このブログにも時々書いていますが、私は久保田早紀さん(現・久米小百合さん)の大ファンであり、彼女の楽曲は今でもよく聴いています。
私のiTunesライブラリのトップ25を見てみると、「夢がたり」の「異邦人」を499回も再生していることが分かりました。ポルトガル録音バージョンやベストアルバム等の再生回数を合計してみると、久保田早紀版「異邦人」はこの4年弱の間に1000回も再生しています。あの独特の世界観表現、彼女の声や歌唱力の虜になっているんですね。
その「異邦人」はさまざまなアーティストによってカバーされていますが、これらを少しずつをamazon.co.jpやiTunesで集めてみました。
それぞれに味がありますが、その中でひとつだけ、オリジナルとはまた違う独特の世界観を圧倒的な迫力で表現している作品がありました。久嶋美さち(現・MisaChi)さんの「異邦人」がそれです。最初聴いたときは本当にもうビックリしましたし、子供たちにとってはオリジナルよりもインパクトがあったようです。また、私にとっては、バックコーラスに久米小百合さんが参加している、ということもうれしかったですね。こちらもこの2年間で177回再生しています。
先日、この曲を聴いたときに、久嶋さんが現在どんな活動をしているのだろうと思い調べてみると、当時の事務所からは独立されて、現在”MisaChi”名義で個人で活動されているんですね。
Webサイトを見ると、新曲「まだ見ぬ君へ。。。」の自主制作CDを販売されていました。作詞がご自身によるものであり、その歌詞がお姉さんのお腹の子供の胎児心音に影響をうけているということでした。限定100枚ということでしたし無性に聴いてみたくなって、思い切って申し込んでみたのですが、すぐにご本人からメールの返信がありました。
本日届いたCDをさっそく再生してみると、予想通りとっても暖かい曲でした。聴いていると、長男が生まれる前の自分のことや妻のことを思い出してしまいます。あれからもう14年以上も経ってしまい、すでに忘れてはいるのですが、きっと期待だけではなくいろんな不安もあったはずだと思います。暖かさだけではなく、そういったところまで思い出させてしまうMisaChiさんの声、歌唱力、表現力はすばらしいですね。メジャーなレコードレーベルの曲はもちろん完成度が高いと思いますけど、こういう素直な気持ちをそのまま表現した作品も私は大好きです。Webサイトでの受付はまもなく終わってしまうみたいですが、このアレンジでのCD化はこの100枚のみ、ということですので、注文が間に合ってよかった、と思います。
興味がある方はMisaChiさんのサイトやMySpaceのMisaChiさんのページで聞けるようですので、ぜひ。
「絹の道」を視聴してみたのですが、これもいい感じの曲ですね。iTunesはビットレートが低いので、CDで買ってみようと思います。
そういえば、久米小百合さんのほうも新アルバム「天使のパン くめさゆり・さんびか集」を出されていますね。これはこれで買わないと…。