会社の決算の期限が迫っているので今日は1日その作業に終われていました。実に大変な1年でしたが、大赤字でした。私の場合、4年に1回、必ずどん底の時期があり、その4年後にピークを迎えるというリズムを繰り返しているので、今年度からは好転していく見込みです。昨年は新しく始めた事業がことごとくうまく行きませんでしたが、懲りずに今年も新規サービスを他社と共同で立ち上げたりする予定です。この他社の社長さん、なんと20年以上前に同じスポーツクラブで一緒にフィットネス・インストラクターのアルバイトをやっていた人なんですよね。そんなこともあって、今年はきっとうまく行くはず!
さて、我が家のLapierre Spicy号は、入手したままの状態が一番良かったようで、バランスが取れている感じがしました。その後パーツを交換を行い、最後には機能的に支障が生じてしまったため、ここしばらくはSpicy号の乗車機会がほとんどない状況でした。
そのLapierre Spicy号、念願のFOX 36シリーズ、VAN R 2009を譲っていただいたことで、フォーク換装が可能となり、ようやく乗れる状態に戻りました。
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見た目はMarzocchi 55 ATAのほうがしっくり来ますが、それは動作不良なフォークでしたので仕方がありません。
今回のFOX 36 VAN R、2009年モデルとのことですが、つけていただいたマニュアルCDは2010年モデルのものでした。なので、2009モデルになるのか、2010年モデルになるのか、微妙なところですが、後者だったら嬉しいな。
実は、リア・ショックも入手したときには2009年モデルと聞いていたのですが、マニュアルは2010年モデルのものでした。
さて、今回のVAN R 2009には、以前Tさんから譲っていただいた2006と同じ青コイルが装着されていました。この状態だと40mmサグがギリギリ取れるか取れないかになります。
- 青 … 体重 68kg – 85kgに目安
- 紫 … 体重 54kg – 68kgが目安
という感じらしいのですが、私の体重は最近68kgでキープされているので、ちょうどその真ん中、微妙なところです。
そこで今回初めて紫を使ってみることにしました。
しかし、スプリング側レッグ上のキャップがなかなか外れません。何回も舐めてしまって結構傷つけてしまいました。以前の36 VAN R 2006から外して持ってこようかとも思いましたが、とりあえず今は傷ついたキャップのまま使おうと思います。
2006 VAN Rはかなり使い込まれていてオイルが透明ではありませんでしたが、今回のVANはオイルがまだきれいでした。使用頻度が低いか、もしくはオイル交換されたのかもしれません。
今日は夜に試し乗りをしてみましたが、FOX 36 VAN R、スムースですねー。2006年モデルももちろんスムースでしたが、さらにいい感じです。またコイルをパープルにしているのでProphet号のLefty Maxのようによく動きます。それでもさすがはコイルできちんと反発して戻ってきますね。思いきり飛び上がって地面に車体を叩きつけるようにすると、140mm弱までストロークしました(上の写真のサグ調節用ゴムリングの位置)。以前の2006モデル + 青コイルでは、ダウンヒルコースで思いきり走っても100mm程度しか動かず、飛び上がって叩きつけても110mm程度まで。一気に30mmほど有効ストロークが広がったわけです。あれだけ力を加えてもまだ30mm程度は余裕を残しているので、よほどなコースを走ってもフルボトムする心配はありません。
富士見A, B, Cを走った感じでは、Marzocchi 888 RC2を除いて、Prophet号のLefty Maxを上回るフォークはなかったと思っています。かろうじてFOX 36 TALAS R 2008がCコースで優位だったくらいかな。でも、今回のVAN、車体のSpicy号の良さもあるので、期待できる気がします。
逆に、いろんな設定が可能だった55 ATAと比べて設定できるのはプリロードとリバウンドだけであり、低速側のコンプレッションダンパーの調整などはできません。このため、平地や登りの走行などは若干スポイルされるかもしれません。また、コイルだけあって重量は微増、ストロークは5mm短くなります。トラベルマネジメント機能もありません。反面、シンプルで調整もかんたんになりましたし、とにかく「普通に機能する」ことが嬉しいです。
これでようやくMTBのフィールドを走っても問題がなくなりました。早くデビューをさせたい…ところですが、花粉の量が記録的な状況みたいですね。先日はマンションの廊下に大量の黄色い粉末が積もっていましたよ。
それもあるのでしょうが、今日の午前中は子供のころに経験したアナフィラキシーではないですけど、気道が詰まって呼吸がしにくくなって咳が止まらなくなってしまいました。このまま、アナフィラキシーショックになったりしないだろうな…、と不安になりました。
今年は、3月上旬にレミカット内服薬、ゼペリン点眼薬、リボスチン点鼻薬を処方されました。でも全く効かず、震災当日に緊急用のセレスタミン錠、アラミスト点鼻を処方してもらいました。震災の日はクリニックも殺風景で、数少ない来院者の方々、医師やスタッフは待合室のTVを心配そうに見ていたことを思い出します。あれからもう2週間近く経つとは…。
セレスタミンは3日飲んで、症状がほとんど止まりました。点眼については、酷いときには子供のフルメトロンを借りて対応します。鼻はアラミストが効いて大丈夫ですが、今日はずっと気道が腫れた感じなので、久々に3回分のセレスタミンを利用しました。
今年のこの状態では、花粉が治まらないと里山走行やコースの走行は難しそうです。
コメント
コメント一覧 (6件)
とにかく「普通に機能する」ことが嬉しいです。
その通りです。
ダンパーが効いていれば柔らかいコイルがいいかと思います。
コイル側のトップキャップが外れませんでしたか・・。
18N/mが規定値ですからワンハンドで外れるはずですので、よく分解する部分があればトルクレンチ持っていたほうが便利ですよ。
それと花粉、会社では花粉症???っていう感じで相手にしてもらえませんが、ひどくなると熱が出たり、日常生活が出来なくなるので本当に注意です。
僕も重度ではありませんが、軽度の花粉症です。
予防はガードしかないので、今の時期は無理しないことにしています。
ちょうど骨も折れましたし(笑
こんにちは。
遅ればせながら、長男くんのご卒業おめでとうございます。このような記事を拝見すると心が和みます。『4年に1回、必ずどん底の時期』オリンピックみたいですね。来期は、きっとうまく行きます!!
Spicy号がVerアップしたのにびっくりしました。コイルの選択が微妙なラインですが、インプレが楽しみです。icoさんもアラミスト点鼻薬をもらいましたか?僕もぴったりと止まりました。
はやく気持ちよく自転車に乗れる日が来るよう元気を出してがんばりましょう!
知らぬ間に進化してるし!!
これで、悩みも解消されて、ゲレンデシーズン間に合いましたね。
思いっきり楽しむ事が出来るので、PROPHET号のオーバーホールが行えますね。
アニ休さん。こんばんは。
紫コイルは青コイルと比べるとかなり柔らかい感じはしますが、今日は通勤に使いましたけど思ったより動作感はなく、走りがとても軽い感じがしました。
驚くほど自然な乗り味になりました。取り外した55 ATAも普通に圧をかけるとそこそこスムースに動いているように見えるんですけど…。バイクに装着して見るとおかしな動きになります。
> トルクレンチ
各部位、カンで締めているので実はバイクが性能を出し切れていないとかありそうです。今度買います。
花粉症は、そうでない人にはなかなか理解してもらえないですよね! 症状もつらいですが、薬を飲んだときの副作用もきついし…。
それにしても、中指骨折はビックリしました。癒えたらぜひ武蔵野園さんあたりでお会いしましょう!
Lyrikのオーバーホール記事も楽しみにしています。
Paraさん。こんばんは。コメントありがとうございます。おかげで長男も義務教育が終わりです。
エアのFLOATとコイルのVANは悩みましたが、ProphetのLefty Maxもコイルですし、多少は重くなりますけどコイルにしてみました。
感触はSPVを若干弱めに設定したLefty Maxに似ていますね。55 ATAのような引っ掛かり感は皆無です。ストローク時にコイルならではの音がしますが、小気味いい動きをしてくれます。
アラミストは今回初めて使いましたが、効きますね! あれほどひどかった鼻も今は大丈夫です。
土日は公園くらいでは軽く乗りたいと思います。花粉の時期が過ぎたら、気合入れて乗りますよ!
弐の槍さん。こんばんは。
Spicy号、ゲレンデシーズンに間に合いましたよ。結構軽いので、富士見のBコースなんかも、キビキビ走れそうです。今日、階段5段飛び降りましたけど、ストロークは120mm程度まででまだ余裕があり、ガツンともこないです。
まだほとんど乗らないままおかしくなってしまった55 ATAがちょっと惜しい…。
Prophet号をゆっくりオーバーホールに出すこともできそうです。