SCOTT RANSOM 40を元に戻すはずが…

チェーンデバイス変形

今週末よりSCOTT RANSOMを元に戻す作業に入っていますが、先週末はチェーンを詰めすぎた上にチェーンデバイスがフレームに近すぎて「走らない」状態になってしまっていたので、今日はその続きを行うことにしました。先に、阿佐ヶ谷のフレンド商会にRansomの前輪用のチューブ、チェーンのコネクティング・ピン、その他を買いに行きました。Ransomは乗れないし、ロードもなくなったので、Prophetで。

最初はチューブとコネクティング・ピンだけ購入予定が、5000円以上買うと30%引き(Shimano製品20%引き)とのことだったので、そのほかにもいろいろと買い物してしまった。20-30%引きっていうのは大きいですね。完成車も商品券で還元するというのでいろいろと見て回りました。盗難事件などの影響もあり、ProphetやRansomを駐輪場に置くのは危険であることを理解したため、駐輪場における足代わりの自転車が欲しくなりました。フレンド商会にはそんな手頃なバイクもあり、もう少し待って購入を検討したいと思います。

さて、Ransomの整備です。前回チェーンが短かったのは、実はShimanoのマニュアルをみてのことでした。

  • アウター・ローの状態にした場合の長さに2リンク分を加える

OR

  • アウター・ハイの状態にしたとき、プーリーケージが地面と垂直になる

ようにセッティングするのだそうです。

しかし、Ransomは前2枚なので、真ん中のリングで調整してみました。それがいけなかったのかな…。併せてチェーンデバイスが間に入るので余計にプーリーゲージが引っ張られて窮屈になるのでしょう。

ただ、

「アウター・ロー + 2リンク分 = アウター・ハイで地面と垂直」

は確かにほぼ同じになりますね。これは新発見。

今日はまず、チェーンの長さを適正にしました。前回切った分を足して、長さを見る作業を行いました。上記の設定よりかなり長くはなりますが、張りは問題なさそうです。

残念ながら、チェーンの長さの調整を先に行ったのが大問題でした。あるいは長さだけ軽く確認したらチェーンはつながずに置いておくべきだった。

次にクランクを抜いて、チェーンデバイスの位置を調整します。以前に撮影した写真を目安に、位置決めをしました。

そして、クランクを取り付け、反対側から締め込みます。このとき、チェーンリング側が吸い込まれるように固定されているのですが、締めがなかなか決まらないなあ、と思ってチェーンリング側を見ると、

「うわーっ」

と思わず声が出てしまいました。インナーリングとチェーンデバイスの間にチェーンが挟まり、チェーンが変形しながらチェーンデバイスを強く押しつけて本体の形に沿ってアメのように変形しているではありませんか!

最悪です…。

週末からチェーンをつないだり切ったりしてました。もうチェーンの換えもない。

今日仕上がったら購入店に持っていって、リア・サスペンションのネガティブルバルブを調節してもらう予定でしたが、まずショップに行けないじゃないですか!

右の写真は今日の作業の残骸です。ぐにゃりと変形したチェーンデバイス。噛まれねじれたチェーン。これを外すのには右側のBBキャップを外す必要もあって面倒くさいのです。そして、何回も抜かなきゃいけなかったコネクティング・ピン。新しいピン、今日だけで5本使ってしまった。10本買ってきておいてよかったです。

夕方になって、購入当初に外したままとっておいたチェーンが見つかり、それが変形した4リンク分と同じ長さのチェーンであることが分かりました。とりあえず、それをつないで変速系の調整をしてみましたが、前3枚 ⇒ 前2枚に変更するのはこれはまたこれで大変。

とりあえず、

  • 一度走れるのを確認
  • 走れるようだったら、購入店に持っていってリアサスの調整
    • もしかしたら、リンク周りの調整依頼も必要かもしれない。
    • ロックアウトの不調はカーボンカバーのせいだったので、とりあえず大丈夫そう。
  • チェーンデバイスを付け、チェーンの長さを再調整

という計画になるかな?

ただ元に戻すだけなのに、いつまでかかるんだ…?

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