今週の中盤は、微熱が出たりして休養モードでした。前日の朝の平熱が35.2度だったところから、翌日の37度では…非常にカラダが怠くなるのです。
現在、通勤に使っているSCOTT SOLACEのブレーキはフロント側がShimano 105。リア側がTektro製になります。普通には効くのかもしれませんが…。
Shimanoだけを使っている間は気にならなかったのですけれど、Mさんの何台かのバイクに装着されていた、比較的年式の新しい10-11速のCampagnoloを試用した際、制動性が非常に高いのに衝撃を受けました。当時私がADDICTに使っていたShimano Ultegra 6700 STI + 105 5600(?)系とは大きな差があったのです。
そこで、Campagnolo Chorusを調達してきて組み替えてみたところ、Mさんのバイク並みに効くようになり、大満足。それはZephyrになってからも同様です。
そのChorusのセットから、改めてSOLACEの105、今回は初めての11速システムへの以降になったわけです。やはりちょっと効きが甘い…というより強く握る必要がある、というのか。思い起こせば、Chorusに変えてから、左右の握力が結構落ちていたんですよね。それだけShimanoは握力を必要としていたのだと思います。
さらに、105キャリパーのフロントブレーキが粉を吹いてしまって、短期間で半減していたこともあって、今回思い切って、ブレーキキャリパーだけ、Campagnoloに変更してみました。
もともとついていたテクトロ製のダイレクトマウントブレーキ。低価格帯だと思うのですけれど思いのほか軽くて、優秀な印象ですね。
この状態で改めて通勤に導入してみたのですが、残念ながら効きは今一つな感じでした。むしろ、純正の105キャリパーのほうが少し効きが良かったかも。両者には重量差も相当ありますし、妥当かなあ…。とりあえず、ブレーキシューが粉を吹かなくなったのは助かりますが、また握力が必要になりそう。
とすると、原因はレバーなんでしょうか…?
まず、Shimano STR 105 5800系。人差し指がかかる部分から下に伸びるラインがすっきりした印象です。
それに対して、カンパの11速はレバーの湾曲が強い印象です。
今回は2台の稼働可能な状況下のバイクがあって、交互に握り比べることによってその違いがハッキリわかりました。私の握り方、手の大きさ(私は大きめだと思うのですけど)などにもよると思いますが、Shimanoのほうは握り込んだときに明らかに力が逃げる印象なのです。レバーが倒れる方向と指が曲がっていく方向がずれている感じ、と言ってもいいと思います。
思い起こせば、1992年頃に使っていたShimano STI(Shimano 600、だったかな)を初めて使ったときに、「なぜ、こんな変な角度からブレーキレバーを握らなければならないんだろう?」と感じたことがありました。それまで、「下ハン」しか知らなかったので(苦笑)、当時はものすごく違和感があったんです。昔のモデルはブレーキワイヤーが上側に出ていたので、「上から握る」という感覚がありませんでした。
今回の握り比べで感じたのはまさしくそれ。まだ自宅にあるZephyrのCampagnoloブレーキレバーを握ってみると、レバーが倒れる方向と私の指が曲がる方向に親和性があって、適切な方向に指が締められていく感じがあります。特にシューがリムに当たってから、Shimanoの場合は「力が入らなくなる」印象があり、Campagnoloの場合は「力がより加わっていく」実感があります。
こういうことだったんですね〜。下ハンで握れば、基本的なブレーキ動作での制動性は差がなくなると思いますが、Shimanoはちょっとレバーが遠くなるかな。リーチアジャストは可能なようですが、上ハンの場合はむしろ、Shimanoのほうが近くて指がかかっているので、あまり関係なさそう。なにより、Shimanoは下ハンでのブレーキ操作中に、ブレーキレバーが波打つ感覚は気持ち悪い。
ということで、単に相性問題だったのだと思います。これはいかんともしがたい。
このようにブレーキの制動性に目を向けると、私の場合はCampagnoloのほうが合うようです。反面、シフティングフィールはShimanoのほうがスムースで、シフトチェンジも正確に動作している感じ。Campagnoloは、純正品の組み合わせでの経験が少ないので、シフティングの評価は正確とは言えないかもしれませんが、変速に多少もたつく感じや、レバー操作法が甘いとうまく決まらない感じがあります。最後に使ったZephyrの構成は、チェーンがShimano製ですし。
なにより、よく使うリア側のシフトアップでは、Campagnoloの場合は握りの位置を逐一ずらして加重を抜き、親指で押し込む必要があるのはかなり無駄な動きです。これは、ZephyrからSOLACEに乗り換えた瞬間に痛感しました。そういえば、SOLACEになってから、シフティングを頻繁に行うようになった気がします。
両者一長一短があり…。どうしますかねぇ。
さて、病み上がりではあったのですけれど、今日は軽いポタリングを。今日はOLYMPUS PEN mini E-PM2にSDカードをセットしました。
それでも、やはり先週がピークだったようです。先週OLYMPUS PEN mini E-PM2を使えなかったのは残念ですけれど。
iPhone 7とも比較してみました。3:2で揃えて縮小しただけで、両方とも撮って出し。さすがにOLYMPUS PEN mini E-PM2のほうが色がきれい。
今日はまず、行きがけにLeftyにエアを足しました。この海外中古のLefty MAX PBRはエアが抜けるのが少し早めのような気がします。XLRのときはエア抜けを気にする必要はほぼなかった気がしますので。そして。
久々にドロッパーシートポストを装着しています。比較的低価格帯のものなので、クセがありますし、油断すると「ガイーン」と跳ね上がるので、要注意です。シートポストが重くなる分、サドルを軽いものに変更して、バイクを左右に振るさいの違和感を抑えました。この中古サドルも、私のデニムの色が移って、汚くなってしまいましたけど。
これのおかげで、今日のライドはかなりストレスがなかったのですけれども、それでも結構クセは強いです。以前Trail-Sさんが使っていたBrand-Xのドロッパーが低価格なのに高性能だったことを思い出し、海外サイトに発注しました。27.2で105mmの上下動はありがたいです。年末年始なので、少し時間はかかりそうですが。
いつの間にか使い古されてしまったこのベンチ。
2010年2月のポタリングで、ベンチが貼り替えられてきれいになっているのに気づき、目を留めたのを覚えています。このときは、sadaさんのところとお揃いのRize号Sサイズにのっていましだ。Lefty→FOXで、荒れた路面は響くようになったけど、バームの連続への対応性は改善されたのでした。カメラは、いろいろ悩まされたRICOH CX1でした。今みると、結構きれいに撮れているようにも見えるけど…。
宝くじからの贈りもの…でしたね。何か文字が入っていたのを覚えていたので、探してみたのですが、見つかりません。それもそのはず。
文字が書かれた板はもう失われていたのです。
どの板もブニャブニャのガクガクになってしまっています。
あれから10年経とうとしているのか…。すごく最近の出来事だったような気がしたんですが、この板の朽ち方を見ても、長い時間が経過したのは明らか。ものすごく切なくなって、しばらくここに留まって昔を振り返っていました。
いつの間にか年の瀬になりました。もうクリスマスか。イルミネーション・ツリー(?)に出会えたのも、夕方ポタリングのおかげか。
不気味に揺れる日本列島。異常気象。地政学的リスク。オリンピック後の日本経済の急速な後退。それに伴う老後への不安。いろいろと心配の種は尽きませんが、我が家族が、いや、地球上のみなさんが今後も幸せでいられますよう。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。
ロードのリムブレーキ=もぅ長いこと触っていませんよ。(遠い目…)
すっかり感触とか忘れてしまっていますね。言われると、初めて(最後の)Shimano 105は
けっこう握りにくかった記憶もありますが・・カンパとはフィーリングも違って迷いそう。
一体型なので無理っぽいですが)いっそ両社のハイブリッドとか、出来ないのですかねぇ?
ドロッパーズ・ポストも懐かしい気が…都合、2本だけしか試してませんが、確かに便利ですよね。
クランクブラザーズ製とか、今でも出ているのかなぁ? ちょっと覗いてみよう…(買いませんが)
こうして記事を拝見していると、やっぱり最後にロード車を体験しておきたいですねー。
icofitさんのように、毎日ガンガン飛ばせるとは思いませんが(苦笑)
マイペースで遠出もしてみたいです。なんせ、腰が重いので・・ダメかな?
オリの発色、時おり狂いますけど・・この時期は良い感じですねぇ。
コントラストは高めですし、光線具合でかなり綺麗に撮れますね。色合いは好きですよ。
ベンチの劣化は・・けっこう”あるある”です。いつの間にか傷んで張り替えられたり…
身近なところで、時間の流れを感じさせられます。あ〜、年は取りたくない・・(ボソ
もぅすぐに年の瀬ですが、風邪にはお気をつけくださいませ。あ、自分も、ですけど(沈
sadaさん。さっそくありがとうございます。
今回は、両者同程度のクリアランスで調べてみましたが、もしかしたらShimanoはもう少しクリアランスを大きくして、より手もとに引けるようにしたほうがいいのかもしれません。
というのも、ShimanoやSramはブレーキレバーがハの字に開いていて、かなり手元まで引き寄せてもハンドルバーに干渉しないのです。それに対してCampagnoloは並行なので、クリアランスを小さくしすぎるとシフトレバーがハンドルバーに当たります。
レバーだけサードパーティ製、とかないのかな、と探しましたが、sadaさんがおっしゃるようにブレーキ・シフト両レバー一体型で、純正品しか見つかりませんでした。こういうときは、MTBはいいな、とか思ったりします。
※ 今調べてみたら、ST-R9100 Dura Aceではブラケットが小さくなり、握りやすさが改善しているみたいです。でも左右で4万円オーバー。予算的に現実的ではなさそう。
MTBは、近所ポタでもいろんな地形で遊ぶため、私の場合はドロッパーのほうがはるかに便利です。
Prophetに装着していたENVEシートポストは上下動がきつくて一手間だったので、ドロッパーは非常に楽でした。
いつもの階段は、サドルが高いまま何度か練習したことがありますが、かなり危険でしたので、今はサドルを落とすようにしています。
ロード車はやはりいいですね。ときどきSIX Trailまで足を伸ばしたくなることもありますけど、MTBで片道35kmは正直きつくなってきました。その点、ロードはこのくらいの距離だと疲労を感じず、もう少し走りたくなります。
この日のオリンパスは、変な発色はありませんでした。iPhone 7 Plusの、全体的に苔が張り付いたようなデフォの色合い、何とかならないかなあ…と思います。これがなければ、iPhone 7でも満足しそうな気がするんですけど。
ベンチは「宝くじからの贈りもの」に気づいてから10年が経過しようとしている、というのが私の中ではかなりショックで…。RIZEさんからも10年か…ということはsadaさんとお知り合いになってからもそれだけ経過しているんですね。一気に10年前に戻ってしまいました。
気温も乱高下していますし、お互い体調には気をつけましょうね。