先日、自宅にある2つのハーフキャップヘルメットのインナーを洗濯しました。
OGKのほうは2012年頭に入手してもう10年以上使っていましたし、2021年秋に入手したEnduraのヘルメットも酷使している状態。MIPSでもないし、インナーパッドはボロボロでした。
DHヘルメットのほうはベル(BELL) 自転車用ヘルメット マット グリーン/ブラック M フル9フュージョンで2021年秋に未使用品を探し出して新調しましたけど、さすがにハーフキャップのほうも何とかしなきゃな…と思い始めました。
MIPSいいな、と探しているうちに、やはりチンガードの着脱ができるとヘルメットを1個にまとめられると思いはじめました。最近はFさんと一緒に常設コースに行く機会が多くなりましたけど、移動時にハーフキャップで移動できるのは大きいし、荷物も小さく出来ます。
チンガード着脱式といえば、2008年秋に当時は日本からも購入できたchainreactioncycles.comからMET Parachuteを購入したことがありました。
ハーフキャップとして使うのがメインでたまに常設コースで使えればいいな、と買った物でした。アジアンフィットではなくかなりの卵形であるため、側頭部への圧迫が酷くて短時間の装着でも結構痛みを感じたのを覚えています。元々が普通のハーフキャップであるところに無理矢理チンガードを装着した、という感じの仕組みでフルフェイスと言うにはフィット感がなく結構厳しいな、という感じ。また、チンガードの着脱もかなり面倒でした。
私自身はこの仕様で頭から転倒することはなかったと思いますが、このチンガードが役に立つ場面は目撃していました。この後、当時よく一緒に走っていたTさんも同じものを買っておられましたが、私の記憶では富士見のA-LINEで、私が全く追いつけない相当なスピードで走行するTさんが転倒し、顔着したことがあったと思います。私が40km/hオーバーだったと思うのでTさんは50km/hオーバーくらい出ていたかも。FOX 32 FLOATの剛性が負けた感じがしたという転倒で、掌に相当酷い腫れが生じていたにもかかわらず、顔面は大丈夫とのことでした。このチープに見えるチンガードもかなり丈夫だったのではないかと思われます。
今日本で手に入るのはBELL Super Air Mipsとか、3r、DH位でしょうかね。新品が4万円台半ばとあまりにも高いので、ベル(BELL) 自転車用ヘルメット マット グリーン/ブラック M フル9フュージョンの時のように未使用品がないか探してはみましたが、3万円台半ばくらいなんですよね。そんなところなので最悪中古でもいいやと思っていたんですけど、ハーフキャップ状態のものはあっても、同じデザインのチンガードが揃わないな…とかいろいろあって。
比較的安価なUBEX jakkyl hde 2.0でもいいんじゃないかと思いましたがMIPSではないらしい。これ、ヨドバシカメラにも在庫があるみたいだったし、最後まで候補だった。
そんな中、見つけたのがMET PARACHUTE MCR MIPS。中古品を買うのは勇気が要りますけど(笑)洗浄した上で2-3シーズン使えればいいかと思う中で価格が安かったこともあって入手を決断しました。
使用感(汚れ、傷み)は十分にあります。頭の形が合うのかは初代のParachuteのこともあって少々不安はあったけど、このモデルに関しては側頭部を圧迫するようなことはありませんでした。見た目、卵形ではなく丸形に見える。
同じMサイズでも初代は55-57、これは56-58。私の頭が54.5cmで両者とも若干大きめではあるんですけど2020年モデルはBOAシステムで締められるので問題無さそう。
チンガードを装着する機会は多くないかもしれませんが、ハーフキャップとしては頻繁に使うことになるのでそんなに長持ちはしないかもしれません。なので、こいつがダメになったら次はBELL Super Air Mipsを狙おうかと思います。それまでに円安が落ち着いて、価格も下がっているといいな。