SCOTT RANSOM 40 (2007)については、フロントフォークを除き購入したままの構成になっています。
今回、野沢温泉を試走してみた結果、
1) ダウンヒル性能はかなり満足
2) やたら滑る
3) 上りをとても重く感じる
4) フロントフォークの設定が固い?
というような印象を持ちました。
フォークについては、設定をいろいろと変更してみることにしましょう。滑る件と上りの重さについては、タイヤの選択が大きく影響すると思います。そこで、新宿と阿佐ヶ谷の自転車屋に行って、いろいろと見てみることにしました。
新宿では、Trigonの安価なカーボンハンドルがおいてあったのを見て、予定外でしたが購入しました。ハンドルバーの太さに合わせてステムも購入したのですが、今までのものより約10mm短く、ライズ角も若干大きくなります。このほか、パーツクリーナーとグリースを購入。
夕方配送を指定していた冷蔵庫を受け取り動作確認したあと、阿佐ヶ谷の自転車屋に行きました。土曜日にパンクしたProphetに履かせているIRC Mibro for Marathon 2.25が補充されていたので、1つだけ購入しました。あと、工具箱を富士見で紛失してしまったので、新たにTIOGAの工具セットを入手。今回は箱型ではなく布バッグです。壁掛けにしても使えるようです。ただ、XTRなどのクランク抜きに使う工具が新宿にも阿佐ヶ谷にもありませんでした。HOLLOWTECH II用のクランク抜き工具はかなり特殊なんでしょうかね?
タイヤは現在KENDA BLUE GROOVE 2.35を使っていることもあり、同じKENDAのウェットタイヤであるNEVEGALの、一つ細いサイズ(2.10)を買おうと考えました。しかし、これがまた見つからない。自宅近くの自転車屋においてあったGTの安価な完成車に付属しているのを見つけましたが、まさかタイヤのためにバイクを買うわけにもいかず。今回はWetタイヤではなく、軽さに優れるContinental Mountain King 2.2 Supersonicを購入しました。2.2ということである程度のエアボリュームは期待できますが、耐パンク性は劣るようです。新宿にも阿佐ヶ谷にも同じものがありました。ダウンヒル性能は若干落ちるかもしれませんけど、富士見のように固い路面の上を高速で降り続けるわけではないし、草地を走る場合が多いことを考えれば十分な性能を維持できるのではないかと思います。土曜日はNさんに上りで何回も離されているし、数カ所ある上りをスムースに処理できることはより重要だと思いました。
自宅に帰り、まずはハンドルから交換です。完成車のハンドルが680mmだったものが今回660mmになります。これでもProphet用の630mmより30mm長い。グリップはProphetと同じものにしました。カーボンになって若干軽量化されたはず。ステムが短くなり、少し上に上がったので、ダウンヒルマラソンにはいいのではないかな? 特に私のRANSOMはMサイズで結構大きく感じるので、後方への加重移動はしやすくなると思います。また、ハンドルがカーボンになったことで衝撃吸収度が高まることへの期待もあります。
次にタイヤ交換です。間違いなく軽いけど、思ったより細い。ProphetにつけているMibroと同じくらいか若干細いかも。新宿のお店には2.4inchのラインナップもあったので、ダウンヒルマラソンという特性からそれを選択しておけばよかったかな。
あと、漕ぎを重くしている原因に、チェーンガイドがあります。フロント3枚のチェーンガイドがないProphetで問題なく下れるのを確認していますので、今回これを取り外してフロント3枚にします。以前Prophetから取り外したチェーンリング+クランクセットをそのまま使うことにしました。チェーンガイドはBBを外さないととれないので、今回初めて開けてみましたが、中から水が出てきました。土曜日に強い水流で何回も洗浄したためだと思います。また、BBの中は金属の削りカスだらけなのはProphetと一緒でした。タッピングして、自転車を組み立てる時にきれいに掃除しないもんなんですかね…。
とりあえず、チェーンガイドを外して、クランクセットを取り付け。チェーンは以前購入したXTRチェーンの新品があったのでそれに交換しました。
というようなわけで、野沢に向けた第一弾の改修が終了しました。
ちょっと外で乗ってみましたが、目茶苦茶軽くなっています。余計な部品を外したり軽量パーツに変わったりで、実際の重量もかなり軽くなっているのだと思います。これだけの変化を目の当たりにすると、「もっと軽くできないか」と欲が出てきてしまいますね。サドルとかシートピラーとか、ホイールとか…。ホイールは価格的にちょっとやばいなあ。
今回コンチネルのタイヤを初めて使いますが、太さとエアボリュームの割に転がりが軽いです。野沢で乗るのがとても楽しみ。