先日、幕張海浜公園に行ったとき、Tさんが「若干クセがあるかも」と評したCannondale Rize 140号。実は自分も感じています。このバイクはフレームも軽いですけど、全体的にパーツも軽く作ってあります。しかし、唯一標準より重いパーツが一つ。それはcrankbrothers joplin 4rです。
さらに、Leftyは重めのパーツが上のほうにあることもあってか、重心が分散したような感じがありますね。低速でバイクを傾けたときに、ふらつくというか、しっかり決まらない感じがする、というか。
というわけでこだわりを捨てて、シートポスト & サドルを交換してみました。
これで、かなり完成車で売られていた状態に近づいたかな? と思います。
どのくらいの重量になっているか、体重計で測ってみたところ、ついに11kgを割りました。この写真の状態、ライトやサイコン、ボトルケージ、ペダルなども取り付けた状態で、10.8-10.9kg、といったところです。これは、以前所有していたRocky Mountain Vertex RSL 50の標準状態とおなじくらいの重量だと思います。ライトやボトルケージ、ペダルなどを付けたら、このRizeの重量をかなり上回ってしまうでしょう。Vertexはそのうち、10.1kgくらいまで減量はしましたが、Vertex同様にカーボンボトルケージに付け替えたり、軽いタイヤを付けたりすれば、追いつけそうな数字になってきました。さらにフロントを2枚にしたり、ホイールをStansに換えたりすれば、10kgも割っちゃうかもしれません。
でも、Rizeは基本的に常にトレイルを走れる状態にあることが前提で、軽量化が第一ではありません。とりあえず、いったん普通のシートポストを試す、ということで。
まず、舗装路を走った時の換装ですが、ペダリングでバイクを左右に振ったときの感じが全然変わりました。バイクの中心が以前より明確になった気がします。
あと、段差越えで障害物を超えたりするときの、後輪の抜重がかなりやりやすくなりました。これは、シートポストにセットバックがないことから、サドルの位置が変わっていることも影響しているかもしれません。
一番期待していた登りについては、さほど改善された感じはありませんでした。
S字登りは失敗がなくなったものの、他の場所は成功確率がSpicyやProphetに比べるとやはり低い感じがします。
一番の難関の坂は、Spicyと同じ高さまで到達できました。ただし、最初の急坂の成功率は50%程度で、100%クリアできるSpicyとは差があります。
Rizeはうまく行くときは非常に良く登るので、おそらくはスイートスポットが狭く、そこにはまったら強いのだと思います。Spicyはこのスイートスポットが広いのでしょう。なので、多少外しても失敗しない、と。
登りは改善された感じはありませんでしたが、明らかに車体バランスは良くなった感じで、土の上でのコーナリングや後輪の抜重なども調子が良かったです。しばらくはこの仕様のままにしておこうかと思います。
バイク全体の重量が少ないと、ちょっと重めのパーツでバランスを崩したりするのでしょうかね? rize oneだと、もう少し軽いものでないと、可変シートポストは難しいかも。一気に200gくらい軽量化されたシートポストが開発されたりしないものでしょうか…?
ちなみに、シートポスト + サドルはLapierre Spicy号との交換ですので、次はSpicy号でしばらく可変シートポストを楽しむことにします。
そういえば、昨日は午後休みを取って、次男を新宿に連れて行きました。春休み、どこにも連れて行っていないですからね。
ドラえもんを見に行こうと、ピカデリーに行ってみたら、すでに満席。なので、バルト9に場所を写しましたが、こちらは半数ほどしか埋まっていませんでしたので即予約。
上映まで時間があるので、初めてビックロに入ってみることにしました。
次男がテレビゲームを見ている間、自分はビデオカメラと三脚を物色していました。
今後、動画素材撮影用に採用したいと思っているのが、Sony NEX-VG30H。まずこれを触ってみたのですが、ちょっと重く、操作性に戸惑いました。また、AFがやたら遅い感じです。2つのモードを試しましたが、やはり遅いかなあ。ズーム速度も3段階から選べるのですが、一番速くしても遅い。
その後、動画機能が素晴らしいと評判のPanasonic GH3Hを確認。最近、一眼動画で記録しているせいか、こっちのほうが操作性が良い感じがしました。AFも速いし、なによりVG30Hより安い。ネットのサンプルを見ても、VG30Hと遜色がないし、こちらは24pが前提なら、40%までのスロー撮影ができるんですよね。
Sonyも業務用のNXCAM EA50あたりを選択すればまた違うのかもしれませんが、Panasonicは頑張っているなあ、という感じです。Cinema EOSも興味がありますが、ちょっと高すぎるかなあ。
ドラえもんは、久々に見ましたけど、大人が見ても楽しめますね。
コメント
コメント一覧 (2件)
Rize 140、10kg台ですか・・そりゃ凄い。(あ、こんにちは。
仰る通り、確かにRizeシリーズは重心が高いのかもしれないですね。
ウチのはまんべんなく重いので(苦笑)、それほどバランスが悪いような感じは無いですが・・
でも、icofit さんほどシビアな練習してないので(沈)、解ってないだけかも?
(ダウンチューブ下にオモリをつけるとか・・・では、ダメですね。はぃ)
可変シートポスト、軽量化は難しいものがありそうですねぇ。
一部カーボン化で軽くする向きもありますが、耐久性がちょっと・・(あのXTRがちらつきます…)
ただ、今後はもっと軽いモデルが出てくるとは思いますけど。
ドラえもんに頼めば、お腹から出してくれそうですが・・どっかに居ないかな。(笑
sadaさん。こんにちは。早速コメントありがとうございます。
Rize 2009を所持していた当時の日記を振り返ると、RizeはProphetに比べると重心位置を明らかに捉えやすい、と書いてあります。実際、自分にも鮮明な記憶があります。
しかし、2010は上が重いせいか、悪路でバイクが左右に振られる感じが強い気がしていました。その昔、Prophetが世に出たとき、プロの方が雑誌で「重心位置が下と上、2箇所に分散しているような気がする」というようなレビューをしていたのを覚えていますが、Rize 2010はさらにそれを極端にしたような感触がありました。
今回、シートポストを変更したことでこのような違和感については解消されました。バイクを傾けたり切り返したりするときに余計な慣性がかからない、というか、安定感が増しました。
> (ダウンチューブ下にオモリをつけるとか・・・では、ダメですね。はぃ)
ははは。マジに考えましたよ。どこかに重りを取り付ければバランスがとれるかな…って。
可変シートポストは登場してだいぶ時間が経ちますけど、一定値未満に軽量化される気配がないですからね。
ドラちゃんが摺動部のない自由変形シートポストを出してくれれば最高なのですが(笑。