昨日から試したくてたまらなかった、KENDA NEVEGAL USTを試してきました。
エアが抜けやすかった後輪ホイールですが、今回のKENDA NEVEGAL USTについては1日ではエアが抜けている感じは全くしませんでした。相性がいいのかもしれませんが、昨日バルブ周辺を掃除したのがよかったのかもしれません。
舗装路での走りは、こぎ出しこそタイヤが重い分若干はもたつくかもしれませんが、こぎ始めると軽いです。しかし、未舗装路に入ってしまうと状況が変わりました。前後IRC Mibroシリーズを取り付けていた状況と比べると、明らかに軽快さは失われます。重量差がありますからね。今日は路面状況もずいぶん回復してきていて、ほとんどがドライコンディションであったことも、セミウェット〜ウェット向きのNEVEGALには不利だったかも。
カタログ状の重さから行くと、NEVEGAL USTはProphetでダウンヒルするときに使っているMaxxis High Roller 2.35と同重量なので、用途的にはこの両者のほうが近いのかもしれませんね。ということは、下りの性能はいいのかも。もちろん、High Roller 2.35 USTは平地や上りはきついので、その点ではNEVEGAL USTのほうがオールラウンドに使えそうです。
Mibro Marathonも高峰山のダウンヒルコースではすごく良かったのですが、ウェットな状態の富士見のCコースではちょっとつらかったです。こういう状況下になれば、NEVEGAL USTのほうが有利になるのか?
今日は旧サイクリングコースの短い周回を回りました。前回紹介した、台風のあと折れてしまった部分はきれいに取り除かれていました。切り倒されなくて良かったです。
次の台風も控えていますので、これ以上ダメージを受けないといいなあ、と思います。
普段と同じ周回数を走っていると、やはり足回りの重さは感じます。平均速度も今日は遅めでした。それに今日は明らかにフロントの動きが悪い、と感じました。マイグレーションがかなり進んでいることが疑われました。右上の写真をみると、明らかにマイグレーションしているのが分かります。
そこで、自宅に帰ってからマイグレーション解決を行いました。
長さを調べてみると、なんと45mmもマイグレーションしていました。72cmまで伸ばしたフォークは、今日は67.5cmしかありません。72cmまで伸ばしても、セッティングするときには70cmになりますので、少なくとも25mm分のプリロードがかかっているような感じだったのではないでしょうか? Lefty Max SPV Evolveは140mmストロークを持ちますが、今回のマイグレーションの結果有効ストロークは115mmとかになっていたのかもしれません。
今日はマイグレーションを解決したあと、プリロードを2mmくらいに設定して、SPVエア圧を10psi程度上げました。次回はこの設定で乗ってみたいと思います。
ちなみに、45mmのマイグレーションが起こったあとと修正直後の写真を載せておきます。フォークの長さが2.5cm(1inch程度)伸びているのが分かると思います。
そういえば今日は不愉快なことがありました。
公園伝いに家に戻るとき、前から黒い大型犬を散歩中の婦人が歩いてきました。この大型犬の雰囲気があまり良くない感じがしたので、私はスピードを落として路肩に寄り、通過を待とうとしました。すると、なんとこの大型犬が私に飛びかかってきたのです。あと15cmで私の右のふくらはぎに食いつくところでしたよ。とっさのことでしたが、若干予感があったこともあり、犬の動きがスローモーションのように見えました。
ちょっと頭にくるのは婦人が「ナナちゃん。ダメでしょっ」て言うのはいいんですけど、私に対する謝罪の言葉が全くないことですね。こんな凶暴な犬に「ナナちゃん」なんて、あまりにも似合わない(笑)。このナナちゃんの次の攻撃に備え、にらみつけたまま、引っ張られていくのを待ちましたが、本当に不愉快な出来事でしたね。昔、長距離ランナーの父が犬を嫌うので、「なんでそこまで」と思っていましたが、改めて分かった感じがします。公園を走ったり自転車で走ったりするようになってから、本当によく犬に吠えられたり、ひどいときには今日のように飛びかかられます。
放し飼いをしてはいけない公園では、今日もその立て札の前で平気で放し飼いをしたり、走らせたりしている飼い主を何人も見ましたよ。何度かこのブログで書いた中年男性も相変わらず2匹の大型犬を放し飼いにしていて、こいつらの間をゆっくり、刺激しないように通過するときはかなり緊張しました。おとなしい犬なんでしょうが、もしこいつらが何かの拍子でナナちゃんのように飛びかかってきたら、そのときは引き綱がないのです。なんでこの人たちはこういうことを平気でできるのでしょうね。
正直、この数年で私は大きな犬は大嫌いになりました。父なんかはたぶん何十年もこういう経験をしてきていやになっていたのでしょうね。
自宅に帰り、今日の夕食を本格的イタリアンをうたう宅配ピザに頼みました。しかし、ボローニャ風スパゲティを2つ頼んでいるのにひとつしか届かない!
この宅配ピザ、全く同じミスをこれで6回ほど繰り返しています。昨年5回目をやらかしたときに、速攻持ってきなさいと言ったにもかかわらず再配達に1時間もかかったのでものすごく怒りました。再配達まで子供が待っているんですよ。それから1年くらいはミスをしないでがんばっていたのですけど…。
今日は、速攻持ってこい、と言ったら結構短時間で届きました。前回も今回も再配達は別のスタッフが来たのですが、「個数まで確認していないでしょ。個数を確認するというのをマニュアルに加えなさい」って言いました。
自転車で結構いい気分だったのに、ナナちゃんとピザでぶちこわしでした。
コメント
コメント一覧 (3件)
こんばんは。
いやはや、大変な目に合われたようで・・。
ナナ?ちゃんとかには咬まれなくて幸いでしたが、
公園での放し飼い犬は、どこでも問題になるようですねぇ。
飼い犬でも相手次第で(特に子供に対しては)突然咬みつくケースもあるようですから…
かなり、危険行為と見なすべきなのに・・。
どうも今ひとつマナーが徹底していないようです。
マイコース(河川敷)ではゴルフの練習おじさんが問題になったりしますが、
練習場に行くお金もないなら、ゴルフするなよ! といつも考えちゃいます。
(それを言うとわざわざ河川敷走るな! とか言われそうですが)
まぁ、ピザは残念な事でしたが…最低限のマニュアルは備えておかないと、ですね。
ニュータイヤのレポ、参考になりました。
やはり、けっこう印象が変わるみたいですね〜。
自転車は自分で動かすせいか、ちょっとした事で印象が変わる、まれな乗り物ですねぇ。
オートバイやクルマでは味わえない世界ではないかと思います。
新生Rize号、迫力ありますよ〜(笑)。
こんばんは。
> 飼い犬でも相手次第で(特に子供に対しては)突然咬みつくケースもあるようですから…
そ、そうなんですか!?
あの大きさの犬 VS 私の次男をイメージするとゾッとします。今回のナナちゃん(?)は婦人が引き綱を持っていて慌てて引いたことと、その婦人が怪力の持ち主(?)だったので15cmのニアミスで済みました(本当にスローモーションで空中にいるナナちゃんの脳内映像が再生されますよ…)。あれが周回の公園で見る2匹の犬だともう少し大きいし、2匹とも放し飼いなので襲いかかられたら勝てないなあ…(勝つ気でいるのかい(笑))。
> (それを言うとわざわざ河川敷走るな! とか言われそうですが)
そうですねぇ。私も文句あるのなら別のところを走れ、とか言われそうです(笑)。
放し飼いの飼い主とか、糞袋を持たずになぜかシャベルを持っている飼い主(…)、しつけの悪い犬をさておいて、「あんたが悪いんでしょ」くらいにしか思っていない飼い主。でも、基本的にはそんな飼い主たちは一部であり、感覚的に80%くらいはみんな感じのいい人です。
公共の場所ですから、うまく共存できれば、と思っています。
> 自転車は自分で動かすせいか、ちょっとした事で印象が変わる、まれな乗り物ですねぇ。
本当に同じような種類の、重さもさほど変わらないタイヤなのに、まるで印象が変わってしまうんですね。
むしろ、公園走破用 + 良コンディションの里山仕様を考え、sadaさんの使っているセミスリックタイヤに興味があります。NEVEGALはどこに行くにもそのままでそこそこ使える感じがしますが、公園で乗ることが多いわけですから、普段はセミスリックの軽いものがいいのではないかと。昔から面倒くさがりで、だいたいどこにでも使えるタイヤ、ということでMibroだったんですよね。これまでは。
あ、確かにRize号、真っ黒でぶっといKENDA NEVEGAL USTの装着で、確かに迫力が増したように見える…。