反省点だらけのFトレイル

今日はTさんの案内でFトレイルへ。

Lapierre Spicy

Lapierre Spicy

予定通り、Lapierre Spicy号を出しました。160mmは大げさかなあ、と思って最近は出撃機会が減っていたのですが、半年ぶりだし、難しいセクションもあると聞いています。ラクしたいと思って久々の登場となりました。

この場所には2010年、ダウンヒルマラソン参加の練習のために来たことがあります。当時はCannondale Prophetを持って来たのですけど、乗車率が非常に高かった記憶があります。

今日は、そのときと同じコースをゆっくりと登りました。車重が重くなる分を心配していたのですが、Spicy号の登りはトラクションのかかり方に無駄がないのですかねぇ? 砂利が浮いている林道的な登りもやたらとコギが軽くて助かりました。

今回の1本目は2010年に来たときの到達点を超えて、頂上を目指します。しかし、最初の押し登りで異変が…。

この押し登りでは、滑りやすくて体力を消耗しやすいのは分かるのですが、最初から脚にチカラが入らない感じで、すぐに疲れてしまいます。その結果少し登ったところで一段押しては休みを繰り返す羽目になってしまいました。

そういえば、5月の終わりから、都内の移動に全然自転車を使っていないのですよ…。いや、この体力の落ち方は深刻だなあ、と思いつつ頑張って押しました。そしてなんとか、頂上へ。

頂上で、ハンドルにSONY WX170をマウント

頂上で、ハンドルにSONY WX170をマウント

今日はContour HDではなく、SONY Cyber-shot DSC-WX170 ブラックをLapierre Spicyにマウントしてみました。WX170の動画アクティブ手ぶれ補正機能に期待してのことです。

カメラのマウントには【カメラマウント】デジカメ用コンパクト アクションマウント PS-13Aを使用しました。

【カメラマウント】デジカメ用コンパクト アクションマウント PS-13A シルバー

【カメラマウント】デジカメ用コンパクト アクションマウント PS-13A シルバー

私のはこれのブルータイプです。最初は締め方が分からず四苦八苦しましたが、いったん固定してみるとなかなかいい感じでした。本当はカメラにも掛けようと思ったのですが、うまく行かず…。カメラはこのねじだけで固定していたのでちょっと怖い感じはしましたが、今日は特に問題は発生しませんでした。

TさんのIntense Tracer 2

TさんのIntense Tracer 2

展望台からの景色

展望台からの景色

さて、最初の1本目。下りに入るに当たってリアサスのPropedal設定をminに設定しました。

この周辺の山は全般的にそうなんですが、土の質が滑りやすいようです。特に梅雨の時期で路面は濡れており、乗車区間より押し下りの区間が多かったと思います。斜度が自宅近くの「裏山」に近い感じですが、地面が柔らかめでグリップしやすい裏山とは違って、粘土の表面が濡れている感じです。ブレーキは全く効かず、前輪もツルツル滑って危ないし、路面を傷つける可能性を考慮して乗車を諦めました。この区間を走破するために選んだLapierre Spicy号でしたが、今度地面がある程度乾くまでお預けです。ただ、もう少し乾いていれば、もう少し細いタイヤを履いたCannondale Rize/Prophetでも大丈夫なんじゃないかと思いました。

Spicy号には昨日前後輪ともタイヤにエアを足しているのですが、私が使っているTOPEAK(トピーク) JoeBlow Mountain MTB向けフロアーポンプはどうもエア圧が低めに出るので、このエアゲージで1.8気圧程度になるように入れています。それでも普段乗っている状態と比べるとかなり硬い感じがしました。もう少しエアを抜いてあげていたら、安定感が上がったかもしれませんね。

一通り下りてみて、いったん駐車場に戻りました。一本走っただけなのに疲れ方が半端ではない…。今回、ハイドレーションパックの準備が間に合わず、ペットボトル3本を持って登りました。やはり前者のほうが明らかに便利なのですが、それでも頻繁に水分補給をしたので問題はなかったと思います。また、2010年の熱中症的な症状とも違いますし、単に体力不足の状態なんだろうと考えていました。このため、まだ本格的な異変には気づいてはいませんでした。

1本走っただけなのにかなり疲れてる

1本走っただけなのにかなり疲れてる

そして2本目。まだ乗っての登りは大丈夫な感じでしたが、1本目のときより明らかに脚が回らなくなっていました。しかし、押すともっと疲れるので、ペースが乱れないよう、抑え気味に登りました。

2本目は、2010年に走ったのと同じコースです。こちらは比較的乗車率が高くて楽しかったのですが、やはり路面の濡れ方が激しくて、前回は乗ったまま下りたところも何カ所か押して下りました。1本目と比べて段差はあるものの、斜度があまりないので乗ったまま下れなくもない感じではありました。それでも、相当滑りそうですし、無理に乗ったまま走ることで路面をズルズルに削ってしまう可能性もありました。

そんな感じでしたけど、2本目は相当楽しい下りでした。登り返しもあるので、こちらにCrankbrothers Joplin 4rを移し替えておけばよかったかな、と思いました。

そういえば、ここではPropedalをminにするのを忘れ、maxのままでした。何も問題はなかったし、なんか結構早く走れた気がします。ブーストバルブも結構強めに掛けているはずなんですけど。

PropedalはMaxのままだった…

PropedalはMaxのままだった…

残念ながら2本目を半分位走ったところで、WX170がメモリフルになってしまいました。どうも、1月にContour HD 1080pで撮影した素材がそのまま残っていたようです。失敗。

WX170の動画アクティブ手ぶれ補正に期待してのハンドルマウントでしたが、ハンドルだと非常に細かい振動まで拾ってしまうので、残念ながら画像はブレブレです。大きなぶれは補正が効いているのか感じられなかったけど、小さいぶれはどうしようもありませんでした。

やはり、全身の関節で小さなぶれを吸収できることもを考えると、ヘルメットマウントかチェストマウントが良いようです。通常のデジカメ用に、チェストマウントを作れればいいのですが、器用ではないので…。ヘルメット用のマウントとか、ないかな?

YouTubeの機能でブレ補正を利用してみましたが、確実に酔う動画になっています。自身の記録用でまともな部分だけつなぎました。

YouTube
2013-06-30 SONYのコンデジをハンドルマウントして撮影してみたらブレが酷く、後から電子的に補正したもので非常に醜いです。あまり大きな画面では見ない方がいいかも。

さて。2本目を最後まで下ったあと、長い舗装の登りを走り始めたのですが、明らかに脚が回りません。長い登りのあと、いったん下ってまた登るという帰り道ですが、どうもオカシイ。2010年は余裕で登っていたコースが、全く脚が付いてきてくれません。一つ目の登りはゆっくりペースを守ってなんとか登り切ったものの、Tさんを10分くらい待たせてしまったのではないかと思います。しかし、2つめの登りは、登り始めで全く脚が効かなくなってしまいました。手足がしびれ始め、頭がぼやけます。緩やかな坂で、インナーローにしても踏むのがきつい。ついに10m進んでは下りて、を繰り返すようになりました。

ここでようやく気づきました。私はハンガーノックだったんです。朝も食べていない、食べ物も何も準備していない。大きなミスです。

いつも朝だけはきちんと食べて食べ物も必ずエネルギー系のバーを数本準備するのに、完全に忘れていました。食べていないことすらも忘れていたのです。なんということよ。ここで、自分が初めておなかが空いていることに気づいたというていたらく。

高校時代は自転車通勤で毎日数キロ登っていたのですが、そのときに初めてハンガーノックを体験しました。多分、森永コーヒー牛乳を空きっ腹に飲んで、一時的に高血糖になったあと、ハードに登り始めたため、急激に低血糖をおこしたのだと思います。また、20代の前半、早朝ランニング中、あめ玉を空腹でなめたあとに走ったら、高血糖のあとの反動で低血糖になったのか、歩くことも出来なくなりました。

そして今回。空きっ腹にスポーツドリンクをかなり飲みました。その後の登りですぐに最初の異変があったのですが、気づかなかった…。その後、スポーツドリンクが切れて、そのあとは天然水を飲んでいたので、血糖値が低い水準で推移していたのではないかと思います。

そして最後の登りでどうしようもなくなった、という。

こんなわけで、Tさんを駐車場で大変待たせてしまいました。きちんと朝を食べて、エネルギーバーを用意していたら、こんなことにはならず、最後のチューブ状コースも楽しめたんだと思います。申し訳ないことをしました。

結局ここで本日のライドは終了となりました。

帰り着いたらボロボロ

帰り着いたらボロボロ

付いたのは13:00前で、いつもだったらここからおかわりライドに行きます。しかし、ハンガーノックのまま無理したためか、おにぎり4個を補給したにも関わらず、体の調子が良くなく、もう今日はこのあと休むことにしました。それに、もう裏山では走れないですからせいぜいSB山とかで走ることになりそうですし。

今日は、本当に自分のミスだらけでTさんにはご迷惑をおかけしました。今後気をつけますので、どうかこれに懲りずに次回も同行くださりますよう…。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • あれ・・いつの間に(笑)爆走日記、お疲れ様です。こんばんは。

    ハンドルマウント、仰る通りメットに比べるとかなり揺れますねぇ・・。
    しかし、トレイルと言うよりは ケモノ道? な感じに見えるのですが・・(笑)
    いゃ、なかなかハードそうなフィールドだったようで。

    ハンガーノック、やはり怖いですね。私も昔、2〜3度ヤラれましたが、あの思いはもぅイヤだな・・。
    暑いといって、スポーツドリンクをガバガバ飲むのもダメですし。これからの季節、体調管理が難しいです。

    Spicy号は調子も良さそうで、何より。INTENSE号も相変わらずカッコ良いし、渋好みの2台ですねぇ。

    一番上のカット、PanaのGF1だと思うんですが・・む〜、イイ写り方しているのでは・・。
    なだらかなボケ方が私好みでして、ちょっと気になってます。
    …と言っても、撮るチャンスがあまり無いので(沈。そのうち、あれこれ仕分けしないとダメですし)

  • sadaさん。こんばんは。

    ひさびさの、爆走というか珍走に近い私でしたが、不注意はともかく下りは楽しかったですよ。
    Tさんによれば、5月は状態が良かったそうですが、昨日行った感じでは確かにケモノ道でございました。ハンドルにツルが絡まって停まったり(苦笑。

    ハンガーノックも実に四半世紀ぶりで、それだけ油断があったのかな、と思いました。用意したつもりでしていないという、笑えない失敗でしたから…。
    もう年だし、Spicyくらいのほうが安心して走れるのかな? とも思いました。下りの乗り心地の良さは抜群です。登りも、長い坂はともかく、登り返しはこのバイクは、ProphetやRizeより良さそうですから。

    PanaのGF1は自分が持っている中では一番好きなカメラですね。いまはGF6なんてものすごく小さくなっていますが、同じように撮れるのか、興味があります。

    >仕分け
    私もそろそろ本格的に考えないといけません。何回も同じことを繰り返しているような気が…。
    子供が巣立って生活に余裕が出来たとき、まだ興味があればまたそのときに最新のMTBで悦に入ればいいかな。

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