1970年代にキックボクシングブームを巻き起こし、日本中を席巻した、あの沢村忠さんの訃報が伝えられた。
私が格闘技を好きになったころにはすでに沢村さんの時代は終わっていたため、ほとんどリアルタイムで彼の試合を拝見した記憶はない。でも、ときどき「ゴング」誌に掲載される沢村さんの写真はやたらとカッコ良くて、試合を見たことはないのにファンだ、という状態が続いていた。
成人した後にようやく、かつての試合を収録したビデオを手に入れて彼が動く映像を見られるようになった。すでに自身でも空手競技を体験したあとだったので、収録された試合の多くはリアルファイトには見えなかった。それでも、日本人の若手との試合映像では圧倒的な実力差と、キックの重さを感じることができた。
引退後も武道場を開いて後進の指導に当たっていたと聞く。彼の伝記物は何冊も持っていて、先頃発売された「沢村忠に真空を飛ばせた男―昭和のプロモーター・野口修 評伝―」も購入しようと思っていた矢先だった。
自身が格闘技をやっていく中でいろいろと刺激をいただきました。長い間お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
東京オリンピックの種目に採用された空手道。そのオリンピックを前に、空手界に騒動が巻き起こっている。日本のトップ女子選手が、全日本空手道連盟(全空連)所属の強化委員長から竹刀で目を突かれ、負傷したというのだ。
私も高校時代は全空連所属選手として試合に出ていた。竹刀を使った練習は私も経験があるけれども、私の時代は今から40年も前の空手の世界で、今でもそんな指導法がまかり通っていたのかとびっくりした。全空連では竹刀による目の負傷を認定したという。
私も目は拳(ベアナックル)で何度も突かれて負傷した経験があるし、それによる視力低下の可能性は否めない(2.0から0.8くらいになった)が、さすがに竹刀の先で突かれる経験はしたことがない。竹刀で滅多打ちされた経験はあっても、「突かれた」ことはないのだ。
報道だけの内容なので滅多なことはいえない。それでも、竹刀を使ってそんなことを行うことがどれほど危険なことかは普通に考えて分かることだ。指導する立場の者がなぜそんなことも分からないのだろうか。
今回の件については、選手には何の罪もない。東京オリンピックの空手競技が偏見に満ちた目で見られないことを祈る。
昨日痛めたと思われる右ふくらはぎの調子が良くないので、今日のランニングはスキップした。ただ、月、火も休んでいるため、自転車だけには乗りたいと考えた。
1週間以上置いたのでさすがにLeftyのエアは漏れているだろうと思って確認したら、ほとんど抜けていないだろうと思われた。Lefty Max Carbon 140 PBRは気まぐれだ。
このバイクは本当にいいバイクだと思う。今日は15.2kmを59分で走っているので、平均時速は15.2kmで、RizeやYETIではあまり見ない数字だ。このバイクはやはり、手持ちMTBの中では漕いで進むのが抜群にいいらしい。
幸い、右のふくらはぎは昨日ほどは痛くないので、「ひどい筋肉痛」に近い痛みである可能性がある。歩くときには足を引きずるほど痛いが、とりあえずペダリングや、ペダルの上に立ってのバイク操作の痛みが軽いので、運動が維持できることには感謝したい。
どうやら、夜桜を楽しめる残り時間も少なくなってきたようだ。地面を埋め尽くす桜の花びらもきれいだった。
善福寺川の砂州がきれいに浮き上がっていた。雑草もその上でたくましく生きている。
ついに大阪にまん延防止等重点措置、まん防が初適用されることになった。今の状態だと東京もいずれ、だろう。そんな中で、私たちも雑草のようにたくましく生きていかねばならない。