振り返り

SANTA CRUZ NOMAD 2005

本当に雨ばかり降るな…。

週初の今日は、長男が福岡に帰っていきました。完全在宅勤務から一部出社しての勤務が復活するそうで、さすがに東京での勤務は「遠隔過ぎる」状況になってしまうようで。彼は今、バリバリ仕事をしているので私にとっても大きな刺激になっていました。

私は私で、改めてモチベーションを上げていかないと。

今日のお昼はあんかけチャーハン。長男もこれを食べることができて良かった。

学校に行っていた次男も、長男の見送りに間に合うよう、急いで帰ってきました。2人はとても仲がいいので、また寂しくなります。

さて。雨が降っているとポタリングもできないので趣味にあれこれ思考を費やす時間帯ができます。

先日、Cannondale Prophetの過去を振り返ったり今後を考えたりしました。そんなことをしていると、どうしてももう一台の忘れられないバイクに行き着きます。

Santa Cruz Nomad

Cannondale Prophetと同じ年式の名車、SANTA CRUZ NOMAD 2005ですね。富士見で知り合った方に試乗させていただいたさいの衝撃は未だに忘れられません。

Marzocchi 55 R 2015

このフレームは富士見で体験したものと同じ、Sサイズでした。もし、フレームがMサイズで、フォークが動きの悪いMarzocchi 55シリーズでなかったら、もう少し長く乗ったかもしれません。

Santa Cruz Nomad

公園ポタリングには過剰スペックで、一番緊張感がある急階段でもかなり滑るように落ちる印象があったのですよね。

まだまだ飽きないNomad号

段差を飛んでも余裕がありました。この段差、懐かしいなあ。この高さを飛べるような場所は近所にすでになく、今やれ、と言われたら怖いかもしれません。

この落差と着地点の広さは貴重でした

着地点まではこれくらいの落差があったため、前後サスがフルストロークすることも多かったです。リア165mmで、Crossmax SXを履いたNomadはかなり余裕があったと記憶しています。

こうやってみると美しかった、Santa Cruz Nomadの姿形

Santa Cruz Nomadのフレームは、今見てもすばらしい造形です。

それでも、2015年の段階ではやはり設計の古さを感じるところは多々ありました。普通に組んだ状態でハンドルを切ると、フォークのクラウンがダウンチューブに当たってしまうとか、オーバーサイズストレート専用のヘッドチューブだったので、フォークが選べなかったとか。

ベースプレート + 5mm

なので、こんな特殊なクラウンレースを使う必要があったりしました。そういえば、私が初めてCHRIS KINGで組んだ初めてのバイクでしたね。

最後にリアディレーラーを破損してしまって、改めてLapierre Spicyを組んだときに、あれだけすごいインパクトがあったNomadでも、年式の新しいSpicyには敵わないことを実感することになりました。たった5年でもMTBは大きく進化してしまうものなのです。今乗っているYETIはSpicyよりも3-4年後のモデルで、さらに懐の深い乗りやすさを実現している感じがあります。

Lapierre Spicy
YETI SB66C

SB66Cは、Nomad/Spicyに比べるとショートストロークなのに、下りでの安心感はさらに上です。もしかしたら、FOX FACTORYグレードの前後サスの性能によるところも大きいのかもしれませんが。

だとすると、BOOST規格の近年モデルとか、27.5+/29erとかもっとすごいことになっているんだろうな〜。

子供が小さく、フリーランスで働いていた当時だと最新型も入手できたりしたものですが、今となっては厳しい(苦笑)。2005年くらいだと、オールマウンテンのトップモデルが60万円台くらいだったのに、今は100万オーバーが珍しくなくなってきています。当時のような感動を味わいたい、と思っても物理的に無理。

それに、最近は最新型よりも懐古主義というか、MTBをはじめたころのバイク(2000年代半ばのバイクたち)への感心が高くなっている気がします。もう、常設コースで走るような機会も多くないでしょうし、トレイルでは速度もゆっくりのんびりなので、Prophet/Rizeくらいが一番楽しめる気もしてきていて。

Cannondale Prophet 2000 II
Cannondale Prophet 2000 27.5 11S

やはり、このあたりに気持ちが向かってしまう。

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