今日はいろいろと予定が立て込んでいて、どこにも外出しない予定でした。
でも、Tさんがツアーを開催することになり、先々週に知り合ったTくんがこちらに参加したいという話になったので、私も急遽参戦することに。Trail-Sさんも、何とか予定を調整して合流することになり、4名でのツアーとなりました。4名のうち、普通免許を持っているのがTさんだけという状況で、ご苦労をおかけしましたが。
ギリギリで参加を決めたこともありますが、昨日が遅かったので睡眠時間が取れず、朝から体調が悪く、今日はこれが災いすることに。
Tくんは話を聞く限り、ご近所さんですが、大学では自転車部を検討しようにも、MTB愛好者は皆無で諦めたとのこと。そんなご時世でもMTBを選ぶ若者は、おじさんたちにとってはかわいくて仕方がない存在です。
それに加えて、TくんはMTBのスキルが大変優れていて、Tさんとも釣り合うレベル。今日は1日を通してTさんとTくんが先行して、久しぶりのライディングとなるTrail-Sさんと、その後ろを走る私が先行の2人に遅れて走る、という感じでした。
ついにドロッパーを導入を導入したTさんのTURNER FLUX。リア100mmと、XCバイク程度のストロークしかない、しかも26インチバイクで全員を引っ張るわけですが、その走行スキルはハンパではありません。彼は先頭走行なので、ブラインドなところがあると早めに進んで、直前で速度をぐっと落として先を確認するなども行いながら走っているわけですから、すごいと思います。
Trail-Sさんは、本格的なトレイルは本当に久々になります。半年とか空いているのではないでしょうか? 彼は今は個人的に大変多忙な状況なんですが、みんなが集まる、ということで来てくれました。
トレイルは極上です。全体的に、6 Trailのように滑らかな路面ですが、ところどころにドロップや根っこ、長い激下りや滑りやすい路面があって、非常にバランスが取れたトレイルでした。難易度はさほど高くはない気がするので、初心者にも楽しめるのではないでしょうか。
ただ、今日は全国的に高温となり、このトレイルも例外ではありませんでした。もう走り始める前から暑くて。
それでも1本目の走行は問題なし。TさんとTくんはすぐに見えなくなってしまうのですけど、私はTrail-Sさんの後ろについて、速度を抑えながらゆっくり走っていました。
この見晴らし抜群な場所では、過去に昭和天皇が陸軍特別演習を御統監された場所らしいです。
後半は、ハーフパイプのような大変長いコースが続きましたが、今までで一番楽しいと言えるセクションでした。一般トレイルなので、そんなに飛ばすわけではないのですが、バームに乗って流れるように走ることができます。
今、動画用に使っている6TBのHDDが不調で、新しい8TBのHDDにデータを移している最中ですので、今日の段階では動画編集できませんけれど、準備が整ったら走行動画を載せたいと思います。
1本目を走り終わったあと、登り返して2本目に行くのですが、これが非常にハードで…。Intense Carbine 275はホイールとタイヤを交換してから、平地を漕ぐのも、ちょっとした登りを上っているような抵抗があり、まるでJudge号に乗っているような感じがします。登りのきつさはハンパではありません。
そして、これを登り終わったあとから体調が悪化し始めます。舗装路を登り返し、少し休んだのですけど、手足のしびれと頭痛が始まりました。
そんな中2本目のアプローチに入るのですが、ペダルが全く踏めなくなっていました。普通なら登れる坂もすべて押しになってしまい、みんなを待たせることに…。
押したあと、下りの前の休憩では、今度は寒くなってきて。全身鳥肌が立っていました。なんかやばいぞ。おそらく、熱中症になりかけていたのではないかと思います。それに加え、今思えば登り返しの途中でアブに背中を2箇所咬まれていたのですが、その影響もあったりしたのかな。今両方が腫れてきてかゆみを持って来たことで思い出しました。
相手がアブでハチではなかったので、せいぜい局所的に腫れるくらいだと思うのですが、私は昔からアレルギー体質であること、厳しい環境の中で極めて激しい運動を行っていたこと、最低2箇所同時に咬まれていることも、影響ゼロではなかったかも。
そんな状況でも、下りは余裕があって、1本目とは異なるハーフパイプも、目の慣れでより楽しめました。Trail-Sさんも2本目ではカンを取り戻したのか、走行速度が上がっていましたけど、それでも余裕があったのは、Intense Carbine 275のおかげかな…という感じです。
2本目を下りたところで、3本目行くかどうかを検討したのですが、Trail-Sさんも滅多に来られないだろうし、Tくんもせっかく来てくれた、ということもあるので、ゆっくりトライすることになりました。
これは私にとっては判断ミス。3本目は全く踏めなくなっていたので、登りはずっと押しでした。みなさんには言わなかったけど、登りの最後のほうはちょっと朦朧としていて、ところどころ記憶がハッキリしません。そのような状況で脚にも腕にも力が入らないので、下りも1本目、2本目のような余裕がなかったです。また、3本目のトレイルは滑りやすく、Trail-Sさんにも転倒があったので、念のため間を空けて走りましたが、Trail-Sさんの走りもどんどん良くなっていって、適度な距離をキープするのも大変になっていきました。
3本目を下り終わって。相変わらず寒気としびれが続きます。しびれは自宅に帰ってくるまで続きましたが、自宅ではさらに頭痛と寒気が悪化して、ずっと横になっていましたよ。
本当にすばらしいトレイルで、下りは今までで一番楽しいと言えるレベルでしたが、私にとっては3本目は余計でした。取りやめる勇気というのは必要になりますね。この点は反省点です。
Tさん、Trail-Sさん、Tくん。今日はどうもありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。
うへぇ〜。この猛暑でも皆さん、お元気過ぎるでは・・(あ、自分がダメなだけかな?
いつもながらトレイルは最高!みたいですが、ちょっと暑すぎたのかもしれないですね。
部屋の中でゴソゴソやっているだけでも、汗がしたたり…夕方には気分が悪くなったり
して、とてもライドどころではなく…。お写真だけでも楽しませていただきました。
それでも、山中だとまだマシなのでしょうね。都市部の舗装路の方が、ヤバかったり。
(外出で少し走ってみたんですが・・もぅ陽炎ゆらゆら〜で倒れそうでした…沈)
それにしても、目の醒めるような青空に山の緑が素晴らしい場所ですねぇ。
初夏の里山の香りが漂ってくるようですよ。む〜、こういった場所=行ってないなぁ(ぼそ
おっと。激速コメントありがとうございます(笑)。
日付は昨日になっていますが、途中で寝てしまったため、この記事をアップしたのはついさきほどだったりするのですよ。
この日はちょっと暑すぎでした。この中で1人だけ50代ですし、この環境は厳しかったですね。
3回目は朦朧としていましたが、今動画を確認しても、3回目はなんかそれが分かるような動画になっていました。
山の中の早い時間帯でもコレなので、都心部はさらにきつかったでしょうねぇ。
3回目の出走は私の判断ミスですが、動画で見る限り、下りは普通に走れているなあ、という感想です。3回目の下りは、記憶が途切れているようなところもあり、あとで見返してみてちょっと不思議な感じはしましたが、無事に戻れたことに感謝します。
でも、本当にすばらしいトレイルで、ハイカーさんも、舗装路の休憩時に1人、あっただけですね。近所にハイキングスポットがあるので、あまりこのトレイル方面には来ないのかも。もうちょっと涼しくなってから来たい気もしますが、虫も怖いなあ…と思ったり。