最近、フォルダの深いところから8年以上も前に撮った古い写真が次々と出てきました。1999年に購入した Nikon CoolPix700で撮影したものなのですが、これが思いのほかよく撮れているんですね。
この頃はフィルム一眼や「写ルンです」との併用もしていたころで、普段撮りはこのCoolPix700や「写ルンです」、ここぞと言うときにはフィルム一眼のPENTAX Z-70Pを使用していました。
よく撮れている写真同士で比べれば、その後に購入したIXY Digital 50やRICOH CX1にはさすがに負ける感じがします。でも、一昨年の秋頃に機種変更した妻や子のケータイカメラに比べたらまだまだ上。
そこで今日、約5年ぶりかと思いますが、CoolPix700を引っ張り出して、iPhone 3GSと共に持ち出してみることにしました。
まず、久々に見るCoolPix700は「でかい」。筐体もプラスチックで、時の流れを感じます。
本体の厚みは Panasonic Lumix DMC-GF1より厚いのが見て取れますね。握りの部分に単三電池が4本格納されていますが、電池の持ちはあまり良くなかった記憶があります。旅先などで急な充電ができないような場合は重宝しますが、普段はやはり充電可能な単三電池にしたいところです。
また、このカメラに付属してきたコンパクトフラッシュカードはなんと8MBサイズ。「ファイン」で8枚しか撮れません。今日は10枚撮れましたが、心許ない容量ですね。このカメラには「ファイン」の上に「HI」という非圧縮の設定がありますが、実はまだこれを試したことがありません。8MBのコンパクトフラッシュカードではこの画質は選べないのです。
日本で販売されているCFカードの対応表で確認できたのは256MBまでで、それ以上は「確認中」のステータスになっていました。Shop.comでは4GBのCFカードがCoolPix700で使えるように書いてありますが、どうなんだろう。
さて、今日はCannondale Rize号で公園へ。まず、S山自然林にてiPhone 3GSとNikon CoolPix700でそれぞれRize号を撮影してみます。
ちょっと方向を変えて。
そのあと、神社裏の土手の上のほうへ。
影になっているので、CoolPixのほうは自動的にフラッシュが焚かれました。iPhoneはフラッシュが付いていません。CoolPixのフラッシュも2004年暮れに購入したCanon IXY Digital 50や、昨年購入したRICOH CX1に比べると強くなくて、予想より暗めになりました。
iPhone 3GSはカメラ中央周辺に焦点が合う仕様のようです。シャッター半押しみたいなことができるのかどうかわかりませんが、バイクに焦点を合わせることができませんでした。
CoolPix700は一応バイクに向けてシャッターを半押ししましたが、焦点が合ったところに四角いマークが出たりするわけではないので、焦点がきちんと合っているかどうかつかみにくいです。背面液晶も非常に小さいですし、家に帰ってモニターで確認してみない限りは出来がよく分からないです。
やはりいろんな面で今のカメラというのは便利になっているんですね。あまり考えずにシャッターを切ってもキレイな色合いで撮れますし。CoolPix700を触ってみると、いろんな点で進歩しているのがわかります。やっぱり、IXYとかCX1のほうが使いやすいですし、パソコン/Macにつなぐのも簡単ですから。ただ、等倍で見たときに荒れないCoolPix700の画像はホッとしますね。CX1などは等倍でみると、MTBのタイヤなどは細部がつぶれて絵のようになってしまいますが、CoolPixは質感を残しているように見えます。この前、CoolPix S640の人物サンプルを見てちょっとガッカリしたばかりでしたので、CoolPix700の低解像度写真は新鮮でした。
…あれ、いつの間にか(今日?)NikonはCoolPix S8000なんてものを出してますね。1420万画素だなんて…。でもちょっと触ってみたい。
CoolPix700は恒常的に使うにはストレスになるかもしれませんが、ブログサイズにはちょうどよいスペックのように感じられます。今のカメラのような背面液晶を持っていて、電池も持つ200-300万画素クラスのカメラが改めてほしい気がします。CX1とかで、画像サイズを落としてとってもキレイにならなかったので…。これからも時々稼働させてみたいと思います。
いつも持ち歩いていて、必要なときにサッと取り出して使うのにはケータイが一番です。私の場合はiPhone 3GSとなりますが、画質的にはやはりそれなりで、コンデジの足下にも及びません。他の1000万画素クラスのケータイカメラがどんな画質なのかは知りませんが、カメラ専用のコンパクトデジカメでもあれだけ細部がつぶれているのを見ると、実際にその解像度が有効なのかどうかは微妙な気がします。サイズだけは大きくなるのですが。
さて、今日は木の切り株を超えたのですが、着地でやっぱりLefty Maxがつぶれて右足を踏み外し、すねの骨をペダルで強打しましたよ。一瞬で腫れて青くなっていましたが、ペダルのピンで1箇所皮膚に穴が空いております…。
今年は年初から怪我が多いなあ。大腿四頭筋は未だに強い痛みがあるのに、怪我がどんどん重なってしまう…。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんばんは。
CoolPix700,懐かしい機種ですね~。まだ現役で使えるなんて,
この時期のモデルはけっこう丈夫なのかも・・?(中はシンプルですけど…)
仰るとおり,画素数=高画質とは限りませんし,各社が謳っている
画像処理エンジンがそれほど進化しているとも思えません。
(近年の高感度撮影モデルは凄い! と思うんですが,反面ちょっと異常な感じもします)
(↑)作例を拝見しても,解像度は低いものの,質感や立体感はなかなかのモノですし,
ちょっとメモ代わりにも十分使えそうな感触はありますね・・。
ただ,今見直して見栄えが良いのは,たぶんiMACのモニターによる部分も大きいかと。
自分自身,以前撮った写真をiMACで見直して,感動したカットもいくつかありますよ。
(そういう意味では,もっとモニター選択も煮詰めていかないとダメかな…と,思います)
いゃ・・それより,またお怪我…あ,歴戦の傷をお増やしになってるんですか?
ペダルのピン,めっちゃ痛いですもんねぇ・・私も一カ所,元に戻らない傷を負っていますが…
嗚呼・・・あんな痛い思いはもぅイヤだな・・(-。-) ボソッ。
sadaさん。こんばんは。コメント、ありがとうございます!
> 中はシンプル
外見はかなりプラスチッキーですけど、やっぱり中はCCDが入っているだけで「写ルンです」なんでしょうか(苦笑。
本体というより、電池で重くなっているような気がしますからねー。
> 高感度撮影モデル
恥ずかしながら、知りませんでした。
> 今見直して見栄えが良い
なるほど。そういえば、今回発見した写真はすべてiMac 24のモニタで見ています。
2005年から撮っているIXYで撮られた写真と直接比較してみると、肌色がちょっと変だったり、初期のデジタルカメラの「デジタルっぽい」画質?を感じたりします。
ここぞ、というときにはこれではなくPENTAX Z-70pのほうを使っていたのも、たぶん当時のモニタの画質やプリント結果がそれなりだったからかと思います。
タイヤとかが絵みたいになるのは気になりますが、等倍で見なければCX1もキレイに見えます。
CX1はWindowsとかでもよく見ているから、アラが目立つのかな?
> 歴戦の傷
いやぁ。今日はムリをしたわけではなく、いつもやっているように木の切り株を超えただけなんですよ。
いつもより少し高めの株だったので、若干前後輪を持ち上げたのはいいのですが、今日はlefty Max TPC+がぐしゃっとつぶれたのをはっきり実感しました。
Rize号に付いているペダルは購入当初から引っかかり感がイマイチなこともあるんですが、テクニック不足でスネに食い込んでしまいました(苦笑。
しかし、元に戻らない傷…。ちと背筋に冷たいものを感じました…。