現在、MacBook ProにKB611をUSBコネクタ経由で接続し、Mac OS XとWindows XPをBootCamp経由で切り替えて共用しています。
確かにとても便利ではありますが、Windowsを使う機会と言えば、Webでの動作確認くらいです。今後は、Mac OS Xでは見られないWeb動画を見たりするのにも使おうとは思っていますが、そのためにわざわざMacBook Proを再起動するのはちょっと面倒です。
以前、Parallels Desktop for Macを使用してみました。しかし、Mac OS X上のドライバで「無変換」と「Caps Lock」をカスタマイズしていることによって、逆にParallels Desktopで稼働するWindows XPでは正常にタイピングできません。それだけではなく、この環境ではなぜか濁音、半濁音が別々に出力されてしまうなどの問題もありました。
今後Parallelsも活かしていきたいと考えていますが、今回、先行予約受付も始まった VMWare Fusionをためしてみることにしました。
BootCampにインストールしたWindows XPを使う設定をしましたが、前回Parallels Desktopが正常終了しなかったために、VMWareで初めて立ち上げることに躓くことになりました。しかし、Parallels上で起動、再起動を繰りかえしたあと改めてVMWareから立ち上げてみると、うまくいきました。
しかし、Direct Xを有効にしたり、2つのコアを有効にする設定にしてしまったためか、Windows XPのライセンス認証を求められ、しかもリクエストは「ハードウエアが大幅に変わってしまったために」受け付けてもらえなかったのです。
次に、私がMac OS X用にドライバをカスタマイズしていただいたトリニティワークス社のApple K for VMWareをインストールし、Windows側のIMEにATOKを設定して、Mac側とほぼ同じになるように設定。
そして、日本語を入力してみると…。大成功です。BootCampで立ち上げたときと同様に日本語を入力することができました。しかも、Mac用キーボードで入力していることになっているので、英数とかなの切り替えの間でモードずれが起こる確率も低くなりました。ただ、若干もたつきがあるかな?
それでも、私の使い方だとこれで十分なのではないかと思います。
ほとんどシームレスに、MacとWindowsを使えるようになりました。
恐らくParallels Desktopでも、Apple K for Parallelsを使えば同様の環境を作れるのではないかと思います。V3からはDirectXにも対応しますし、応答もVMWareより現段階では早いようですから。濁音・半濁音の問題が解決していると嬉しいのですが…。
もう少し試用してみますが、すでにライセンスを持っているParallels DesktopとVMWare Fusion、どっちにしようか迷っています。