2004年の9月の終わりに友人に紹介されて、11月にMTBを購入して乗り始めてからは、山だけではなく町中でもMTBに乗るようになっていた。1台目のJekyllもかなり性能的に優れていたのだが、もっとも下りも楽しみたい、ということで1年もたたずにProphetを購入という熱の入れ込みよう。
しかし、今月ふとロードバイクが懐かしくなり、ちょっと乗ってみることにした。購入直後、あんなに乗り込んで大事にしていたのに、少しホコリをかぶっているところをみるとかわいそうになってしまった。
そして、乗ってみるとその爽快なこと。MTBのほうが乗り心地ははるかにいいのは間違いないが、ロードの加速は半端ではない。
どの自転車が快適なのかについては、そのときに利用するコースにも左右されるのかもしれない。山手通りのように車道を走りにくく、裏道や歩道を多用しなければならないコースではやはりMTBのほうが快適だ。しかし、車道を走ることが長いコースでは車の流れに乗ることがラクなロードのほうがいい。
MTBはブレーキもよく効き、地面のでこぼこもうまく吸収してくれるので、コントロール性もよくて結構安心して走れる。その分、かなり低速での移動で、よくママチャリにも抜かれる。ロードはブレーキが効きにくく、軽くて横風の影響をもろに受けやすい。小さな段差も跳ねるし、コントロールは正直難しい。しかし、その分自転車の移動速度は速く、爽快ではある。
この1カ月の私のトレンドは(といっても、途中1週間以上寝込んだが…)、楽に走ることより、多少緊張感が高く爽快な走行のようである。そいうわけで、ほとんどロードばかり。
今度はMTBがホコリをかぶることがないようにしないと。