新年明けましておめでとうございます。ついに1900年代最後の年、1999年に突入しました。
今年は、より実用的なプログラムのひな形の提供や、多数の種目の追加、種目の要領解説の詳細化、栄養学コラムの充実など、幅広く活動を行ってまいりたいと思います。なにとぞよろしくお願いします。
1999年というと、またあのノストラダムスの予言が注目されてしまうのでしょうね。私が子供のころ、ノストラダムス本が流行して、結構こわがっていたことを思い出します。
私は「解釈本」しか読んだことはありませんが、そこで解説されている詩というのが、どうにでも解釈できる上、どの時代に起こってもおかしくはないことばかり。これが予言のカラクリなのでしょうか?
そんな性質を利用してか、いろいろな人が彼の詩を独自に解釈しながら未来を予言?しているものですから、困りものです。しかもどれ一つとして当たっているとはいえない!
どれだけ多くの人が彼に関連する著作などのために不安に陥れられたかと思うと、その原因を作ったノストラダムスさんも罪作りな人です。彼に限らず、今までも多くの話題になった予言がありましたね。
例えば、元気象予報官のある人は1980年代に日付指定で「富士山大爆発」を予言(予測?)しました。この本はかなりの部数売れたと聞いています。
この予言が外れたのはご承知の通り。そういえば同じく元気象予報官であった私の父が「その予言は外れる!」と予言し、的中させましたので、私の父は大予言者とでもいえるのでしょうか(笑)?
ところで、その彼、1997年にも同じように「関東に大きな地震が来る」とまたしても日付指定で予言をし、本も出しました。またまたこれも大外れ。出版社はどんなスタンスでこんな本を出しているのか、良識を疑いたくなります。
なんだか、予言の実態に迫るページになってしまいました!? 少なくとも私たちは根拠のない妄想にまどわされることなく、お互いにこの記念すべき1999年を楽しもうではありませんか。