セロテープで固定して利用していたCannondale 2012 Lefty Max 140 XLR Carbon Regular。注文していたAVIDのブリードキットがようやく届いたので作業することにしました。
左に写っているHayes用ポストマウントアダプタはCannondale Judge号に使います。Shimano用が安かったのでそれを試してみたのですが、残念ながら形状が合いませんでした。それで、少し高いけど専用品を使うことに。
さて、今回の目的はあくまでもCannondale 2012 Lefty Max 140 XLR Carbon RegularのXLocの調整です。SRAMのサイトからダウンロードしたマニュアルを手元に置き、作業開始。オイルは5wtのサスペンションフルードを使えと書いてあるので、2005 Lefty Maxで使用していたものを使います。
まずは、ボタンをロックアウト状態にし、金色のノブは完全に閉めておきます。
この状態で、注射器にオイルを満たし、フォーク側の口に挿します。注射器を押し引きすると、この時点で小さい気泡がぽこぽこと。かなりエアかんでたな。これ。
次にXLoc側にも注射器を差し、両方の注射器を交互に押し引きします。すると最初の段階で大きな気泡がチューブの中に…。ボタンがうまく働かないのも無理はありませんね。
何度か押し引きをし、気泡が出なくなったら、まずフォーク側の注射器を抜き、ふたを閉めます。この状態で、ロックアウトボタンを押します。するとボタン側からも小さい気泡がたくさん出ました。あとはXLoc側の注射器とロックアウトボタンを交互に押して、気泡を完全に出します。
これが済んだら、XLoc側の注射器も抜き、ふたを閉めます。これにて作業完了!
XLocのボタンは…。完全に作動するようになりました。
購入当初の状態は、ロックアウトの状態も解放の状態も、見た目では区別が付きにくいくらいの状態だったのですよ。エアをかんでオイルが足りない状況だったので、バルブを完全に解放できない状況で動きが硬くなっていたんですね。バルブを閉じたときも、オイル量が少ないからボタンが完全には戻らなかったと思われます。
フォークの動きは…。完璧です。するすると動作し、リバウンドノブの調整も、一緒にコンプレッションが強くかかることもなく、単独で調整できるようになりました。Leftyはリバウンドダンパーが弱いと聞きますが、それは確かに感じますね。
動きのスムースさは2005 Lefty Maxを超えています。明日は天候が回復するようなので、試してみたいと思います。あるいは、Judgeのほうで、久々に高い段差を下りてみたいような気も。
コメント
コメント一覧 (2件)
おぉ〜、治りましたね!
外科手術がうまく行って、良かったですねぇ。(パチパチ…)
ショップ購入なら良いんですが、個人輸入とかだと知識が必要ってことですね・・
大変参考になりました、はぃ。(って、そんなパーツは持ってませんが…沈)
ちょっと関係ないですが、某オクでProphetのポリッシュ・フレームが出ていますねぇ。
(多分、ご存知だと思うんですが)お手持ちの予備パーツでもう一台・・とか・・ぶつぶつ・・。
もっと関係ないんですが、(↓)icofitさん・・なにげにペン字、お上手ですけど・・。
まさに『文武両道』を地で行っておられるようで。なんと器用な・・・ぶつぶつ・・。
sadaさん。こんばんは。
直りましたよ! 到着したときから、ロックアウトしたときとそうでないときのボタンの状態が判別付きにくかったですからね。一度ロックアウトしたまま崖の周りを走って、暴れるまで分からなかったことがありました。
今回はロックアウト時にきちんとボタンが飛び出してきます。
昨年もLefty Maxは輸入されなかったようで、今年も輸入される保証がなかったので、在庫があるうちにと思い切りました。結果、cogNOBRANDさんのサイトを拝見するまでは原因が分からず、金色のノブでなんとかできるのかな、くらいに思っていてまさか不具合とは考えていませんでした。
動きは非常にいいのですが、若干ダンパーが完全に壊れた2005 Lefty Maxと感触が似ています(苦笑。ただ、リバウンド制御はきちんとできるので、そこは大丈夫。
> 某オクでProphetのポリッシュ・フレーム
やばいですねぇ(笑。もちろんウォッチ中です。年式も新しいので、ちょっとこれで組み直してしまおうか、などとも思いました。いくつか買い足せば、もう一台組めて、ゲストバイクにもできるかな…と。
> ペン字
パーカー インジェニュイティは太くて、インクが染みるので、いつもより速いスピードで書いています。なので精密さがないのですが、最近少し上達した感があります。それでもお手本にはまだまだほど遠いので頑張ろうと思っていますよ。