歯の詰め物が仕上がったので、本日装着していただきました。調子は良いようで、これで何年かぶりにこの歯の力を最大限に発揮できるようになります。
先生には、新しくC0とかC1の歯を削るという提案をしていただきましたが、こちらは断りました。なぜかというと、大人になってからの歯のトラブルは100%、一度削ってしまった歯にしか発生していないからです。つまり、私の経験したトラブルは、永久歯になってから詰め物をされたものが10-15年おきに取れては再度削って、どんどん自前の歯がなくなっていき、激痛を経て最後には被せものになる、という繰り返しでしか発生していないのです。
ときどき歯医者でCナントカとか言われたり言われなかったりする、手つかずの歯たちは成人してから35年以上、C2とかC3に進むことはなかったですし、痛みを発生させることも皆無でした。
今回、わざわざ削って詰め物をして、5年後10年後のリスクを増やしたくありません。
素人目線での経験ですが、初期虫歯で削って詰め物をする歯科治療って、正しい対応なのかどうか疑問に思えてきました。少なくとも私については、少年時代の学校での虫歯検査については本当に恨めしい限りです。もし、歯を削らずに正しい磨き方を徹底して続けていれば、私の歯がこんな詰め物・被せものだらけにはならなかったのではないかと思われて仕方がないからです。
自分の歯については、あと1箇所、何度も詰め物が取れて削った挙げ句、神経を取ってしまったらしい歯について、根元が腫れているという不調が見られます。先生に確認したところ、この治療は5回程度は通院が必要になるとのこと。年内はいろいろやりたいことがあるため、来年に見送ることになりました。
ということで、今回の歯の治療はいったん終了。
その帰り道の、見慣れた風景に違和感が。
そうだ。あの普門館が完全になくなってしまったのですね…。夏に通ったときはまだ残っていたのに。
昨晩も朝まで眠れなかったので、昼寝をして、夕方にYETIのステムを変更してからポタリングに出ました。
使用したのは、写真のプロ(PRO) PLTステム R20RSS0415X 50mm ブラックです。Rizeでちょっとだけ使って合わない感じがあったので外して保管していました。今回YETI SB66Cに装着して復活です。
もともと付いていたのはRenthal Apex Stem: 31.8, 1-1/8, 32mm Reach, 6 Degree Rise by Renthal。なんかショップによって、30mm、31mm、32mmと揺れていて、実際の長さがハッキリしません。でもまあ、そんな極端に短いステムなのです。
私が乗っているバイクはこのYETI SB66CのみSサイズであとはMサイズです。Sサイズのトップチューブ長を考慮すると、このRenthal Apex Stemではちょっと短すぎるかな。自然にペダルの上に立つと、頭が前に出すぎる印象で、少し違和感がありました。
Renthal Apex Stemは作りのいい、本当にきれいなステムです。トップチューブ長が長めのProphetを通常フォークを使って組むことがあれば、これを使おうかと思っています。
今回、50mm STEMの装着で、ハンドルマウント位置が18-20mm遠く、少しだけ高くなります。この設定で、YETI号はどんな感じになるのでしょう?
まずは、めずらしくどなたもいらっしゃらなかったSB山東側から。
いや、本当に驚きました。ものすごく曲がりやすいのです。いつもよりスピード早めに進入しても曲がりきれます。バイクが倒しやすく、タイヤのグリップもいい。
さらに驚いたのは、前後の動き、縦の動きの改善ですかね。私はホイールを持ち上げる動きが苦手なんですが、フロントは上げやすいし、リアもふわっと上がります。ステムで、こんなに変わる? チェーンにCERAMIC SPEED (セラミックスピード) UFO Dripをふんだんに使ったことも影響してペダリングが軽いことによっても感触が強調されているかもしれませんが、激変です。
たぶん、コックピットが拡がったことにより、窮屈さがなくなって自然に大きな動きが取れているのかと思います。それに加えてSサイズのフレームということで、前後のホイールのリフトがやりやすくなっているのかも。
いつも飛んでいるテーブルトップでも、久々にフロントホイールが高く上がった姿勢で飛ぶことができましたね。以前、Lapierre Spicyで飛んでいたときみたいに。
以前ライドでご一緒させていただいた方からのいただき物写真ですが、Lapierre Spicyはフロントホイール上がりやすかったですもんね。今日のSB66Cはもう少し落差があるはずですが、コックピットに余裕があるからか着地も安定していました。
階段は少し暗くなってからチャレンジしましたが、この階段を滑り落ちる感覚もすごくいいです。盗まれたRize One一号機や、Nomadに匹敵するか、それ以上かと思いました。前後サスペンションがFOX FACTORYグレードというのは大きいかも。前後ともCTDのDではなく、Tで設定していたのですけれども、反応は犠牲になっていない感じでしたね。
最初に落っこちがあってそのあと加速する、近所では一番長い下りもすごく安定していました。なんというか、乗車時の姿勢が今までになく適切に取れる感じなのです。ペダルに自然に立ったときに頭が前に出すぎているような感じも全くなくなりました。
このバイクは、以前神奈川方面のトレイルで試乗させていただいてそのすごさに感動したこともあり、ライド仲間に譲っていただいたものです。そのときはプラスタイヤを装着していましたが、普通の2.25サイズだとそれほどでも無い感じかな、と思っていました。しかし、ここしばらくで設定を詰め、今回のステム変更で、試乗時を上回るような感触になりました。
ご近所ライドではそんな長い下りや登りがあるわけじゃないんですが、Rize One 2号機に久々に乗った際の体験に匹敵する感動と満足度がありましたね。
たぶん、トータルの性能でみると、YETI SB66Cは、私が過去に乗った中では最良なのでは…? ここのところ、27.5erや29erの新しいモデルに目移りして仕方がなかったのですが、今日SB66Cに乗って一気に消失してしまいました。
残念なのが、26インチの専用パーツや消耗品が手に入りにくくなっていること。特にタイヤは本当になくなってきました。40年も前の現役バイクもあるんですから、どうか一定数は供給していただきたいものです。
また、撮影については今日もCanon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIを使っています。やはり、画質が好みに近い感じがして、なんかもう少し小さなCanon機を探してみたくなっています。あるいは、長男が持っていっているCanon EOS Kiss X7とSONY α6000 ILCE-6000 Bあたりを交換してもらうか。