「おむすび」は「ちむどんの再来」?

SRAM XO Crankset

ここ数年、家族で夫婦で朝ドラを楽しんできていますが、現在放送中の「おむすび」について妻の評価がすこぶる悪い。妻の勤務先では昼休みに部署で見ているそうで、年齢が高い人が多いせいか、妻だけでなくとにかく「面白くない」「早く次の朝ドラに」というのが部署の総意なのだそうです。

多様性の時代には不適切な発言かもしれないけど、なんでも「ギャル」に結びつけていたりするのに辟易しているらしいです。実際のところ、おむすびに出て来るような愛すべきギャルが当時の大多数を占めていたのかもしれません。しかし、メディアの影響もあると思うけど、おむすびの主役達の時代は確か「コギャル」が台頭していて、それらについてニュースや時事ネタに上がるのはネガティブな話題が多かったと記憶しているんですよ。具体的な内容はとてもじゃないがここには書けない。自分たちの娘がそんなことをやったら泣くな〜、というような内容ですかね。

で、おそらく妻や私も含め、妻の職場の年配の方々はそういった記憶や印象からかなりの色眼鏡で潜在的にギャルなるものを評価しているのだと思います。

おむすびの描き方だけでは、そのあたりをポジティブな印象で上書きすることが難しかったのだと思います。もちろん、主役世代の人たちとその上の世代の私たちでは受け止め方は違うとは思いますが。今週たまたま見た「SUNNY – 強い気持ち・強い愛」なんかはコギャル時代と現在を上手く描き分けていて面白かったけどな。無理にきれい事にはしていなかったのに、コギャル仲間の絆がしっかり描かれていた感じで。

多様性というポリコレを公平に適用するなら、ギャル「魂」を継続する人たちだけでなく、それを別の世代に押しつけることもなく、逆に卒業して違う「魂」を見つける子たちがいてもおかしくなかったのかな、と思ったりもします。「虎に翼」の時にも書いた記憶がありますが、NHKのドラマ、今の価値観を今とは異なる過去の話へぶち込みすぎていないか〜と思うことはありますね。「おむすび」の子役の子もかわいいけど、あえて「女の子〜」的にしていないところとかはいいかもしれない。でも、全体的にポリコレを極端な方向にまとめてしまって優等生的な作品に終始してしまうと、朝ドラを見ている層の共感が薄れ、またその他の世代の人にとっても、面白みに欠けるものになってしまうんじゃないかな〜とか個人的には思っています。

ネットでいろいろな意見を見ていると「ちむどんの再来」みたいなことが言われていますね(^^;)。私は、ちむどんどんのように主要な登場人物の全員が相手のことを考えない、時には犯罪も容認するような人たちだったのに比べ、「おむすび」では相手のことを考え抜いてゆえのお節介焼きの人たちが多く、さらに「おむすび」では自分の行きすぎた行動を「反省できる」点で大いに違っているように感じるんですよ。ちょっと優等生的すぎる気はしますけど。

来週にはついに、記憶に新しい「コロナ禍」が描かれます。「おむすび」ではこのあたりがどのように描かれるのかについては興味があります。

さて、日曜日に出かけようとしている場所が予定していたコースではなくトレイルになりそうなので、YETI SB5cではなくTREK FUEL EX5 GEN 6にしようと思っています。土曜日の天候が微妙なので、どうなるかはわからないけど。

FUEL EXはリアサスを交換したので、どんな感じか見てみたいんですよね。ただ、クランクをオリジナルに戻しているのでなんかもっさりした印象が少し戻ったような気もしていて。BB83用のクランクを無理にSRAM純正のBBで組もうとしているから上手くいかないところはあるので(純正GXP BBは片側が狭く決まった位置以降は軸が通過できないので、BB内側に過剰なスペーサーを入れて調整しなければならない)、明日時間があれば、純正ではないBBでの組み込みを再度試してみようかと思っています。今ほど正確なチェーンラインは出せないでしょうけど、SRAMの楕円リングだからこそ急な登りに強い、というところもあると思うので。

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