ふじのくにのリザルトが出ました。
- 出走時刻 … 8:35:16.989
- 完走時刻 … 12:26:43:002
- 完走タイム … 3:51:26.013
でした。目標時間4:00以内だったので満足です。オールスポーツには写真が出ていますが、前半はカメラマンに向かって余裕のポーズを撮ったりしているのに対し、後半はカメラがいること自体に気づいていないかのような感じでした。思えば、きつかったですねぇ…。
さて、今日は行きがけにJudge号のブレーキアダプタを交換。
Shimano用のアダプタだと、Hayes Strokerのキャリパーと干渉するので、アダプタとキャリパーの間にスペーサーを入れなければなりません。これだとローターとパッドの位置が不適切になるのか、音鳴りがします。
で、少し高いHayesアダプタに交換。音鳴りはなくなりました。現在、リア用のブレーキホースも入手予定なので、今の変な取り回しを変更する予定です。でも、できれば別のブレーキに変えたいですね。AVIDのブリーディングキットがとても扱いやすいことが分かったので、AVIDのブレーキでもいいかな、と思い始めています。
さて、今日は昨日調整したCannondale 2012 Lefty Max 140 XLR Carbonの状態を試すため、いつもの練習場所に向かいます。少し動きすぎるかなあということで、昨日120psiに設定してみましたが、どうでしょうか?
よく動く感じがします。下まで安定的に下りることができました。
上半分のパートのドロップになっていた部分、土砂を丸太で止めていた部分がなくなっていたこともよかったのかもしれないです。
周辺でスチール写真の撮影を行っていたので、気が散るといけないと思って別の場所へ。とりあえず前回転倒した急斜面スイッチバックに行ってみました。しかし…。
今回も転倒しましたよ。前回、リアが引っかかったと思っていましたが、今日ははっきり原因が分かりました。急な斜面で速度が遅いため、フロントが根っこを乗り越えられずバイクが前転を始めるのですね。なので、諦めてバイクの前に下りたので私は転倒を免れ、私のまたの間でProphet号だけ前転していましたが、そのときどこかでスネを強打したようです…。腫れました。2005 Lefty Maxでここを転けたことはほとんどないのですが、2012に変えてから2回連続で転倒しています。
2012 Lefty Maxは手で押した感じはスムースなのですけど、実際に乗っているときはちょっと初動がコイルの2005に比べて遅いような気がしています。乗車して、普通に30mm-40mm沈んだ状態からさらに沈もうとしたときの動きですね。2005は結構、こういう根っこを「ぬるり」と乗り越える感触ですけど、エアとコイルの差もあるのでしょうか? 120psiがちょっと硬すぎた可能性もあります。それに、2010、2011と里山より常設ゲレンデDHのほうを中心に練習していたせいか、若干前加重の乗り方になっているような気もします。
今回は普段乗りの状態でしたので、XCポジションのまま、いつものFRポジションのつもりで下りてしまったことも一つの原因かもしれません。ヘッドチューブ角度が69°と67.5°では全然感覚が違いますからね。Prophet号は2つ乗り味を楽しめますが、両方のポジションをきちんと頭を切り替えて使う必要がありそうです。RizeやRZの68°、というのはすごくよく考えられた角度なんでしょうね。
120psiだとLeftyのサグがクロカン的になっていたので、若干エアを抜きました。ポンプを使わず適当に抜いたので、どれくらいの空気圧になっているかわかりませんが…。今日は2段階に分けて少しずつ抜いてみました。そして、ポジションをFRに切り替えたら、とりあえずうまく行きました。
※ 確認してみたらポンプを挿した段階で110psi強。ということは多分115psi程度は残っていたと思われます。指でちょっと押しただけではその程度しか抜けないのですね。
エアを抜くとバルブから緑色の変な液体が…。
少しエアを抜いたら若干乗り心地が良くなった感じがしました。ただ、段差を下りたりすると、Lapierre Spicy号のFOX VAN Rのように、ちょっと動きすぎる感じがしてコントロールしにくかったです。
久々に遺跡系オブジェの、スタンディング練習場所にも行ってみました。
先週まではまだ張られていた危険区域のロープが取れていました。特に倒木や危険な枝などもなかったので、なぜロープを張っていたのか分かっていなかったのですが、もしかしたら、Prophet号の前輪から手前に広がる地盤の沈み込み状況を確認していたのですかね? 結構ここは土が軟らかく踏めばもうちょっと沈みそうな感じでしたよ。
しかし、Prophet号はスタンディングしやすい! Judge号もそうですが、スタンディングすると安定します。Cannondaleバイクの設計の良さ故の安定感でしょうか。
最後に武蔵野園さんの前で休憩を取ったのですが、そこにビンテージなCannondale ロードバイクが。
オーナー様、勝手に掲載してごめんなさい。でも手入れもされているし、あまりに格好良かったのでつい撮影してしまいました。この頃のロードバイく、カッコイイですね。
さて、今日のCannondale Prophet号はLefty Maxが完全に動作するようになっているのですが、リバウンドの効きがイマイチな感じですね。全開放から13クリックの段階で閉められますが、6-7クリック閉めないと、リバウンドの変化が分かりません。13クリック全部閉めても、そんなにリバウンドが遅くなることもないし。こんなものなのでしょうか。エアなので、リバウンド設定が弱めなのは分かるのですが…。
全体的に、2005 Lefty Maxのときと比べてProphetがちぐはぐな感じになっているのは否めません。Prophetは2005年(2004年秋頃から発売)のモデルですし、当時のマニトウの技術で設計されています。特に1000グレード以上は前後SPV+の設定が可能になっていて、それらを適切に設定することで性能を発揮できるようになっていました。
フロント側に2012年の、RockShoxのSolo Air/XLocの技術を採用したLefty Max、リアはもともとProphetが前提としていたManitouのSPV+の技術を採用したリアサス。この差がちぐはぐな印象を生んでいるのかもしれませんね。Lefty換装直前、最もバランスが取れていた状態からすると、明らかに違和感があります。
とりあえず手は打っているので、2010年代の技術でProphet号が甦るのかどうか、もう少し様子を見てみたいと思います。