昨晩は寝返りを打つ度に右足の付け根や大腿部の外側が痛くて、いちいち目が覚めました。さらに朝、起きてみると全身に痛みがあります。転倒でぶつけた右肩、左の首筋も痛くて大変でした。
それでも午前中は次男が進学する学校のほうまでNeilPryde Zephyrで2回往復することになり、自転車くらいは乗れることは分かりました。
今日は私にとってはあまりいい日とは言えなかったと思います。心に残るモヤモヤを解消するため、カラダに大きなダメージがあることを承知で、あえて無理してみることにしました。
そこで午後から、昨日に続いてM山へ向かうことを決めました。
正直、50代半ばの趣味ライダーで、2日連続の自走トレイルは厳しいところです。この週末はトレイル自走の前にロード走行を20km以上入れているので、1日の平均走行距離は70kmとなりますから。週間走行距離も合計300kmオーバー。今回はこれに加えて怪我もしているため、万全の状態とは勝手が違います。
そんな状態でも、カラダが温まってくると、痛みを感じにくくはなってはきました。一度しゃがんでしまうと、立ち上がるのが厳しいということは分かりましたので、今日の休憩はほぼ立ったままです。
無理を承知で行動しているせいなのか、パフォーマンスも伴っていたと思います。今日のProphetでの山登りのタイムは、今年1月にNemesisで登った記録に遅れること2秒の2位でした。あと2秒頑張れていれば自己記録だったのか。でも、限界スピードでしたね。
それにしても、15年も前のマシン、Cannondale Prophetは非常に優れています。フルサスのAM機なのに、超軽量XCバイクのNemesisと2秒しか変わらない未舗装路の登りを提供してくれるのですから。
考えてみれば、搭載しているLeftyは、Nemesisのフォークより40mmもストロークが長いのに、重さは300g以上軽いはずです。Lefty 1.0の長所ですが、これもバイクの取り回しの軽さに寄与しているかもしれません。
それでいて、下りは圧倒的。全身の痛みも感じさせないスムースさです。里山の路面ですから、決してフラットではなく、今日もNemesisを選んでいたら厳しかったでしょう。
下りに関しては、YETI SB66Cに2.25のタイヤとホイールを装備して走ったときよりずっとスムースな印象でした。
このバイクのフレームは、老後に備えて取っておく予定だったのですが、ガンガン使っちゃってますね(苦笑)。老後用にフレームだけもう一台、置いておきたい気がする…。でも、置き場所の問題で全部売却してしまったんですよね。
前後サスペンションやベアリングを定期的に交換して使えば一生持つかな?
多摩川河川敷はウソのように楽でした。少しだけ重くはなりますが、老体への負担を考えたら、Prophetのようなバイクがいいのかもしれません。
それでも…。疲れました。その影響で微熱もあるようです。一部の痛みも増強されました。
高校時代、大会で仲間の足を引っ張らないように無理を押して練習したことも多々ありました。今日はそのときのような、「一押し」を再現できたと思います。
行動としては決して正しくはなかったかもしれません。でも、いつの間にか心のモヤモヤもどこかに飛んで行ってくれて、1日が終わってみれば目的を十分に達成できた日でした。
…ちょっと明日が心配…(^^;)
コメント
コメント一覧 (2件)
こんばんは。あ、無理しちゃダメですよ〜!(笑。遅いコメントすいません)
それにしても、預言者号は15年モノですか。すげぇ・・。
カメラもパソコンも(XXXも?)15年経つと、ほぼジャンク寸前ですが、
自転車=MTBフレームって色あせしにくいのかなぁ? まだまだ現役バリバリですし…ね。
もちろん、メンテ次第となるでしょうけど…このプロフェットは幸せモノですよ。
仰るとおり、リアサス搭載車は中年には優しいようで。
ストローク次第ですが、体の負担には有効なんでしょうね。
軽さも大事ですが、バイクもオーナー本人もメンテが一番! かもしれません(笑
sadaさん。こんばんは。
私の中でときどき起こる、少し無理をしてみようと考えてしまう、不合理な活動意欲でした。
先週の転倒で打撲した箇所は、右脚でブレーキをかけるような動作をするときに、強めの痛みがありますが、だいぶ回復しています。
昨日、お仕事先が休みだったので、私にとっては3連休ですが、このタイミングで大雨になったので、適切な休養となるかもしれません。
Prophetは2005年モデルなので、2004年の今頃はローンチされていたと思います。リアスイングアームの加工が違ったりもしますし、プロトっぽさもありますが、生産から15年は経過しているのでしょうね。
私の場合は老後に残すつもりで、分解保管の期間も長かったので、傷みは少なめなんだと思います。
ProphetとNemesisでは、カラダに対する優しさが全然違います。でも、Nemesisで前日走ったから翌日のProphetがより快適なものに感じられたのかもしれません。
Prophetは、リアサスは汎用的なものが使えますが、Leftyはもう段々弾がなくなってきているので、いつまで持つかなあ、というところもあります。でも、Prophetの車体はきっとLeftyでなくてもかなり乗りやすくは作れると思います。26インチホイールが今後も延命されるといいのですが、27.5化が進むと厳しいかもしれませんねー。