Cannondale Chase 1 Original Ver.1.0

Cannondale Chase (ニードルベアリングリセット後)

バッシュガードCannondale Chase 1 Originalですが、0.9から3ヶ月半を経てようやく1.0になりました。こんなに遅くなったのは、機材を探すのが困難だったわけではなく、単に面倒だったのが理由です。でも、いつまでも0.9のままじゃなあ、とようやく探し始めて、入手したのが写真左のBLACKSPIREのチェーンデバイス/チェーンガード/チェーンガイドです。BLACKSPIRE STINGERを以前SCOTT RANSOM 40で使っていたことがあったので、今回も選択。なかなか軽いと思います。

フロントシングル今回の装着にはいろいろと苦労しました。必要な部品、そうではない部品を吟味して、いろいろな組み合わせで試行錯誤するのに約2時間ほどを費やしたのです。とりあえず、今回のセットを固定するためのボルトに噛ませるシム3個を使うのをやめ、32のチェーンリングは以前のRace Faceのものを使用することで、ぴったりと装着することができました。また、チェーンガードリングについては、BLACKSPIREの薄い金属製のものより、FSAのポリカーボネイト(?)のもののほうがかっこよかったので、これは今まで通り使っています。

そして、できあがったクランクまわりの様子が右の写真。チェーンががっちりと左右から包まれ、上からはカバー、下にはチェーンテンションを張る仕組みになりました。まあ、よほどのことをしないと、チェーンがこの外に飛び出すようなことはないでしょう。中古なので、ボルトにはさびが浮いたりしていますが、こういうのは気にしないことにしましょう。

これをもって、ChaseをVer.1.0と宣言したいと思います。

Lefty maxしかしですね。なんかフロントフォークの動きが悪いのですよ。ステムをゆるめて右側に回転させたあと、BB回し工具でLeftyのトップキャップを開けてみたら、結構ひどいマイグレーションが起こっていました。3ヶ月半乗っているけど、そんなにたくさん使っていないつもりでした。でもこれを見る限りでは3cmくらい飛び出してしまっていますね。

で、いつものように次のような手続きで解決しています。

1) 上部が内部に埋没しないように噛まされている半円形のリング2つを外したあと、

2) 右手でフレームを支え、左手でフロントホイールを持つようにして、数回フォークを伸縮させます。伸ばす際に、伸ばす方向に軽く力を加えるのがミソです。

3) このようにするとベアリングが正しい位置に戻り、写真では飛び出している心棒が本体の中に隠れます。するとフォークの長さが復活するのです。4) このあと、半円形のリング2つを元に戻し、キャップをかぶせてBB工具で固定したらステムの位置を正して終了です。

Prophetの完成車についてきた80mm 20度のステムなら、ステムの位置はそのままでも操作修正可能なんですけどね。

最後にVer.1.oの全体像を。

Cannondale Chase

Cannondale Chase (ニードルベアリングリセット後)

ちなみに、上がマイグレーション解決前、下がマイグレーション解決後です。フォークが明らかに伸びているのが分かりますね。

こうやってChaseを仕上げてみて、早くもVer.2を目指したくなってきてしまいました。

というのは、マイグレーション解決でフォークのしっとり感は回復したものの、どうもリバウンドダンパーが効かなくなっているようなのです。もうちょっとだけリバウンドを効かしたい気がしますが、調整できません。

また、マイグレーションを解決してしまったからなおさらですが、140mmストロークということで、フロントが前上がりすぎですよね…。やはり、これが110mm – 120mm程度のものだといいかな、と思ってしまいます。

しかし、それをやってしまうと、フォーク + フロントホイール(or ハブ)の交換になってしまうので、費用がかさんでしまいますね…。だったらProphetの前後サスペンションを他社製に、とか、いろいろと妄想がふくらんでしまいます。

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