昨晩、ホローテックII用のクランク着脱工具を入手したので、Lapierre Spicy号のクランク交換を試すことにしました。以前、Scott Ransom 2007についていたTruvativのクランクに交換しようとしたのですが、残念ながらクランク軸の長さが合わない感じでした。諦めてねじ山を舐めたクランクをなんとかすることに。
改めて、反対側からペダルをねじ込み、可能な限り崩れたねじ山を外に押し出します。その後、斜めにならないようになんとかペダルをねじ込んだり、戻したりしながら少しずつ奥の方に差し込んでいき、なんとか完全な位置までペダルを押し込むことに成功。もう外せないかもしれないですね…。
昨日、THE RIDE : MTB マウンテンバイク山乗りの基本 DVDが届いたので、視聴。How Toものかと思いましたが、How ToというよりMTBトレイルライドの楽しさを伝えたいという気持ちがあふれたDVDでした。とにかく楽しそうに走っていますから。
でも、あまり多くない技術の紹介の中で、いくつか目にとまったものがありました。
今まで私はペダルを母指球を中心に踏んでいましたが、「土踏まずで踏む」ということなんですね。世界的に母指球の土踏まず寄りに設定する人が多くなっているという記事を何かで読みましたが、確かに足関節にかかる負担は小さくなるでしょうね。次回トレイルを走る機会に試してみようと思います。
また、バイク・ボディセパレーションとコーナリングの直接的な解説を映像で見たのは初めてだったのでかなり分かりやすかったです。これも今度試してみよう。
さて、今日の練習です。新しい構成のCannondale Prophet号が面白いので、ここのところSpicy号には乗っていませんでした。そこで今日は夕方からLapierre Spicy号で練習に出かけることにしました。
土踏まずのペダリングも試してみましたが、安定感はあるもののちょっと違和感があります。意識しないと母指球での操作に戻ってしまいますね。
バイク・ボディセパレーションの練習も久々にやってみました。砂利の上でのコーナーリングはそんなにうまく行きませんでしたが、このへんも今後試してみたいと思います。
いつもの練習場所に着く少し前に、久々にトライアルバイクに乗ったSさんにお目にかかりました。このトライアルバイク、私のロード、Focus Cayo号より軽い感じの超軽量バイクなのです。
その後、Sさんと一緒に、私のいつもの練習場所に向かいました。今日は何も写真を撮らなかったので、古い写真を掲載します。
この登山道のような場所は、過去にSさんもトライアルバイクで下ってみたようです。フルリジッドでハンドル位置が極めて低いのですが、やはり最後の根っこのところは大変だったようです。
このスイッチバックは、Leftyを換装したProphetよりSpicy号のほうがコントロールしやすい感じがします。Sさんはここをジャックナイフターンで曲がっていました。Sさんは斜度が極端に強いところや、大きな段差の手前でも普通にダニエルをやったり、ジャックナイフをやったりします。バランスを崩しても私のように転倒せずにサッとバイクから離れることができるんですね。私もあれくらいコントロールできると怪我も少なくなるんじゃないかと思いました。
また、骨折後初めて、上の写真のハンドルの奥に見える、根っこのセクションも下りてみました。
最後に、この段差も久々に下りることができました。ここも骨折以来初めてです。少しだけ前輪を先に送ればチェーンリングは干渉しないので、いつも通り前輪を落とすやりかたで。するとSさんは全く違う方法でアプローチ。段差の手前でバイクを横にし、後輪を高く持ち上げて後ろ向きに落とすと同時に前輪を高く持ち上げ、邪魔な根っこをやり過ごすのです。上から見ていたら後ろ向きに飛び下りる感じであり、意外な動きにどっきりしました。後輪の着地点は私の前輪が下りる位置よりずっと先で、高低差は肩の高さくらいになります。
これで練習場所は一通り復活できました。
帰り道、武蔵野園さんの前で休憩し、その際にフロントリフトの仕方を教えていただきました。これまでいろいろと試してみているのですが、どうしてもフロントサスが30cm以上上がらない感じなのですよ。
- 肩胛骨で引くイメージ
- 同時にBBを前に両脚で踏み込む感じ
と教えていただき、試してみましたがうまく行きません。すると、
- 真後ろにカラダを引くのではなくて、すとんと後輪のほうに落とす
- 極端に言えば後輪のハブの上にあるサドルに座る感じ
と一言アドバイスをいただきました。そこで試してみると、いきなり前輪の頂上が頭の高さくらいまでに! びっくりです。たった一言のアドバイスで。
気を良くして、もう一度挑むと今度はやり過ぎて、後ろに転けました。
次は後ろに転ける前に足を付きましたが、その後2回、背中からマトモに落ちてしまいました。ちょっと古傷の腰痛が顔を出し始めました。いかん…。
- 危ないと思ったらブレーキを引くと前輪が落ち始める
とのことですが、なんか「どこまで上がるかな、もうちょっといくかな…」って思っていると行き過ぎちゃいます。
しかし、まさか一言で20センチが後転まで行くとは! Sさん、ありがとうございました。
帰り道、ちょっとビビリながらも試してみると、数回うまく行って、一回は後ろに飛び降りましたけど、2回くらいはそのままマニュアルの姿勢での短い走行になりました。前輪を上げるコツが分かりましたよ。まだできるとは言えないけど、新しい技を覚えるのは楽しいですね!
ただ…。ちょっと腰が痛くなってきました。併せて、左の足首を自律的に起こせない…。体重をかけて背屈することは問題ないのですが、前脛骨筋を張らせて自律的に足首を背屈しようとすると激痛なのです。たまにあります。変な筋肉の使い方をしたのでしょうか。
明日も練習したいけど、大丈夫かな?
今回をきっかけに改めてハードテールバイクが欲しくなりました。トライアルバイクだとつらいですけど、ChaseのようなDJ/Streetバイクがほしい気がします。こういったバイクにトライアル用のクランクをつけても結構遊べるそうです。ChaseはTさんの走りもみたばかりだし、改めて欲しくなってきました。前回のChase 2007はフロントディレーラーを装着できない仕様でしたので、今度は装着可能なタイプにしたいところです。
コメント
コメント一覧 (4件)
寒くても精力的な活動で素敵ですね。
クランクのネジ山ってペダルの所ですか?
ネジ山の補正にはペダルタップというのがあるので
試してみるとよいかと思いますよ。
ペダル無理矢理押し込むとペダルとクランクの両方の
ネジ山を痛めてしまうので両方使えなくなる可能性が…
多分ショップでも、この作業はそれ程工賃高くないと思いますよ。
と、、今頃コメントすいません。。
hw875さん。こんばんは。
昨日2回、背中から落ちたことで首や腰を始め、全身にダメージがあります(苦笑。
今日はずいぶん長い昼寝をしてしまいました。
ペダルタップという工具があるんですね。外側半分の、クランク先端側はほぼねじ山がごっそりなくなってしまった状態でしたが、奥のほうは崩れながらも残っていたので、こういう工具で修正すれば良かったわけです。
10速化するまでは今のパーツ構成で行きたいと思うので、次回外したら試してみたいと思います。1回きりということで、ショップにお願いしたほうがいいかな?
とりあえず完全復活?おめでとうございます。いつものライン元通りに走れる様になったようですね!
ペダルのポジは中々決まりませんよね~。私も色々遊んでる時にポジを変えていますが大体、土踏まずよりちょっと上あたりで踏んでいるでしょうか・・?土踏まず中心で踏んじゃうと前に抜けそうで怖くて、そうなってしまっているのかもしれません。おそらく・・ペダルのピンも少ないし、VANSのツルツルスニーカーだからかもしれませんけど^^;でも、確実に登りと下りじゃ足の位置が違います!(みんなそうかも?w)
フロントリフト難しいですよね。私もやり始めてから1.2日程腰が悲鳴を上げていました。その後手の皮がめくれ・・・。ってな感じでw まだまだマニュアル走行とは程遠いですが気長に練習は毎日続けています。色々遊べるようになってくると、今までの復習もしちゃって中々進まなくってしまうんですよね^^;
PS ああいうチェイス系のバイクでもFDが付けれるアタッチメントがありますよ!名前が分からないですがDJ系バイクでトレイルをしている方とかに多くみます。アッパーチューブとシートチューブにクランプしてケーブルガイドしてるやつです!
しょーさん。こんばんは。
とりあえず、恐怖心はかなり克服できたと思います。手首はまだ結構痛みはありますが、ライドでは気にならなくなりましたね。
ペダルポジションは基本的に母子球の中心でペダル軸を踏むような感じでしたが、最近は私も母子球よりは下、土踏まずの上辺りになってきました。くだんのビデオでもそんな感じです。こうすると、下りでの安定感は増しますね! 知らなかった。
でも、ペダルでこぐときは、サドルを1.5cm程度下げたほうが良くなります。また、意外にペダリングも安定してあまり悪くない感じです。
フラットペダルは、ライド中に足のポジションを様々に換えることができるところも利点なのかもしれません。富士見などのダウンヒルコースではSPDを使うことも多かったのですが、母子球で立つ形になるので、扁平足の私には、翌日の足底筋の筋肉痛が辛いです(苦笑。
フロントリフトはダメですねぇ。ようやく首の痛みが取れてきましたけど、きつかったですよ。
どうしても引き上げすぎて、後ろに寝転がっちゃいます。
チェイスみたいなバイク、ほしくなってきました。今日は新宿の大型店舗に行きましたが、MTBがかなり盛り返してきている感じです。HTはマジに通勤用+アルファに買いそうになりました。focusの油圧ブレーキ付きなんかはくらくらしてしまいましたが、やはりcannondale trail系は外見的にカッコイイです。
JekyllもCarbonとAlloyがそれぞれありました。Alloyがもっと安いといいのですが。
でも、最後は陳列してあったGIANT GLORYがほしくなってしまうのは…。GLORYが31万円、TREK SESSIONが40万円…。ううむ。
FDアタッチメントがあるなら、DJ系のフレームも選択余地がありますね!