Cannondale Prophet(車体) + Specialized Toupe Team(サドル) + PROFILE DESIGN ELITE STRADA(シートポスト)の組み合わせで、舗装路でしたが10数kmほど乗ってみました。
ロード用ということでパッドの部分が薄く、ロードにつけているカーボンむき出しのSELLE ITALIA SLR CARBONほどではないにしても結構コツコツくることを覚悟していました。
しかし、乗ってみると意外なほどに快適でした。座骨の部分には、確かに硬いものが当たっているような感触はありますが、痛いという感じはありませんでした。むしろ、真ん中に溝と穴があるので、股間の圧迫感が感じられないのがとてもよいです。
それにカーボンのベース部分がよくしなる感じがして、ショックを吸収しているようにも感じます。カーボンシートポストを長く突き出している影響も大きいでしょう。
結構後ろ乗りにしているので、さらにたわみを感じやすいのかもしれませんが、それまでつけていたfi’zi:k GOBIよりもよくしなる感じがするので、ちょっとだけ心配にはなりました。
ただ、以前の350mmシートポストでは長さが足りずに、「ここまでは突き出しOK」というminimunのラインを5mmほど超えて利用していたのですが、今回の400mmは余裕があります。今回はロードと同レベルの高さまで持って行っても大丈夫で、非常に漕ぎやすくもなりました。以前の350mmタイプだと、Toupe Teamのような薄いサドルはつけられなかったでしょうね。以前のシートポストのminimumよりも20mmほど突き出していますから。
350mmでも最近はminimum 75mmという製品が出ていますから、本来はそちらがぴったりだったかもしれませんけど。
逆に400mmあることで、サドルを低くするほうが大変かもしれません。アルミのときより、窮屈ですから。
おそらく、この組み合わせは激しく乗るのには向いていないと思われるので、山を走る場合、場所によってはjudgeのシートポスト + GOBIを借りることになるかもしれませんね。