ブレーキ部品交換

Cannondale Prophet 1000 2005

ここのところ激しく乗っているせいか、Prophetのリアブレーキが再び異音を発している(実は、以前困っていたリアブレーキの異音は、ピストンに少量の注油を行うことで見事に収まっていたのだ)。

そこで、いったん洗車してバイクをきれいにし、必要なパーツに注油する、という作業を行ってみたが、後輪ディスクブレーキをみて愕然! ブレーキパッドが完全にすり減り、なくなってしまっているではないか! というか、バッドのベースの部分までなくなっている。

実は、近くの自転車屋ではなかなか交換部品を見つけきれず、スペアパーツを持っていない。このため、Bikitさんに持って行くため、その間だけでも持たせようと改めて組み付けたのだが、これが失敗の元だった。薄くなったブレーキパッド部品はピストンにより過剰に押し出され、ローターに引きずられて外側まで飛び出し、完全にロックしてしまったのである。パッド部品を止めるピンはぐにゃりと曲がっていて、「完全にアウト」。

強引にはずし、ローターに当たらないようにリアブレーキを固定し直して、本日Bikitさんに在庫を確認の上持ち込んだ。

Bikitさんは対応が早くてほんとにいい。私が到着するとすぐにバッドを出してくれて、そしてすぐに交換に取りかかった。完全にパッドが削られた部品をみて相当驚いていたが、結構珍しいケースなのか…。富士見パノラマCコースを雨の中走ったばかりだったが、雨天走行は若干パッドの減りを早めるらしい。それでも、こんなになってしまうことは予想の範囲外なのだそうだ。

私などはこのブレーキの調整にいつも四苦八苦してしまうのだが、あっという間にベストな状態に復活させてくださった。さすがである。ブレーキのコンディションは乗るたびに微妙に変わることがあるらしいので、明らかにおかしい場合は、パッドを両方に広げる形でリセットするようにとのことであった。
合わせて、野沢大会で気づいた、ハブのゆるみについても、締め合わせをしてもらうように要望した。というのは、私の自宅にあるハブスパナが、玉押しのサイズと合わなくて、十分な締め合わせが出来ないためである。
これもきっちり調整してもらったが、ホイールの転がりが明らかによくなった。当然だが、今までは私の十分でない締め合わせにも問題があったのだろう。
Bikitのディレクターさんが、ゆるみが起こったと思われる原因を分析してくださった。ノギスで右にはみ出したハブシャフトのサイズと、左にはみ出したハブシャフトのサイズの違いを見せてくれたのである。わずか0.5mm、左のほうが短かった。このような狂いも、ハブのゆるみの原因になるそうである。また、こういったゆるみはくせになる場合があるため、今後も用心してほしい、とのことだった。いつもながらの手際の良さと丁寧さに感心してしまった。

実は、妻のために予約したCannondale 2006年の新製品、Rush 400はまだ入手できていない。これについて確認してみると、400のほうはどうも出荷が遅れていて、12/9くらいの予定だったのが、1/9になりそうだという。
それに対して600は、今現在キャノンデールジャパンに在庫がある可能性が高いそうだ。600からはフロントフォークがLeftyになるので、Cannondaleらしさがより顕著になる。妻が400を選んだのはそのカラーリングによるものだったが、私たちが予測したアルミニウムの色のようなカラーは、実はシルバーの塗装であることがわかった。これなら、逆に600のバーベキューブラックのほうがかっこいいのでは?
電話で妻に確認し、同意がとれたので、予約を400から急遽600に切り替えた。Bikitのディレクターさんは速攻でFAXを流してくださったが、現在の在庫確保に間に合うことを祈るばかりである。

帰り道のProphet、半端じゃなく快調。昨日、タイヤをMAXXIS HIGH ROLLERからIRC MIBROに戻したばかりであるが、なんと快適なことよ。次回、タイヤを新しくするときも迷わずMIBROになりそうだ。

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