落とし物拾い

昨日剥がれた靴底の捜索に行ってきた。

ちょっと、信じられないような剥がれ方だ。オレンジ色パーツなどは比較的見つけやすい気もする。

それにしても今日はすごい風YETI SB66Cで走行してみたのだが風の抵抗が大きくて全く前に進まない。さすがにこの風では剥がれたソールも飛んで行ってしまっているのではないか…。

何度か周回して、見つかったのは…。

ソール2枚

この2枚のソールのみ。残りは風でどこかに飛んで行ってしまったのかも。散らかしてしまったのは誠に申し訳ないけれども、どうかこれでお許しいただきたい。

さて、これらのどのパーツがどこにハマるのか。

答え合わせをして見たところ、写真上の細長いパーツが右足の先端のパーツで、写真下は左足の中央外側のパーツだった。

公園入口

見つかった場所は済美山運動場の入口のところ。写真中央左よりの場所に、左足パーツが落ちていた。いつもここで急角度に曲がって行くので、靴底に負担がかかるのだろう。

もう一方の右足パーツは、この写真を撮る際に私が立っていた場所付近に落ちていた。良く見つかったものだ。残りパーツも今後のランニングやポタリングで見つけることができれば回収していく予定だ。

さて。こんな具合なので、ランニングシューズを新調する必要がある。壊れたアディダスのランニングシューズはもともと足に合わない感じがあった。過去のランニングで一番多く使っていたのはアシックスのシューズで、最近の普段履きはミズノのシューズだ。この二つのブランドとはかなり相性がいい。

このあたりを選択するのが無難だが、ふと興味が湧いてきたのがベアフットランニングシューズ。というのも、私が一番真剣にランニングを行っていた高校時代、3年近くの間は常に裸足(ベアフット)で走っていたからだ。

ベアフットランニングシューズをネットで探してみると、これらのシューズはソールが薄く裸足感覚で自然とフォアフット着地ミッドフット着地を身につけられるという宣伝文句が書かれている。

多くの人はなるほど、と思うのかもしれない。しかし、私の場合はそのようにはならない可能性が高い気がしている。完全なベアフットランニングをしていた高校時代の私は、常に踵でランディングしていたからだ。空手道部では一番私が速かったから、決してのんびり走っていたわけではない。

https://goo.gl/maps/B2TPJjQzYydhhT9bA

当時のコースを思い出しながら、Google Mapでたどってみたが、距離は短いもののかなりの急斜面であることが分かる。登りはともかく、ここの下りを全力で駆け下りても、踵着地で問題が発生することは一切無かった(心の中では少しだけ、体に悪そうだなあとは思っていたけれど)。

つまり、3年近くもの間裸足で高速走行をしていてもミッドフットやフォアフットでの着地は一切身につかなかったということだ。

昨年末のランニング再開に当たって、ときどきミッドフット〜フォアフット着地を試してみたことがあった。しかし、残念ながら左のふくらはぎを痛めてしまい、10日ほど休まねばならなかった。現状は高校時代同様に踵着地に戻していて、調子を回復している。ただ、高校時代ほど足を前に送らないので(送れないので…)、踵でも前の方で着地しているような印象はある。

よく知られた民間の理論で「4スタンス理論」というものがある。廣戸聡一先生が確立された理論で、人の身体操作の特性がA1/A2/B1/B2の4つのタイプに分類できる、というものだ。

4スタンス理論 タイプに合った動きで最大限の力が出せる (じっぴコンパクト新書)

少し前の身体操作ブームでいろいろな民間の指導者がさまざまな理論を打ち出したが、私が試した中で再現性が高くて効果があったのはこの4スタンス理論だけだった。

私は武道を習ったことがあり、そのときの練習法を今でも活用しているが、この理論を採り入れて軸の設定を変えてみたりすることでポジティブな劇的変化が見られた。これは、自分が師事した先生が自身と同じタイプだとそのまま真似することでかなりの上達を期待できるが、そうではない場合は自分に合わせて工夫しないと上達が望めない可能性があるということだ。

同じ武術を習っていたはずなのに、指導者として独立後に主張する「伝統そのままの型」がそれぞれで違っていたりするのはこういう事情があるものと思われる。

少々話が脱線したが、4スタンス理論において私はB1というタイプで、踵重心のパラレルタイプに当たる。このタイプはランニングも踵着地のほうが合っているそうで、もしかしたら私の場合は無理にフォアフット着地に切り替えない方がいいのかもしれない。ミッドフットくらいはまだ試すかもしれないけれども。

ちなみに、家族では私と次男がB1妻と長男がA1タイプだ。見た目は私と長男妻と次男が似ているのに不思議なものだ。

MIZUNOのフットルックで過去に調べた私の扁平足バリバリの写真。

ラボの方によれば、私と次男が踵重心で、妻と長男が少し前寄りの重心を取っているとのことだった。この結果は、少なくとも4スタンス理論のAとBの判定については一致している。

ちなみに、私と次男は踵重心を修正したほうがいいと言われて苦笑したのはここだけの話。

YETI SB66C

さて。風が強いためにどうするか迷ったポタリングだが、重量感のあるYETI SB66Cで近所をゆっくり散策することにした。

公園にある一本の木の下に一面に広がったどんぐりがすごかった。

今日は善福寺川沿いにある2箇所の邸宅跡地へ。

観察の森

こちらは郷土博物館のとなりにある観察の森長く放置された邸宅の跡地だと聞いているが、都立公園杉並区のページを調べてみても詳細が分からない。自由に入れる施設ではなく、月に一度ほどの割合で、森の中を歩く会が開催されているそうだ。

https://www.city.suginami.tokyo.jp/faq/shisetsu/etc/1003797.html

観察の森
観察の森

もう一つは、もっと上流のほうにある荻外荘公園

荻外荘公園

数年前に整備されて公開されている公園だ。

荻外荘公園
荻外荘公園

旧近衛文麿邸の南側の庭を公園として暫定的に公開しているものだそうだ。荻外荘公園一枚目の写真の右奧に旧近衛文麿邸が見える。普通に解放されている公園だが、私自身は未だに入ったことがない。いつも自転車に乗って移動してきているため、少しの間とは言え駐輪場に置くのが怖かったりするのだ。

(…実は普段から家族連れで賑わっていることもあって、カスクをかぶりウィンドブレーカーを着たオッサンが1人で入って行くのは忍びない…というのが主な理由かもしれない。)

https://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/kouen/02/ogikubo/1054100.html

のんびりなので12-3km程度乗れたかな、という認識だったが、結果的に18km程度は走行していた。靴底探しで周回したことが大きかったのだろう。

ランニングはいつもより少し長めにとって4.3kmほど。

Stravaの記録をiPhone 12 Proで取るとトラブルが多かったのだが、Apple Watch Series 6(GPSモデル)- 44mmは現状ではトラブル皆無。おそらく今後は全て、Apple Watchの側で記録していくことになると思う。バッテリーの持ちもiPhone 12 Proと同等程度か少し弱いかというところだと思うが、1日活動するような遠出でどの程度もつか試してみたいところ。

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