速化しておけば、大満足だったはず…とか思います。Carbineがもうちょっと合っていたら、とかもありますが、すべてが自分の所業の結果ですからね。
ジャンプセクション、小さな傾斜なんですけど、みなさん上手なので飛び越えていましたね。当時の記録を見ても、私だけ後輪が引っかかってしまっている、と書いています。ちょっと体重が減っていますので、試してみたい気がしますが。
例のブツ、なによりです。α6000が戻ってきてからほとんど使っていなかったので、活用していただけたらありがたいです。こちらこそ、いろいろとお気遣いいただいて、ありがとうございました!