井上選手の異次元ぶりに戦慄を覚えた

TREK FUEL EX5 GEN6

今日は井上尚弥選手 VS ドヘニー選手の世界戦を見ていました。

本戦当日の体重が井上選手62kg台、ドヘニー選手が66kg台(計量時から1日で11kg増量)とのことで、井上選手がどう闘うのか楽しみに見ていましたが…。

いやはや。井上選手強すぎる。というか異次元過ぎる。見ているそばから目にしているものが信じられず、ついに寒気がしてきて、試合後インタビューまで寒さで震えていました。あまりにおかしいので夏用布団をかぶってしまったくらい。

ドヘニー選手も踏み込みと左が速くて、26勝中20KOと当たれば危ないパンチを持っていましたよ。でもそれをミリで躱してしまう井上選手。さらにそのパンチをしっかり警戒した上で強いボディブローを数多く当てていました。多分その影響でしょうが、ドヘニー選手は7ラウンドまでに壊されてしまい、動くことが出来ないくらいに腰を痛めてしまった。脚に響いていたので神経症状でしょう。

見たこともないような、信じがたいTKO劇です。

なのに、インタビューで、「いつもより切れがない」とか「ご自分で不出来とおっしゃっていた…」「調子が悪そうだった」とかという言葉が質問に出ていたのが正直信じられなかったです(^^;)。井上選手、勝利者インタビューで一言も不出来だなんて言ってなかったし。

相手によって準備や戦い方、それにリズムが変わるのは当然です。私が見る限りでは今回の戦い方の中で見ればパンチも切れてたし、攻撃の威力もこれまでより増していた感がありましたよ。なにより試合の組み立てが素晴らしく、客観的に試合展開を評価しているセコンドとの連携も出来ていたとのことで、私は完璧な勝利だと思いました。試合後インタビューを聞いた私の感想としては、井上真悟トレーナーの試合後インタビューでの評価が最も妥当だと思いました。

一度もKOされたことのないタフガイをあんな形で棄権に追い込む、そんな凄い選手が今までいましたか? 正直、私は戦慄しましたよ。しばらく悪寒が続くくらい(^^;)。

私は高校時代は伝統空手の選手で、試合の体重制もなく大きい人との対戦もありました。いわゆる寸止めですが、顔面以外は突きも蹴りも当て合うので、やっぱり大きい人と当たるのはキツかったですよ。それを世界戦という高度な闘いが行われる舞台で、当日体重で4kgも体重差がある相手と闘い、圧倒するのだから本当に凄すぎる。

井上選手、おめでとうございます。

また、もう一つの日本人同士の世界戦、武居選手と比嘉選手の闘いも素晴らしかった。武居選手が11Rにダウンを取られ、前回の試合の12Rの状態を見る限りもう負けるかと正直思いました。でも、武居選手は成長していました。12Rを攻めきり、比嘉選手を圧倒し防戦一方に追い込んで見事、勝利しました。最後まで倒れずに耐えきった比嘉選手も素晴らしいし、最後の攻めで勝負をものにした武居選手も凄かった。

武居選手、おめでとうございます。

しかし、このイベントはなぜ平日なんだろうか? 仕事が終わってLeminoに入ったタイミングで試聴開始出来たのは武居選手 vs 比嘉選手の試合の途中からでした。もっと前の試合から観戦したいですよね。

今日の夜ライドはTREK FUEL EX5 GEN6にて。重いのは重いけど、今週末の白馬岩岳ダウンヒルの結果を受けて、少しでもこの車体に慣れておきたい、と思ったからです。

昨日のprophetでのリカバリーライドが功を奏したのか、今日はこのバイクを重く感じることはなかったです。GEN5とホイールごと交換しようかと思ったけど、タイヤだけの交換にとどめるつもりです。あとあとの耐久性を考えると、新しい鉄下駄ホイールを残した方がいいでしょうから。ただ、スプロケを交換できないのは痛いなあ。

今日は仮設の橋もオープンされて、反対側の公園に移動できるようになっていました。

白馬岩岳ではちょっと性能を活かせる走りをできなかった、TREK FUEL EX5 GEN6。でも、やっぱりいいバイク。速く体を慣らしていこうと思います。

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