今日は昼過ぎに友人2人が訪ねてきてくれたので、息抜きも兼ねて一緒に近くの公園にMTB3台を繰り出してきました。
一人は以前からよく一緒にMTBで遊んでいるNさん、もう一人は公私ともにお世話になっているFさん。
私は骨折から2週間を経過したばかりなので、当然まだ治っているはずはないのですが、とりあえず近場の、私が元気なときに走っているコースの一部を紹介するつもりで出かけました。Prophetは前回の骨折のときから全然乗っていないのでビンディングペダルがついたままでしたが、私自身が乗るため、急遽フラットペダルに変更。軽く乗ってみたところでは、親指までは衝撃が来ないので、公園に行くくらいなら大丈夫そう。
いくつかの公園を抜けて、右の写真のポイントへ。おそらく平均斜度で35度前後はあろうかという斜面ですが、途中根っこがいくつも斜めに走っているので、きちんとコントロールしなければ危険です。
友人2人だけでいきなりここを下るのはちょっと危険そうだったので、やはり私が先に見本を見せた方がいいような気がしてきました。そこで、左足だけ土踏まずの部分をペダルに載せるようにして、ブレーキングをしながらゆっくりと下ってみました。約半月ぶりでしたが、全く問題なかったです。その後、NさんがChaseに乗って、同じようにゆっくりと下りてきました。久しぶりのせいか、初めて乗るハードテールバイクのせいか、彼の体は若干こわばっているように見えましたが、バランス感覚が優れています。うまく速度を殺しながら下りてました。
せっかく来たので私は前回左足親指を骨折した場所からも下りてみることにしました。Prophetはブレーキ性能もいいので、こちらも問題なくコントロールできました。やればできるものですね。ただ、何かあって左足を急激に付くような場合は悲惨なことになるでしょうけど。
さすがにここは、他の2人はやろうとは言わず、最初の、上の写真のポイントまで戻り、初めてのFさんがここで練習してみることにしました。さすがに一番上からでは怖い、ということで下3分の1の高さから練習を開始。残念ながら私は歩いて下りられるような状況ではないので、Nさんに任せて上から見ていることになりました。ただ、途中からだと、安定した地盤からスタートできないので、実際にはそんなに簡単ではありません。以前、私の長男が同じことをやり、何回目かのチャレンジで前転しています。
写真の真ん中、若干左側の木の奥の方に2人が写っていますが、やはり斜度がありますし、根っこも途中で走っているので真剣そのものですね。
Fさんはこのあと、左側の大きな段差に突っ込んで前転してしまうのですが、それでビビることなく何度も練習していたのがすごいなあと思いました。どちらかというと体をガチガチに固めて走るNさんに対して、Fさんは体の使い方が柔らかく、MTBのサスペンションだけに頼ることなく全身でショックを吸収しているのがわかりました。普段サーフボードに立っているくらいだから、バランスのとり方もいいし、衝撃の逃がし方も上手なんだと思います。たぶん、本当に練習したら一番上手になるタイプなのかな、と感じました。
最後に、左の写真のドロップオフへ。さすがに着地がきついので私はここはやりませんでしたが、Nさんがチャレンジしました。最初は右側のドロップオフになっていないところから始めて、少しずつ頂点に近づき、最後は頂点から飛び降りていました。すごく上手でしたね。
このドロップオフでは人が飛ぶところを初めて客観的に見ることができたのですが、思ったより飛んでましたね。少し上向きに、微妙にテーブルトップ状になっているからかな。
私の場合はもう少しスピードをつけて、先のほうにランディングするので、さらに飛んでいるように見えるのかもしれません。
この左側のほうにはもっと怖めのドロップオフが存在します。落差で言えば1.5mくらいあるかな。下りる場所によっては2mとかにもなりそうですけど。着地したあとはうまくコントロールしないと壁に突っ込みそうなので、もう少し調べてみないとですね。早く骨折を治して、このあたりで練習したいです。