ここのところVertex号の硬い感触で走っていたので、今日は柔らかいサスペンション付きバイクで走ってみるか、という気になりました。
都合でちょっと外に出していたCannondale Judge号とCannondale Prophet号、そしてCannondale Rize号のどれにするか迷いましたが、今日は滅多に乗らないJudge号を久々に駆り出します。昨日は長袖Tシャツに変えましたが、今日は暖かかったのでまたTシャツ一枚に戻りました。
Judge号の場合は、軽い散歩と神社裏の崖状急斜面で遊ぶのに適しています。
まず、神社裏に回って、Vertex号では苦戦した斜面を準備運動代わりに下りてみます。うーん。ヘッド角が66°ということもあり、急斜面を下りている、という感覚すら薄らいでしまいますね。また、タイヤが太くて強くグリップする上、ブレーキローター径も203mmと大きいので制動しやすいです。このため、最後に止まるときをのぞいては後輪がロックすることもなく、普通に下りることができています。
次に、前回Judge号で走ったとき、コントロールが難しいと思った真ん中のレーンも試してみました。車体がでかくて重いため、速度を落とすとコントロールが難しくなるためだと思います。しかし、ここも今日は意外なくらいにかんたんにコントロールができました。ここはChase号が一番ラクに行けたのですが、今日のJudge号はChase号のような感じで行けました。斜面に入るまでの制動を強くして、斜面は一気に駆け抜け、着地したときに急制動して狭い木の間を抜ける、という動きができたからだと思います。
本当はJudge号だと、このとなりのもっと長い根っこが入り乱れた急斜面で、ノーブレーキで下りたくなります。そこは昨年野沢ダウンヒルマラソンの急斜面対策で制動の仕方を何度も練習した場所なのですが、何度か述べた通り出口に切られた木の幹がデーンと置いてあるのです。このため、一気に駆け抜けることは出来なくなりました。斜度が強すぎて制動も難しいので、ゆっくり下りるのも難しくなっています。
一度、動かしてみようかなと考えたのですが、どうにもならない感じです。しかもこの幹が動かないように、左に2本、右に一本の枝が噛ませてあります。どうみてもこれはわざと置いているんだと思います。
そして今日気づいたのは、この幹にせき止められることによって、土砂がどんどん堆積しているということ。この幹が置かれたのが今年の8月中旬のことで、3ヶ月も経過しないうちにこれだけ土砂が溜まっているとは。毎日のように通っているとその変化に気づかないものですが、この数年の間にもこの斜面はどんどん姿を変えていたはずだということを再認識しました。
もちろん、このせき止めによってそれが防げるわけではありませんが、この様子を見たことで、このまま放置しておけばどんどん土砂が流れて最後には斜面の木々が危機的な状況になるということに改めて気づきました。もちろん、私が走った後地面が傷ついていたら必ず埋め戻したり補強したりはしていますが、いずれはバイクが走ること自体がムリになってしまうのかもしれません。
他の護岸工事も進んでいるので、いずれこの場所もその対象となる可能性がありますね。再度そういうことも考えた上で使わせていただかなければならないと思いました。
今日はしばらくこの周辺で遊んだあと、いつもの公園でゆっくりと周回を回ることにしましたが…。まあ、なんと面白くないことよ(苦笑)。しかも、斜面下りで右足に力がかかりすぎたのか、大腿筋膜張筋に違和感があります。この筋肉は腿を上げるときに張りますので、ペダリングのたびに変な痛みがします。ちょっと気をつけておくことにしましょう。
そこで今日は、現在護岸工事でわたれない公園のほうへ裏から回って、そこの周辺で遊んでみることにしました。
工事ということで、今日はこの公園周辺には工事をしている人以外の人影がありません。急斜面から50cm程度のドロップをジャンプして、Judge号の性能を堪能した後、階段を下りて、斜面を登るミニ周回を何周もして遊びました。写真の階段を下りるのは今回が初めてですかね。
このミニ周回だとそこそこの登りと下りを楽しめます。Judge号だと下りは全く苦にならないですが、舗装している登りはダンシングパワーをすべて吸い取られる感じです。リアが220mmもありますからね。
今日みたいに人がいなければ、明日あたりにProphet号 or Rize号で遊んでみたくなりました。Prophet号だとシッティングで登れるし、下りはサスペンション任せではないコントロールもより要求度が高くなりますしね。カーボンの生粋XCバイクであるVertex号はこの階段はちょっとつらいかもしれませんが、一度フラットペダルに変えて練習してみたい気もします。
コメント
コメント一覧 (4件)
icofitさん こんばんは〜。いつもお元気そうで、何よりです・・(笑。
しかし・・・(絶句 Cannondale Judge号とCannondale Prophet号のシート・ポスト長が…(爆
また一段と成長したような錯覚が・・? うーん、気のせいかなぁ。
複数台あると、それぞれ違った感触を楽しめますよね。まるで、日替わり定食みたいに・・(ぼそ。
うちでも、倉庫代わりになっているミニバンを養うくらいなら、
自転車が3〜4台あっても良いではないのか? …と思えるこのごろですよ(かなり、言い訳…苦)
ところで、(↑)凄い切り株ですけど・・・さすがの“ハルク”さんでも動かせませんか・・。
コレさえなければ一気に下れるのに・・・まぁ物は考えようで、コレがシケイン(速度落とし)だと思えば・・。
Judge号、やっぱり足長ですねー。こぎ始めはフラフラしませんか?
以前DHバイクで散歩していたら、信号待ちでやたらフラフラしてしまって・・見ている人は、不思議だったかも。
sadaさん。こんばんは。
トヨタ撤退、結構ニュースで流れていますねー。
昨日までそうでもなかったのに、とたんに残念な気持ちになってきました。ゲンキンなもんです(苦笑)。
> また一段と成長したような錯覚
Judge号は今日は結構持ち上げているかもしれませんねー。
Prophet号は長く変えていないですけど、上から撮影しているのでものすごく長く見えますね。
400mmポストを使い切りそうな感じなのは確かで、これはProphet号のフレームが小さすぎるのかも。
> ミニバン
いやあ。私は免許とミニバンがあったらなあ、とあこがれます。
でも、現段階で車があったら、XC系ではなくDH系参加を狙っていたことでしょう。
ここ数年、何度も「免許とる」宣言しているんですが、実現しません…。
> 凄い切り株ですけど
今日は実は動かそうと思って、下に敷いてある木をどけていたのですが、こりゃさすがに意識的に置いたのだろうな、と思って考え直しました。
> シケイン(速度落とし)だと思えば
ですね。今度Prophet号での下りを試してみようかと思います。
> こぎ始めはフラフラ
ああ。確かにありますねー。
このバイクはフローティングブレーキ標準装備のせいか、速度が乗るまでは左にぶれやすい気がします。
平地で、低速で走る場合は、Judge号の足の長さはネックですね(苦笑)。
おつかれさまでした
Works Teamカラーに彩られた Judge号カッコいいです
(もちろん同じく Works Teamカラーの Prophet号も)
伸びやかなホイールベースも DHバイクらしくてイイですw
>>sadaさん
>>Icofitさん
ダブルサスペンション MTBのスタートは常にダンシングです!
街中で他人様の目がある場合は・・・・なおさらですッ!!w
赤が好きさん。反応ありがとうございます。
> ダブルサスペンション MTBのスタートは常にダンシングです!
ははは。すごい風景ですね(笑)。
Judge号は確かに、ダンシングで乗り始めてますね。Prophet号はほとんどリジッドなんで、Vertex号同様に乗れますよ。
しかし、Judge号は重心が若干左寄りですね。最初に買ったときから感じました。
ダウンヒルをしているとすばらしいのですが、平地や低速走行時には左よりに感じます。
重いフローティングブレーキセットが付いているからでしょうか? ブレーキング中にサスペンションが活きるのは魅力なのですけど、それがないProphet号やRansom号でも十分にダウンヒルできたしなあ。
それでフローティングブレーキセットを外してみたいと思ったりしているのですが、外した場合リアブレーキはどう設置していいか、代替部品があるのかどうかも不明です。2006年にはDHレプリカ以外もあったはずで、フレームにブレーキを固定する部品はありそうなんですけどねー。
というか、Judge号なんか、平地で乗り回すんじゃない、ということか(笑
Prophet号はLeftyなのに、完璧なバランスを保っています。不思議。