くしゃみしたとき、咳したとき、あるいは急にしゃっくりが出たときなど、前回の富士見パノラマで受傷した場所に痛みが出る状況が続いてました。軽い咳やしゃっくりだと普通にしていればほとんど大丈夫だったんですけど、今日の明け方、左を下にして寝ていたときに咳をしたら結構激痛。肋椎関節あたりを捻挫しているんじゃないかとか思いながら近所の整形外科へ。
この整形外科は他の医療機関で見つけられなかった骨折を何度も見つけてくださった優秀な先生のいるクリニックです。
まあ、通常はそんなに痛みが強いわけでもないので、骨折はないかなと思っていました。
先生に呼ばれて、説明を始めた段階では時は大したことがなさそうな印象を受けたんですけど、10枚近く撮影したレントゲン写真を見て、先生が「肩甲骨には異常はないし…」と言いかけたところで、「あー。肩甲骨ではなくその下でした」と言葉を続けました。数多く撮影した写真の中で唯一、ハッキリ骨折を示す影像が残っていたのです。
先生曰く、肋骨骨折を見つけるのはやっかいだと。角度によって両方の骨が重なって写っていたりすると、骨折の箇所を見つけることが出来ないそうです。今回の写真の中でも、骨折を示すレントゲン写真はたったの1枚でした。レントゲン技師の方は少しずつ角度を変えて何回も撮影してくださいましたが、本当に優秀な技師さんだと思います。

画面を撮影させていただいたので分かりづらいですけど…。拡大すると…。

画面を撮影したものなのでモアレが入ってしまっていますが、Z字型にきれいに折れてるのが分かる。第4肋骨でかなり上のほうでした。これ、圧痛がある場所だ。
肋骨というのは結構治りにくいらしく、基本的に痛みが軽減するのに1ヶ月はかかるとのことで、8月いっぱいは痛みに耐える形になりそうだとのこと。う〜ん。そこまでは痛くはないんですけど。
で、完全にくっつくまでは6ヶ月程度はかかるとのこと。全治6ヶ月? まさかの診断は思ったより重傷でした。
先生によれば、転倒直後は折れてはいてもズレてはいなかったかも、とのこと。よく「骨にヒビが入った程度」といういい方を聞きますが、これはれっきとした骨折で、割れていてズレていないだけなのだそうです。もしかしたら、この12日の間にズレてきたのかもとのこと。このような骨折の場合肺を傷つけ気胸になるケースも多く、その場合は外科手術が必要になるそうです。私の場合は幸い、その傾向は見られないとのことです。
全治6ヶ月とのことで、私の今シーズンのMTB活動は終了しました。少なくとも半年間は、MTBを単なる自転車として乗るだけになりそうです。となるとこの期間はクロカンバイク一つかYETI SB5cあたりが1台あればいいので、使わないバイクは一度手放すのもありかと思っています。来シーズン、気分が萎えていなければしばらくはその残されたバイクでフィールドを楽しんで、やっぱり続けていきたいということであれば新しくするとか。家族からも釘をさされたことですし、今後どうするかはしっかり考えていきたいと思います。
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