先日、ロードバイクのBianchi ML3 Veloce Mixに乗って、非常に怖かったという旨のことを書きましたが、翌日乗ってみるともうなんともなくて、MTBと同じようにグリグリ乗っていました。たった1日で不思議な気もしますが、ロードバイクを購入したときのエントリを見ると同じことを書いています。きっとすぐ思い出すんでしょうね。
ロードバイクは舗装路での加速もスピードの維持も半端ではないですが、段差の乗り越えとか、タクシーの割り込みや反対車線を走る自転車のためにブレーキングするときなど、結構気を遣います。精神的にはProphetやRANSOMのほうが楽。
さて、今日は注文していたDYNOCOのaround DVD MAGAZINE (1.0)が届きました。これは、MTBのジャパンシリーズの前半戦、および全日本選手権の模様が収録されたDVDですが、日本のシリーズをひとまとめに扱った映像作品というのは今まで見たことがありませんでした。ワールドカップだと、earthedシリーズやLINESのように、DHの1シーズンを追ったものがあるんですけど、ジャパンシリーズは雑誌の付録やインターネット動画で断片的に見た経験しかありません。
XCレースは雨の中、ぐちゃぐちゃのコースをかなりのスピードで走っていて、改めてそのすごさを感じました。各レース、数人の選手の走りを少しずつ紹介したあと、トップ3を3位から紹介するようなスタイルでレースを時系列で追うようなつくりではありません。ですから、レースのどの時点でこんな駆け引きがあったとか、あんな出来事があったとかというようなことを楽しむような映像ではないですね。ちょっとDHレース的な紹介の仕方だと思います。
XCについては、雑誌(MTB Magazine, funride)の付録でアテネ選考レースを過去に2作品ほど見たことがあったのですが、これらはレースを頭から順に追っていく展開でしたので、レースの臨場感を楽しめました。XCレースを紹介するのなら、私はやはり過去に見た雑誌付録の作品群のほうが好みです。
DHレースもXC同様の紹介の仕方ですが、DHレースはXCのように一斉スタートではなく、一人ずつ時間差で走るのでこの編集はとても自然です。ただ、一人当たりの映像をもう少し長く見てみたい、というような気持ちに駆られましたが、あれだけのレースをDVD1本に収めるわけですから、仕方がないかもしれません。
BONUSのインタビューは、この選手はこんな状況で走っていたのか、というようなことを知ることができます。今日入手して1回目は全体を通して、2-3回目は部分部分にクローズアップをして断片的に見ましたが、1MTBファンの私にとっては、いろいろな発見がありました。こういう(小さな?)サプライズが多々あるのも楽しいものです。たとえば、安達選手が箱館山で使っていたのは、Judge DH ? とか。今年私もJudge DHを入手したので、ちょっとうれしかったりして。
一言でいうとこのDVD、カッコいいです。製作/監督は現役DHプロライダーの内嶋亮さん。センスありますね。