昨日注文したSCOTT RANSOM 40はゆっくり取りに行くつもりだったが、年末まであまり時間がなく、今日くらいしか時間がとれないことがわかった。そこで今日の夕方、急いで取りに行くことにした。
私がトレイルストアに到着したときは、代表の和田さんが私のバイクの最後の調整を行っていたところだった。
このバイクについては、SCOTTオリジナルのリアユニット、初めて使うマルゾッキの20ミリアスクルフォークなど、結構わからないことがたくさんある。これについては、和田さんがとても簡潔にわかりやすく教えてくださった。昨日友人のHさんとも言っていたのだが、本当に腰が低くて対応が丁寧な方である。
とりあえずこれで、日常の調整は自分で行えると思う。DHバイクを目指していた関係で当初の予算よりは購入資金を抑えられたので、今年度中におすすめいただいたフォークへの交換を検討しているが、少しの間、標準のフォークを使って楽しんでみることにしよう。
後輪ロータに若干の問題があるようで、後日交換していただけるそうだが、わからないことがあったらその際にまた相談してみようと考えている。
また、SPDペダルだったので、今日は対応シューズでお店を訪れたのだが、なんとはまったクリートがなかなか外れない。これにはちょっと困った。あとでペダルを交換するか、私のシューズについたクリートのほうを標準のものに交換してためしてみようと思っている。
さて、和田さんにお礼を言って、ペダルにクリートがはまらないよう、土踏まずでこいで自宅に向かった。途中ケンタッキーに向かったので、10kmくらいは走ったと思うが、タイヤが2.3インチだし、車重もProphet 1000より重めなのでちょっと大変になるだろうという予想を裏切り、SCOTT RANSOM 40はかなり満足な町乗り性能を発揮した。SPDも使わずに、土踏まずでヘンなペダリングをしているにもかかわらず、進むこと進むこと。
そして、乗っている感じがすごく懐かしい感じがした。最初に購入したMTBのJekyll+フリーライド・ポジションに似ている感じがしたのだ。フレームサイズがジキルと同じMサイズを選んだことも一つの理由かもしれない。路面にコツコツ当たる感じや進む感じは、今乗っているProphetにもすごく似ている感じがする。同じくらいの急逆を上ろうとした感じでは、XCポジションを選べるProphetやJekyllにはかなわないが、思ったよりは上れる。ハンドルが浮き始めたところでやめたが、たぶん、SPDペダルにクリートをはめて、サドルをホライズン(水平)にしていたら上れたかもしれない(現在の設定はちょっと前上がり)。
フロントフォークはプリロードが効いているのもあって、ちょっとはねるので、和田さんに習った方法でちょっと調整してみたいと思った。
リアは、手元で「ロックアウト」「100ミリ」「165ミリ」を変更できるが、町乗りは100ミリが一番しっくりした。また、FOXのプロペダルのような機能を有効にすると、突然私の現在のProphetとそっくりな乗り味になる。これって、1台でいろんなことができるバイクなのでは? もちろん、Prophetは平行して乗り続けるつもりだが、あまりにProphetとかぶってしまうと、Prophetが登場機会を失ってしまうのでは、と思えてしまうくらい。Prophetほど上体が起きないので、ペダリングそのものもやりやすいのかもしれない。
ちょっとこれ。はやく山で乗ってみたいですね。