Cannondale Judge

昨日、一応の復活を遂げたCannondale Judge号。せっかくだから試してみたい! とりあえずリアブレーキパッドをガスコンロであぶって再利用することにしました。

リアブレーキのホースの取り回しを正常化

リアブレーキのホースの取り回しを正常化

今回、ずっと気になっていたリア・ブレーキのホースの取り回しが正常化されています。ただ、その代わりリア・ブレーキの効きが怪しい状況になってしまっているわけですが。

併せて、フロント周りに変更があり、サスペンションをRock Shox Boxxer 2007から2011モデルに変更しています。また、フロントがリム幅が狭いAM系のチューブドリムだったので、これをリアと同じ、Mavic Dee Maxに変更して揃えました。DH用のチューブレス・タイヤは所持していないので、とりあえず2005 Prophet号に付いてきたMaxxis High Roller 2.35 UST Super Tackyを装着しています。Selle Italia SLRサドルはProphet号に戻した関係で、Scott Ransomサドルに変更しています。このあたりがJudge号をどう変えているか楽しみ。

Cannondale Judge

Cannondale Judge

リア・ブレーキは残念ながら効かないですが、フロント・ブレーキは普通に効くのでとりあえずは大丈夫そうです。フロントフォークは2007よりコンプレッション・ダンパーが効いている感じですが、滑らかです。また、サスペンション径が太くなった分、しっかり感は抜群です。今日は行きがけのテーブルトップでかなり高く飛んだのですが、着地時の不安感も全くなかったですね。

オールマウンテンバイクに比べて重いので、持ち上げを繰り返すと疲れるのも早く、頻繁な休憩が必要になります。

1回目の休憩中

1回目の休憩中

2007年のこのデザインが一番好きでしたね。ミック・ハナーが勝利したときのレプリカモデルです。Prophetもこのデザインがあったのですが、欲しかったですね。

http://www.goocycle.jp/cyclemode2006/model/index.html

私も持っていますが、ミニチュアモデルも出ています。

神社裏に戻り、若干無謀かもしれませんが、S字にもチャレンジしてみました。

S字

S字

ダブルクラウンでハンドルがあまり切れないこともあるのか、ライン取りが大きく変わりますね。

中央の左折の段差

中央の左折の段差

オールマウンテンバイクではリアタイヤはこの根っこの外側を滑るように曲がるのですが、Judgeのリアタイヤは思いきりこの上に乗ってましたね。でもさすがはダウンヒルバイクで全くバランスが崩れません。

JudgeのようなバイクではS字よりスイッチバックのほうが面白かったです。

スイッチバック・下から

スイッチバック・下から

スイッチバック・横から

スイッチバック・横から

オールマウンテン系バイクでは思いきりスピードを落として、小さく曲がって下に向かうのですが、Judge号ではロングストロークサスペンションのおかげでこの程度の根っこは全く引っかかりがなく、速度を保ったまま下りることができます。オフキャンバーですがかなりバイクを傾けてもタイヤが地面をグリップするので、あまり勢いを失わず、そのまま下に向かうことができます。こういうところはやはりダウンヒルバイクなんですね。

2度目の休憩

2度目の休憩

フレームサイズは"m"

フレームサイズは”m”

Judge号のフレームサイズはmサイズです。Prophet, Rize, RZ 140はすべてSサイズで統一してきましたが、今日Judge号に乗ってみてこのサイズはやたらとからだにしっくり来るんですよね。バイクで立つ位置がぴたりと決まるとか。そういえば、同じく安定感があったChaseもMサイズでしたし、ペダリングのタイミングが良く合っていたJekyll号もMサイズでした。もしかしたら、ProphetやRizeもMサイズが良かったりするのでしょうか?

一番ゴツイ階段

一番ゴツイ階段

この周辺では一番ゴツイ階段です。Judgeだと「走り抜ける」感じを楽しめます。このほか、階段を二つつなぐ形で高速で走り抜けられるパートもありますが、Judgeは全く不安がありません。若干チェーンがスイングアームに当たる音がうるさいので、パッドで保護した方がいいかも。

Hayes Stroker Ryde

Hayes Stroker Ryde

3回目の休憩。左ブレーキはゴールドの刻印が残っていますが、右ブレーキの刻印はシルバーっぽくなって、薄くなってしまいましたよ。なんといっても、Dot 4オイルで攻撃されていますからね。

休んでいると、Sさんが来られました。私も梅雨明けまでは山ライドはお預けとなりそうですが、Sさんも復活は梅雨明けになりそうとのことです。Sさん情報で、このJudgeの開発に関わったCedric Gracia選手が練習中に骨盤骨折の重傷を負ったそうです。少し前に下腿部を骨折したGTのGee Athertonもすでに復活しているとのことで、プロの選手のすごさを感じます。Gracia選手の回復をお祈りします。

Sさんと分かれて帰り道、せっかくのJudge号なので連続段差を飛ぼうと思って立ち寄った広い下りの広場。

草が…!

草が…!

草が私の膝から股関節くらいの高さまで伸びていて、走り抜けられる感じではなくなっていました。なので、今日は諦め。

今日は走るうちに、リアブレーキが結構効くようになっていましたよ。最後は、二本指で引けば舗装路でも後輪がロックするくらいにまでなっていました。火あぶりの刑はかなり効いたようです。ダウンヒルコースに持っていくのはさすがに不安ですが、このあたりで練習する分にはとりあえず大丈夫かなと思います。

とりあえずCannondale Judge号が復活できて良かったです。赤が好きさん、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (6件)

  • ちわ~!ジャッジ復活ですね、自分もトレイルは開始したけど富士見も再開しようと思ってます。350のコイルスプリングが手に入ったので装着予定です!

  • おつかれさまです
    >でもさすがはダウンヒルバイクで全くバランスが崩れません
    登坂路や押し上げの行程を耐えれば、山遊びでも”より楽しめそう”かな?とも思います
    (勝手に喜ぶ外野だから言えるのかもですけどー!)

    武蔵野園さんの画像だけでも、Judge号の濃い雰囲気がムンムン♪伝わってきますねw
    いつも思うのですが、メーカーが威信を懸けて闘い勝利を勝ち得たワークスマシン系は
    独特の凄みに凛とした佇まいの存在感がステキで、とっても麗しい雰囲気も大好きです

    Judge号も Prophet号も Jekyll号も(Fも SVも)ほかのブランドの MTBでも、濃厚な
    オーラが漂っている感があります、ちょっと偏りすぎな感想になっているかもですけれど(笑

  • ナカダ~!さん。こんばんは。
    今年は2回ほどトレイルに行きましたが、富士見はまだです。Judgeもとりあえず走れるようになりましたし、そろそろ富士見に行きたいですね。
    タイヤを2.35に変えてみたらJudgeが軽くなってびっくりです。でも、富士見では2.5inchにしたいですね。
    あとは、ブレーキパッドを一度煮沸してどうなるか、試してみたいところ。

  • 赤が好きさん。こんばんは。

    > 登坂路や押し上げの行程を耐えれば、山遊びでも”より楽しめそう”かな?とも思います
    ですねぇ。でも、上までクルマで上げて、軽い上り返しくらいならいいですが、赤が好きさんのようにFOES号で高山の林道を登るのはヤダ!

    最近、出先にCannondaleのダブルクラウンフォークがついた黒いSVが停めてあるのを見て気になっています。

  • 車体がでかい方が安定方向に成るので、ピーキーな感じがしないので乗り易いのかもですね?
    最近のレース機材もちょっと大きめのフレームが流行ってるみたいですし。
    アクションのし易さより安定感なんでしょうか。
    しかし、ジャッジカッコいいなぁ!

  • 弐の槍さん。こんばんは。
    全日本の応援、お疲れ様でした!

    Judgeは安定感がとてもあります。以前乗っていた2006もどうやらmサイズのようですが、富士見ではものすごく安定感がありました。
    オールマウンテンも、なんかmサイズがほしくなってきましたよ。

    > 最近のレース機材もちょっと大きめのフレームが流行ってるみたいですし。

    おお、そうなんですか! なんかますますmサイズで揃えたくなってきた。
    前に教えていただいたmoonbikesのmサイズプロフェット、まだ売れていません。最新バイクに走らず、あえてアレに行くのも??

    > しかし、ジャッジカッコいいなぁ!
    ありがとうございます! コレ、本当にデザインが好きなんですよ。

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