ChainReactionCycles.comに注文していたMET Parachute 54-57cm M Black, およびMagura Marta SL – Gold 2007 Front 180mm IS Mountが届きました。
MET Parachute
これはもう本当に、ロード用/XC用ヘルメットにフルフェイスオプションパーツを付けられるようにしただけのものです。光って見えるネジの部分をコインなどで外して、ハーフタイプのヘルメットとして使えるようになります。
ストラップもロード用と変わらず、フルフェイスとして使うとき、若干着脱の邪魔をするような感じがします。中のパッドも通常のロード用/XC用ヘルメットと同じような感じのもので、フルフェイスヘルメットのようには厚くないです。
そんなわけで普通のフルフェイスより軽いし、風通しは良くて涼しいし、外の音もよく聞こえると思います。しかし、本格的にダウンヒルやるぞ、というような状況で使うものではなさそう。
まあ、私のように基本、趣味で行うようなレベルだと、このヘルメットですべての局面をこなすことができるのではないかと思います。高峰山のような常設コースと里山みたいな場所が混在して楽しめる場所では、オプションの下側のプロテクターを着脱することで使い分けできますね。
Magura Marta SL – Gold 2007
次は、Magura Marta SL -Goldの昨年のモデルです。日本で買うローエンドモデル以下の価格になってしまっていました。
これまでMagura Louise 2005を3年間、一度のオイル交換もなく使ってきましたが、長いダウンヒルコースの最後のほうで効きがいま一つになってくることを除いては、何の不満も感じませんでした。このブレーキのオイルを交換しなかったのは、マグラの説明書に、「一度オイルを装填したら、もう何年も変える必要がない」という記載があったからです。マグラのミネラルオイルは、DOTのように水分を吸収したり、肌を痛めたりすることがないのだそうで。
おそらく、もう15,000km近く走っていると思うのですが、Louiseは未だに好調なのです。ただ、Louiseはモデルチェンジを繰り返し、使用するブレーキパッドの形状が数回変わっているようなので、最近なかなか2005年モデル用のパッドをショップで手に入れることが難しくなってきました。ChainReactionCycles.comで一緒に買おうと思っていたのに忘れていたので、近くのショップで取り寄せてもらおうかと思います。
ちょっと前に換装したのですが、交換前のLouiseと交換後のMartaはほぼオイルラインの長さが同じでした。フロントは若干長めだったのかな。リアは、ローター径が大きくなって、アダプタをかませたことでキャリパー側の角度が代わり、以前よりは若干窮屈になっているかもしれません。
LouiseのローターとMartaのローターを比較してみると、ブレーキパッドが当たる部分の幅がずいぶん違うことがわかります(上がLouise用160mm径。下がMarta用180mm径)。Martaはきわめて細いんですね。そして軽い。代わりに径が160mmから180mmに変わったことで、とりあえず今まで同様の制動力が確保できていることを期待します(まだ乗っていないのでわからないんです)。ただ、ブレーキタッチはLouiseより良さそうな感じです。
そういえば、MTB系のショップでこのmarta SLをダウンヒルバイク/FRバイクに装着しているケースを何回も見かけました。ダウンヒル用のGustavと比べてMartaは非常に軽量なので、それを狙ってのことなのかもしれません。Louise 2005の説明書には「ダウンヒルには使うな!」と書いてありましたけど、Marta SLの説明書にはそれらしき記述はありません。まあ、上手な人は要所要所でしかブレーキングしないので、XC用のMartaを使っても問題ないのかも。
デフォルトのままだと若干右と左でアソビに差があるので調整しなければいけませんね。
これでProphetの生粋パーツはヘッドパーツと一部の消耗品位になってしまいました。今度の土曜か日曜日にこの新しい構成で、和田堀公園あたりを走ってみたいと思います。