コツコツ集めた11速セットが揃ったので、昨晩セッティングを行いました。そして今日は待ちきれなかったので、めずらしく午前ポタをしてきましたよ。
しかし、さすがは最新のシマノの機器。変速がバチバチ決まりますね。
XTのゲージ。走行中に見たことはないので、外した方がいいかな?
初めてのミディアムケージ。今まではフロント3速が多かったのでロングケージを使っていました。
スタビライザーを効かしているので、チェーンの暴れも最小限。
9速のときは、この坂をどうしても登れませんでした。フロント29T、リア32Tで、26インチのときは登れたのですが、27.5ではどうしても超えられない何かがあったのです。
でも、今日はフロント34Tに対し、リアは42T。登っている最中で、最後の難関である根っこセクションも乗りこえられる予感がありましたが、その通りとなりました。むしろ根っこのところは、26インチより27.5インチサイズのほうが乗りこえやすいかもしれません。
この階段も、Prophetはほかのバイクと比べて比較的苦手な感じがありましたが、フロントも少しあたりが付いてきたのか、むしろ最強といってもいい感触でした。多分、スタビライザーが効いてチェーンが暴れなくなり、走行中のノイズが減ったことも影響しているのかもしれません。
ちょっとブレーキの設定が完璧にいかず、引きずっていますけど、それを考えてもよく進むので、公園ポタとちょっとした冒険には最強のバイクとなった気がします。
こうなったら、段差も飛ばなきゃ。
この2回目のほう。普段は、斜めになっている斜面に前輪、後輪の順で滑るように下りることが多いです。一番スムースに着地できますから。でも、今日はこの斜めを乗りこえて、フラットになっている部分へ着地することにします。
まずは、FRポジションでジャンプ。
斜めの土手を完全には超えられず、リアタイヤが先に引っかかった感じがありましたので、フロント、リアともストロークに余裕を残しています。着地の感触は非常によく、Santa Cruz Nomadに負けません。
が…!
この汚れ方をみると、シートチューブ、ちょっとこすっちゃっていますねぇ…(泣。やはり26インチバイクは26インチバイク。27.5サイズで設計されたものではないのです。フルストロークではないのに触れているとすると、フルストロークした場合は若干危険かもしれませんよ。
しかたがないので、あまり好きではないですけどXCポジションにしました。サドルを上げると特に前のめりな感じがし、違和感がありますね。
そして今回のトライは完全に斜めの部分を乗りこえ、奥の平地に着地しました。着地の感触はやはり良くて、Nomad以上では…と思ったのですが…。
衝撃。リアがフルストロークしたことはProphetやJudge、Spicy号でもありますが、フロントのこれはちょっと初めて見たかも(驚。
サグはフロントが20-25%、リアが20%くらいかと思います。リアのほうがストロークしやすいから、少し差を付けています。うーむ。ジャンプのときは、エア強めがいいかな…? 少しダンパーを効かせたほうが望ましいのか…?
ただこの着地の感触の良さは、ホイールにも起因しているのではないのかな?
シートチューブの汚れはさっきのこすれが残っていたのでよく分からず、再度トライ。
2回目はさらにスピードを上げ、かなり遠くに着地しました。結果は同じくフロントもフルストロークしたのですが、今度はさらに距離が伸びたせいか、着地時にフロントがガツンと行った感触と、若干の跳ね返りを感じました。バランスを崩すほどではありませんでしたが。
今までProphet、RizeでLefty Max 130, 140(2005), 140(2012)と使ってきていますが、段差の着地についてはLefty 2012が一番強かった気がします。個人的な慣れの問題かもしれませんが、やはりダブルクラウンで、アウターも太く、スタンチオンが分厚いイメージのLeftyのほうが剛性そのものは高いのかもしれません。
ただ、Leftyにはそれなりの弱点もあります。ふわっと浮き上がるようなジャンプや(私はたまにしか成功しない(苦笑))、今回のように少し距離を伸ばして飛ぶと、バランスを崩しやすく、着地に失敗するケースも結構起こりやすい、ということです。空中でバランスを取れる上手い人なら問題ないのかもしれませんが、私の場合は一度前後左右のいずれかに振られ始めるとアウトです。
フロントだけでなく、リアも当然フルストローク。自宅でノギスで測ったら51mmストロークしているのでスペック通りです。
今回はこすったようなあとはないのですが、この汚れがもしかしたらそうかもしれないので、なんとも言えないですね。
うーむ。XCポジションなら、27.5として使ってもおそらく問題はないようには思えますが、私はずっとFRポジションだったので、XCポジションの前傾した感じにはちょっと違和感が強すぎます。
今まで数々のMTBを所有し、試乗させていただいたりしました。長距離走行とか、下りの専用コースとか、バイクによってそれぞれ得意、不得意はあるんですけど、私個人の感想としては総合的にみてCannondale Prophet 27.5 11Sが一番の性能のような気がします。しかし、やはり27.5バイクとしての設計ではないのは確実なので、多少の不都合が発生してしまうのはしかたがないのか…。用途次第では最強、ということかな?
現在、27.5が標準となりつつあるのは総合性能が高いなど、それなりの理由があることが分かった気がします。逆に、最初から27.5で設計されたバイクフレームが欲しくなってしまったり、本末転倒な気持ちになっている今、この瞬間です。良くない傾向です(苦笑。
今日はモンシロチョウが飛んでいたのでトライしましたが、1/1000ではやはり止めきれませんね。Canon EOS 7D Mark IIの自慢のAFでも全く捉えきれず、失敗率は100%でしょうか…。飛んでいる瞬間、完全に合焦したものはない感じでした。被写体ブレと手ブレもあるんでしょうけど。
ちょっと腰を据えて撮らないとダメみたい。またチャレンジします。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんばんは・・おぉ、さすがにお仕事が早い! すでに、11速仕様ですね〜。
ピカピカのリアコグに42Tギアの色違い、そして黒のXTミドルの組み合わせ…
なかなかカッコイイですよ。フレームがシンプルなので、余計に映えると思いますし。
しかし、シートチューブのスレは…これ以上、無理なさらぬように(苦笑。
相手はゴムですし、大丈夫だと思いますが・・ステッカーでも貼ってみるとか?
午後ポタの方も拝見しましたが、27.5化は正解でしたね〜。
Prophet号の奥深さが垣間見られるような・・。
パーツの馴染みが出たら、また調子が上がりそうですね。う〜ん・・。
>モンシロチョウ
留まっているモンシロチョウでも鬼門なのに、飛翔シーンは”神ショット”では…。
園内では飛び回っている蝶たちですが、今年は追いかける気力がありませんねぇ(ダメじゃん。
あっさり万歳! で、さっさと帰宅・・のパターンが多いですねぇ。
そろそろ梅雨入りですし、これからしばらくは鬼門だなぁ・・ブツブツ…。
sadaさん。こんばんは。さっそくありがとうございます!
本当はRizeに乗りたいところですけれど、Prophetを思いきり改造すれば少し痛みを忘れることができるかも、とちょっと急いでしまった経緯があります。
以前のような予算は取れなくなっているので、今回はセカンドグレードで揃えました。
操作性もすごくシンプルになり、想像していたより変速性能がいいので、確実に決まるのがいいな、と思いました。
あとはブレーキですかね。効くんですけど、常に引きずっている感じ。DOTなので古いオイルが膨張していたりするんじゃないかと思いますが、Hayesは以前も失敗して手のひらがヒリヒリしたので、トラウマになっています。
シートチューブは確かに、プロテクターを貼って守ろうかと思っています。さて、どういう感じにするか。リアタイヤは2インチに変えようかな…?
しかし、こういう遊びに関しては、10代のころのように上達している感じで、自分が「おさーん」である意識が「全く」ありません。まあ、遊びだけなんですけど(苦笑。18歳のときと、今と、何が変わっているのか分かりません…??
モンシロチョウは動きが激しくて難しかったです。EOS 7D Mk IIをもってしても、すぐにピンが背景に逃げてしまいました。次回はもうちょっとSSを上げたり、AF設定を見直したり、たまにマニュアルフォーカスを使ってみたりしてみようかと思います。
そうですね。梅雨に入ったらしばらくは、MTBのメンテナンスモードですかね? 次はNomadのパーツを注文して、復活させようかな? Prophetと併せて2000年代中盤の名作2台体制にしたい気もします。